暑い日は、浄土平から一切経山・家形山・東吾妻山
- GPS
- 08:25
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 896m
- 下り
- 900m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所はなし。東吾妻山の登山道、姥ヶ原→山頂、山頂→景場平は全般的には木の段や刈払いで整備されているが、沢状や溝状の箇所も多く、雨天には不向きと思われる。 |
写真
感想
夏の変則的休みで、5日に休めることになり、ちょうど東北は良い天気のようだが、猛暑のようだ。こう言う時には、登山口の標高の高い所かなと思い、浄土平(1570m)から東吾妻の山を廻ってみることにした。昨年のsolo-soloさんのレコを参考にしています。
今日は朝から良い天気、夜は寝苦しかったですが。途中、蔵王は少し雲が架かっているようだが、吾妻パーキングエリアからは、吾妻小富士や吾妻の山々が良く見える。磐梯吾妻スカイラインはさすがに良い道である。浄土平に近づくともう高山の雰囲気である。一部、火山性ガスのため、停車禁止区間もあり。浄土平駐車場は広く、休日でも朝なら大丈夫な感じである。
浄土平は涼しいと思っていたが、既に22℃。ビジターセンターに登山届のポストがあるが、裏の登山口方面に行くとそこにも未舗装の駐車場があり、その先の木道を少し行くと、そこにも登山届のポストがある。ここから木道や緩い登りが続く。一切経山の直登ルートは登山性ガスのため立入禁止となっている。しはらく緩い登りで湿原に出て分岐、右に向かうと直ぐに酸ヶ平避難小屋である。ここから少し潅木と草の中の道を進み、沢に出る。登山道は一切経山を斜めに登る感じで、その左岸の石のゴロゴロしている登りである。しばらく登ると酸ヶ平と鎌沼がキレイに見えてくる。この登りが終わると一切経山まで緩い登りである。山頂からは反射板のある高山の背後に安達太良山の鉄山あたりの岩峰、磐梯山、東吾妻山と吾妻連峰など眺めが良い。山頂の北側からは五色沼が今日は陽を受けて素晴らしい。こんなに大きいとは思わなかった、「魔女の瞳」ですな。家形山まで行くことにしたが、一切経からは最初岩の多いザレ場で結構どこでも歩けてしまうので、行き詰ることあり、ロープに従えば間違いはない。樹林帯に入り急な下りとなり、五色沼に近いところまで降りる。家形山は岩峰が目印であるが、ザレ場と潅木の中の道である。家形山も展望が良い。
家形山から一切経山まで戻り、酸ヶ平から鎌沼方面に向かう。道はずっと木道である。鎌沼の東端で休憩し、沼の周りを半周、木道を進み、さらに東吾妻、谷地平方面の道に入る。東吾妻山方面に向かう。この辺を姥ヶ原というらしいが、ここから東吾妻山までは全般的には樹林帯の中の急登で、木の段や刈払いで整備されているが、沢状や溝状の箇所も多く湿っており、雨天には不向きだと思われる。急な登りは樹林から出ると緩くなり山頂に到着する。東吾妻山は見た目は樹林に覆われているが、山頂からの展望は大変良い。桧原湖や猪苗代湖、磐梯山の眺めが特に良い。さて、山頂からは南に景場平に降る。人は極端に少ないが、道の状況は北面とほぼ同じで、沢状、溝状の所も多い。景場平は案外広い湿原で大きな池塘もある。ここで気温を見たら30℃近い、暑過ぎでしょ。今日の福島の最高気温は36.9℃、仕方がないか。ここからは標高差はあまりないと思っていたのだが、割と樹林帯の歩きにくい下りが続き、いきなりスカイラインに到達。その場で道路を渡り、樹林帯の遊歩道へ入る。最初はほぼ平坦な道で、全く見えないのだがクルマの音を聞きながら歩く。浄土平に近い後半は案外登り降りがあったりする。吾妻小舎を通り、しばらく行くと道は分岐し、右の道を浄土平に戻ってきた。
