甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根より
- GPS
- 08:50
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,475m
- 下り
- 2,476m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:40
前日地元9:20出発〜下道180km弱〜駐車場2:00
4:00尾白川渓谷駐車場4:20〜4:25竹宇駒ヶ岳神社〜5:35笹の平分岐〜6:30刃渡り〜五合目小屋跡〜屏風小屋跡〜7:45七丈小屋〜8:30八合目御来迎場〜9:20甲斐駒ヶ岳山頂(20分食事休憩)〜10:40七丈小屋〜11:45刃渡り〜12:15笹の平分岐〜12:55竹宇駒ヶ岳神社〜13:00尾白川渓谷駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥に神社があり、その左につり橋があります。向こう側に行くと正面が登山道になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 山と高原地図41 北岳・甲斐駒 黒戸尾根は大きく分けて前半と後半になります。 前半は刃渡りまでの八丁登り、後半は刃渡り以降の急坂 ●八丁登り 序盤はえぐられた地形のようになっている緩やかな登山道を登ります。 若干急な斜面と緩やかな斜面が順番にありペース配分を間違えないように歩きます。 地面は全体的に滑りにくいため下りはかなり早いペースで歩けるかと思います。 刃渡りはヤセ尾根ですが、特にこの時期は危険ではないかと思います。 ●刃渡り以降の急坂 鎖場、急な階段、梯子が連荘で出てくる急斜面です。基本的に足場はスタンスがしっかりしているし、フリクションが効くので心配ありませんが、一部腕力を必要とする登りもあるかと思います。危険な箇所には鎖がついています。 ◎七丈小屋 小屋前の登山道に蛇口があり水場になっています(写真参考)。今回はコンコンと流れていました。100円で使えます。 テントサイトは小屋より少し上に行った箇所。2段になっています。10張りは張れるかと思われます。 |
その他周辺情報 | 尾白川渓谷 駐車場からつり橋を渡りますが、そこが絶好の沢遊びスポットになっていて子供連れの方がたくさん遊びに来ていました。下山後は駐車場満車でした。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
備考 | 水分は水2L(ハイドレーション)、アクエリアス500ML、スピリタスちょこっと。 水分500MLを残しでした。まー七丈小屋で水が補給(100円)できるので、下から担ぐのはもっと少なくてもよいかと思います。 |
---|
感想
今週は山に登る予定はなかったのですが、天気予報を見ると来週の早池峰の天気が悪く中止する可能性が出てきたので急きょ土曜日にどこか行こうと考えました。久しぶりの単独のため自分がガッツリ歩けるルートとして前々から行きたかった甲斐駒黒戸尾根を目指します。
前日夜9時30分所要を済ませて家を出る。高速料金体系の変更、ガソリン代の高騰のため単独だと交通費がバカにならない。180キロ弱を下道で走る。駐車場はすぐにわかり4時間30分で到着、ビール&日本酒を飲んですぐに就寝した。
2時間仮眠して4時起床、軽く朝食を食べて4時30分、ヘッデンをつけて出発、空には雲があるが星も見えたので山頂からの富士山を期待。
序盤の八丁は歩きやすい。急な坂と緩やかな坂が交互にやってくるので、歩調の調整をしながら歩く。分岐点で案内板に山頂まで7時間、さすが厳しい尾根だけある、なるべく早いペースで進む。予定よりもだいぶ短縮して刃渡りに到着。すでに明るくなっているが思いのほか雲が多い。刃渡りは思っていた危険度合はなかった。
ここからは階段、梯子、鎖場の連続する急坂が待っている。急な箇所には必ず鎖があるのでそれほど危険さは感じないが、急なため慎重な足取りが必要だ。だんだんとガスにまかれ山様は見えなり、花も少ない山のため黙々と登ることに専念した。山頂まで5時間、マップのコースタイムのほぼ半分で登頂、自分の今の体力ではこれが精一杯というところか。山頂ではガスが多くお目当ての富士山は見えず。
北沢峠方面からの登山者で賑わっていて、声を掛け合う姿を見ていると甲斐駒は本当に良い山だと思う。自分的にも白砂に輝く山頂は見て良し、登って良しの山。
下りは滑りにくい道のため、かなりハイペースで下れる。特に八丁尾根はいい感じだ。往復九時間を切れたのでとりあえず目標は達成。
下山後、尾白川渓谷に飛び込んで冷却しようと思っていましたが、家族連れがたくさんいて場違いな感じがしたので遠慮しました。お風呂に入る時間もなく着替えて出発しましたが、帰りは高速事故渋滞3発で5時間30分の運転。これのほうが疲れました。なんとかならないのかなー事故渋滞。少なくとも満足なサービスを提供できないなら割引してもらいたいです。
次のロングルートは、これより厳しいと思われる塩見・蝙蝠往復1泊2日。今年どこかで行こうかと考えています。
日帰りで、しかも13時には下山しているとは、スゴイスゴイ
私はまだ雪のない黒戸は実は登ったことがないもので...、いつも七丈小屋に泊まってのパターンなので、日帰りであっさりと片付けてしまうYAMA555さんもかなりの健脚だと思いますよ。
その脚があれば塩見&蝙蝠も1泊2日で大丈夫ですよ。ちなみにどのルートで予定ですか? 鳥倉林道から塩見小屋泊? その脚があれば、軽身で蝙蝠往復して下山できると思いますよ。蝙蝠は北アで例えると水晶みたいに奥深いところの山だから、ぜひゲットしてきてください。
それにしても高速料金、なんとかならんものか、ですよね
行きで下道を使うとは、これまたスゴすぎです(^^)
kazさんおはようございます。
黒戸尾根はキツイと言われているルートなので正直心配でしたが、意外に余力がありました。ただ速足での下りで足の爪が若干やられてしまいました。
いつかkazさんと一緒に登る時についていけないと残念なことになるので少しでも体力つけたいと単独の時は背伸びして頑張ってますよ。今年は本当にどこかご一緒したいです。
蝙蝠は一度ピークを踏みたい山。塩見も2度敗退しているのでリベンジです。やはり鳥倉からでしょうね〜。取りつきが遠いんですが…。
交通費は単独だと結構懐に痛いです。一緒に行くときはどちらか車で、都心待ち合わせで割り勘で山に行きたいものです。西側の山なら秋葉辺りで待ち合わせが良いですね〜。北側なら地元草加に近い場所ならどこでもOKです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する