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Yamareco

記録ID: 4913016
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

【南ア】鳥倉ゲートから行く初冬の赤石岳・荒川前岳

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
19:25
距離
50.9km
登り
5,051m
下り
5,086m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:45
休憩
1:40
合計
19:25
4:58
4:59
36
5:35
5:35
23
5:59
5:59
17
6:33
6:34
32
7:06
7:18
27
7:45
7:45
24
8:09
8:10
44
8:54
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40
9:34
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26
10:00
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16
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10:20
102
12:02
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14
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12:46
26
13:12
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13:54
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14:04
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6
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14:51
9
15:09
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8
15:17
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20
15:37
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19
15:56
15:57
35
17:04
17:04
66
18:09
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10
18:36
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43
19:19
19:19
24
19:43
19:44
69
20:52
20:53
29
21:22
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30
21:52
21:52
31
22:24
22:28
8
22:59
22:59
26
23:25
23:25
31
日帰り
山行
0:36
休憩
0:00
合計
0:36
天候 天気: 快晴

気温: 鳥倉ゲート0℃(4:30頃)、三伏峠小屋(-3℃6:30頃、-3℃22:30頃)、小河内岳(0℃8:00頃、-6℃21:00頃)、荒川前岳(0℃12:00頃、-3℃17:00頃)、赤石岳で0℃(14:30頃)

風: 南西の風のち北西の風やや強く夜は強く(稜線上で6〜10m/s前後、夜半頃から15m/s前後)

積雪: 三伏峠小屋から赤石岳まで、登山道の日影部分に10〜30冂度、雪質は上部に行くほどカチンコチンとは言わないが硬くなる感じ。
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道ゲート直前の駐車場は50台程度駐車可能。AM4:30頃の時点で8台程度の埋まり具合。
コース状況/
危険箇所等
!注意!
今回は、1日晴れが約束されている状況で決行した超ロング行程です。少しでも悪天が懸念される状況であれば決行すべきではない内容です。また計画段階からナイトハイク前提での行動としています。晩秋〜初冬・3000m級での夜間行動は、滑落、道迷い、低体温のリスクが昼間行動の時よりも高くなります。このため防寒装備、ビバーク装備、ライティングなど、万全の装備が必要です。また今回の行程では区間内の営業小屋は全て冬季閉鎖に入っているため、途中での補給が出来ません。自分は常に無補給での行動を前提として準備しているため問題ありませんでしたが、荷物が重くなり体力が必要で到底お勧めできるものではありません。

概況
登山道上にある水場について、鳥倉登山口〜三伏峠小屋間のほとけの清水は使用可能だったが凍結寸前の状況。高山裏縦走路水場(高山裏避難小屋の水場ではない)も同じ状況だった。高山裏避難小屋の水場や、荒川小屋の水場は確認しなかったが、同じような状況であると思われる。登山道の状況は、いくつかある崩壊地の通過に気を使った以外には通行に支障は無かった。積雪はこの時期としては少なめなものの、烏帽子岳から先は多くの箇所で登山道上に積雪があり、滑り止めの使用を検討するに十分な状況であったため、雪山ハイキングでの登録としました。

以下、各セクションの状況

@鳥倉ゲートから三伏峠小屋まで@
この区間は積雪無し。『ほとけの清水』と呼ばれる水場は使用可能だったが、間もなく凍結により使用不可になる公算が大きいので、今後注意が必要。

@三伏峠小屋から小河内岳まで@
小屋から烏帽子岳、前小河内岳、小河内岳と、3度のアップダウンがある。この区間では、登山道上のほとんどの日影部分に積雪あり。自分が通過した際はやや固い雪質で、特に早朝や夜間は積極的に滑り止めを使用した方が安心できる。自身はノーアイゼンで通過したが、気を付けないと滑る感じ。

@小河内岳から高山裏避難小屋まで@
小河内岳からは中小のアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を下げていく行程。帰りは逆に徐々に標高を上げていくため体力的にも精神的にも堪える。小河内岳から下った後は、基本的に樹林帯の登山道。途中小規模な崩壊地に差し掛かる場面が数度あり、規制線が張られている箇所もあって、積極的には近づきたくないなという印象だった。高山裏避難小屋は冬季閉鎖中。避難小屋として使えるようだが中身の確認はせず。