暑さもあり、15km超えは結構厳しかった。実はその後もあり。普段なら浄土平から1時間半〜2時間で帰れるところなのだが、東北道の事故で白石出口渋滞、白石―仙台南が不通。福島から下道で4時間掛かった。疲れました。
Kyenさん、イイですね〜、平日休みの避暑ハイク。
でも、吾妻稜線で30℃ですか 。そんな中、家形まで往復して蒼い瞳を堪能された上、東吾妻まで、さすがです 。
東吾妻山の歩きにくい登降、小生は6月でもヘロヘロ でしたのに、干からびませんでしたか?近場の低山ですと蒸発ものですネ 。
もっとも、このぐらい暑いと、少々汗 はかいても、深い樹下の道の方が快適(フカイではない)かもしれませんネ 。
帰路の渋滞路の辛抱も含め、お疲れ様でした 。
odaxさん、早速有難うございます。
No涼でもなかったのですが。稜線上は風もあり、それなりに快適ではありました。平日ということもあり、一切経や鎌沼は多くの人がいましたが、東吾妻山は殆ど人に会いませんでした。確かにここの樹林帯の道は陽があたらず、少しは涼しいです(停まっていればですが)。山頂下で下ってくる小学生の団体30人程に出会いましたが、この辺ではかなりバテてきてました。道を譲ってくれるのだけど、これがキツイ。あと少しですよと小学生に励まされました。
いやー、この猛暑の中、よく行かれましたね。感服です。雪渓もほとんどないようで、これはno涼ですかね。
暑さ対策ですが、よくodaxさんは団扇とノンアルをハイクの共としていますが、kyenさんの場合はいかがでしょうか? 私は塩タブレットとか雨とかでお茶を濁していますが、何か善い対策はないものかと思案しています。太陽光発電で回る扇風機とか、コスパはどうなんでしょうね?
これだけ暑いとちょっと山行意欲がニブってしまいます。この時期は北海道とかアルプスなんでしょうけど、人が多いところは苦手なもので(ヽ゜ω゜)ノ
derakkumaさん、こんにちは。
いきなり快適な稜線歩きをしようという魂胆だったのです。前半は目論見どうりでしたが、段々気温が上がってきて。この時期仕方がないですが。暑さ対策、水分補給に気をつけるべきでしょうが、そうそう飲めるものではありません。昨日も1.5Lは飲みましたが、体重は3kg減っていました。普段だらけた生活している人は数kg減量するのは簡単という好例かと。太陽光発電の扇風機、コスパはともかく面白い格好になるでしょうね、想像してしまいました。
下山後が特にM山行になってしまいました。福島西インター近くまで来たら、下り線不通?やむなく4号線で仙台に向かうも、当然のことながら、こちらは渋滞。白石付近で4号線から高速が見え、白石出口付近が大渋滞だったので、入らなくて良かったとは思いましたが。仙台市内も花火大会で混んでいるようでした。なんとか回避しましたが、4時間掛かりました。
kyenさん、こんにちは
吾妻に行くとは伺ってましたが、あのコースを完歩されるとは恐れ入りました
前半はさておき、後半の東吾妻の登り下りが意外に長くて単調だった印象が残っています。いかにも吾妻でした。
そこに暑さが加わったらと思うと、、、
この暑い中、熱中症にならずよくぞ無事にゴールされました。お疲れ様でした。
solo-soloさん、昨年のレコをリピートさせてもらいました。
前半は暑いものの、風もあって割りと快適でした。家形山まで行って五色沼の眺めも堪能しましたし。東吾妻山の登り下りは気温上昇と疲れで結構きつかったです。最後の東北自然歩道も、快適な樹林の中の散歩道もあるのですが、段々普通の山道みたいになってくるし、利用者が少ないのか刈払いが登山道より良くないし、これで自然歩道かと思いながらの、最後のがんばりでした。でも、その後に東北道不通と渋滞の試練が。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する