鳥海山 夜景と花火のナイトハイク
- GPS
- 08:59
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 976m
- 下り
- 897m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車を大平に置き,鉾立から下山したためあまり見ないコースになっていると思います。鉾立から大平は意外と近くて車道を歩いて20分ほどでした。 |
写真
感想
ふたたび鳥海山へ行ってきました。
前回のshunssyさんとの鳥海山ナイトハイクはこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-481729.html
この日は午前に用事があったために午後から登山スタート。酒田市では酒田花火ショーが開かれるということで笙ヶ岳から夕日と花火を眺め帰ってくる計画を立てました。鉾立駐車場からスタートする予定でしたが,遠目に見ても混雑していたので,大平口から登山を開始しました。こちらの登山口は静かだし山形側(庄内平野)の景色を見ながら登れるのでおすすめです。御浜小屋からは象潟ルートと合流することになります。
大平から御浜までは雪もすっかりなくなり,雪渓が残っていた河原宿も,雪の上を歩かずに移動できるようになっていました。まだ雪融けが遅かった箇所からはチングルマが花を咲かせていました。
御浜に到着すると時間があったため鳥海湖を周回することに。御浜あたりにはまだ花が多く,御浜から御田ヶ原に向かう道では,先週よりもニッコウキスゲが多くなっていました。午後の御田ヶ原は陽の光を真っ直ぐに浴びた東鳥海の新山や外輪山が大きく見えます。
御田ヶ原から石段を下るとハクサンイチゲが群生をなしていました。先週盛りだった八丁坂のニッコウキスゲは少し終わった感じですが,遠目からでもまだオレンジ色が多く見えました。
御田ヶ原分岐からは鳥海湖へ向かいぐるっと一周。鳥海湖から御浜へ直登し,御田ヶ原に再び向かいました。夕日と酒田花火ショーは笙ヶ岳ではなくここから見ることに。
風がやや強く最大限の寒さ対策をしてじっと耐えた1時間半はあっという間で。花火の音は全く聞こえず,酒田市の夜景の中で輝く花火は異世界にいるような感覚でした。
下山は大平ではなく,鉾立から下ることに。後から気づいたのですこうして花火を見て下山している間,BS TBSで鳥海山の番組をやっていたらしいです。(見たかった…)
途中ヘッドライトで降りている2人組に追いつきました。年配の方が辛そうにしていたので声をかけるも大丈夫とのこと。鉾立から20分ほど車道を歩いて大平へ車を取りに行き,気になるのは先ほどの2人。鉾立に再度向かい登り返すことに。少し歩くと先ほどの親子が順調に下りてきていました。話を聞くと6時に登り始め,17時間以上(!!!!!)歩き続けているとか。73歳のお父さんが鳥海山に登りたいとのことで,親子ではるばる東京から遠征して遊佐の民宿に前泊しての登山だったようです。初めての鳥海山の登山で新山まで行って絶景だったという話を聞いてこちらまで嬉しくなりました。時間はかかりましたが,自分の足で最後まで歩き通した17時間(凄すぎます!)無事下山できてなにより。その日のうちに高速で東京へ帰るとのことでしたが無事帰宅できたでしょうか。
翌日は午後から時間があったのでにかほの元滝伏流水へ。実は初めて行きました。マイナスイオンをたっぷり浴びて写真を撮りまくって20分ほどの滞在。駐車場から10分ほどあるくと元滝伏流水にたどり着き今日はこの屁をやきまだまだ鳥海山には,知らないところがいっぱいあります。今度は獅子ヶ鼻に潜り!でみたい!!道路から奇形のブナを見るだけでわくわくしてきました。この夏どのくらい廻れるか楽しみです。
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