佐幌岳から、すぐそこにある魔境…奥佐幌岳へ…

2022年11月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,041m
• 下り: 1,025m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:02
• 合計: 8:22

距離 14.3km 登り 1,041m 下り 1,033m

7:20 狩勝峠登山口
7:47 824ｍピーク
8:10 桜山
8:48 8:49 佐幌岳
11:16 11:17 奥佐幌岳
14:26 佐幌岳
14:59 桜山
15:19 824ｍピーク
15:42 狩勝峠登山口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/12 7:17

狩勝峠駐車場からトイレの脇を抜けて歩き始めたら、スタート前から藪に出会ってしまい…これが今日の命運を暗示していたのかも…

11/12 7:19

標識左手の藪から出て来て、佐幌岳…スタートです。

11/12 7:42

中央の平たい山頂まで、丁寧に刈られた登山道をアップダウンを繰り返しながら進み、

11/12 8:10

50分程で桜山に到着。

11/12 8:13

目指す佐幌岳まであと30分程でしょうか。

11/12 8:13

その左側に今日の戦場が見えます…

11/12 8:44

山頂手前の佐幌岳山小屋を通り、

11/12 8:47

出発から1時間半で佐幌岳山頂に到着。

2時間かけて車を走らせて来たのもあるし…

11/12 8:48

日高の山々は霞んでほとんど見えず物足りないのもあるし…

11/12 8:57

山小屋の下にある分岐から、隣の奥佐幌岳へ…出来ればその先まで…行ける所まで行ってみます！

11/12 9:08

と、最初は踏み跡もあり、薄かった藪を勇んで進んでいましたが…

11/12 9:28

次第に背丈を超えて密度も濃くなり…

11/12 9:31

我が前に道無し…
これ、カメラは水平です…

11/12 9:31

藪が跳ね戻っちゃうので、
我が後に道無し…(笑)

11/12 10:19

藪漕ぎする時は、いつも猫になりたい！と思っていましたが…これじゃあ猫も通れません…

11/12 10:46

何とか先人達が歩いた跡を探しつつ亀の歩みで歩を進め、

11/12 11:14

必死の思いで魔境を脱出して、さっきまでが嘘みたいに平和な奥佐幌岳山頂に到着。佐幌岳を見上げて、達成感と少しの後悔と帰りの心配と…複雑な心境に…(苦笑)

11/12 11:14

この先の稜線を眺めつつ…

11/12 11:16

最終目的地だった、近くて遠い稚空知岳をあっさり断念して、

11/12 11:19

佐幌岳へ向けて、魔境に再突撃します！この後、真っ直ぐ向かっているつもりが、空も見えない3m超の藪に負けてルートロスを繰り返し…

11/12 14:15

精魂尽き果てて分岐のピンクテープまで戻って来られたのが14時過ぎ…

11/12 14:17

小屋の陰で風を避けながら、今週も遅い昼食になってしまいました。

11/12 14:26

次に来るのがいつになるか判らないので、もう1回山頂に戻ってご挨拶して下山します。

11/12 14:46

こうやって見ると、穏やかな山にしか見えない奥佐幌岳…次に行くとしたら冬だなぁ…

11/12 14:58

思い出の9割以上をお隣に持っていかれてしまいましたが…サラバ、佐幌岳！

11/12 15:32

展望台が見えて来ればもう少しでゴールです。お疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

gengorooo

【べし】

例年通り行き先に困る11月…
一人で冬山に行くまでにはまだ長い年月が残っていて、今回も隙間を狙って佐幌岳に。

北海道百名山なだけあってしっかりした登山道があり、登るだけなら1時間半程で山頂まで着いてしまい…ちと物足りない…
そこで雪が降るまではほとんど登られないらしい奥佐幌岳へ。まぁこれが甘かった訳で…(笑)

自分が歩いた中では藪の濃さは最強クラスでした。今回は距離が短かったのと傾斜がそこまで急ではなかった事が、往復5時間で収まった理由なだけで、危うく明るいうちに帰り着かない所でした。何しろ空も見えない藪ですから。

今回の歩きで身に染みたのは、
奥佐幌岳…冷やかしや軽い気持ちで行くべからず…登りたければ冬に行くべし！べし！べし！