@高山裏避難小屋から荒川前岳・赤石岳分岐まで@
高山裏小屋を過ぎてやや急な登りの先にある、登山道脇の水場は辛うじて稼働中だったが凍結寸前だった。その後山腹のトラバースを経て、荒川岳稜線までガレ場の長く厳しい急登。ガレ場はジグザグに踏み跡があって迷うことはないので心頭滅却し黙々と呼吸を整えながら登るとよい。このガレ場で積雪が無かったことはラッキーだった。ここが積雪していれば日帰りは到底無理。稜線に上がると、荒川大崩壊地の積雪交じりのザレた断崖細尾根を歩く箇所があり、特に帰りは強風のため非常に緊張した。

@荒川前岳・赤石岳分岐から赤石岳まで@
3000mを超える場所まで登り上がったと思ったら、すぐに500mほど標高を落として荒川小屋へと至る。日帰りのピストンでは非常に堪えるセクション。荒川小屋は冬季閉鎖中だが、別棟の冬季避難小屋はとてもきれいで快適に過ごせそうな感じだった。荒川小屋から大聖寺平までは水平のトラバース路が長く続き今回の行程で唯一ホッとできる所。大聖寺平からは再び急登となり路上には積雪も多く硬いため滑り止めの採用を迷うところだったが、結局装着なしで行き来できた。小赤石の肩からは稜線歩きとなるが、赤石岳までは想像よりも遠い。
その他周辺情報 長野県松川町/信州まつかわ温泉清流苑 https://www.seiryuen.jp AM10:00〜PM8:00
本コースを日帰りするには開始時間が遅すぎだが、睡眠時間を確保するための措置で、あえてこの時間とした。その代わり帰りはナイトハイクを前提とし、装備もそれなりの物を用意して臨んだ。
2022年11月12日 06:34撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 6:34
本コースを日帰りするには開始時間が遅すぎだが、睡眠時間を確保するための措置で、あえてこの時間とした。その代わり帰りはナイトハイクを前提とし、装備もそれなりの物を用意して臨んだ。
烏帽子岳に到着!標高2726m!天気は最高。今回は何度か試してダメだったライトアルパインブーツはやめ、普段はいているアプローチシューズとした。足が痛くならないって幸せ!
2022年11月12日 07:06撮影 by  SO-51C, Sony
3
11/12 7:06
烏帽子岳に到着!標高2726m!天気は最高。今回は何度か試してダメだったライトアルパインブーツはやめ、普段はいているアプローチシューズとした。足が痛くならないって幸せ!
小河内岳に到着!標高2802m!気温0.4℃。風は穏やか。ここまででも十分に満足できる。ここから先、誰とも会うことなく孤独な人恋しい山行となった。
2022年11月12日 08:10撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 8:10
小河内岳に到着!標高2802m!気温0.4℃。風は穏やか。ここまででも十分に満足できる。ここから先、誰とも会うことなく孤独な人恋しい山行となった。
これから向かう縦走路。果てしなく長い。
2022年11月12日 08:12撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 8:12
これから向かう縦走路。果てしなく長い。
小河内岳から先は基本的に樹林帯。鈴鹿を彷彿とさせる雰囲気に親近感がわく。往路は下り基調なのでルンルン気分で歩けるが、f復路では逆となり気分も逆となりそう。
2022年11月12日 08:25撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 8:25
小河内岳から先は基本的に樹林帯。鈴鹿を彷彿とさせる雰囲気に親近感がわく。往路は下り基調なのでルンルン気分で歩けるが、f復路では逆となり気分も逆となりそう。
それにしても南アルプスは果てしなく広い。どこまでも山ばかりだ。
2022年11月12日 09:19撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 9:19
それにしても南アルプスは果てしなく広い。どこまでも山ばかりだ。
板屋岳に到着!標高2646m!ここから先も長いので、ここで腰を下ろし、しっかり腹ごしらえをする。
2022年11月12日 09:25撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 9:25
板屋岳に到着!標高2646m!ここから先も長いので、ここで腰を下ろし、しっかり腹ごしらえをする。
この界隈では荒々しく崩壊している斜面が散見される。非常に脆いため不用意に近づかないようにしたい。
2022年11月12日 09:40撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 9:40
この界隈では荒々しく崩壊している斜面が散見される。非常に脆いため不用意に近づかないようにしたい。
高山裏避難小屋。ひっそりとした佇まい。
2022年11月12日 09:59撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 9:59
高山裏避難小屋。ひっそりとした佇まい。
高山裏のテン場は広くてペグも打ちやすそう。
2022年11月12日 10:01撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 10:01
高山裏のテン場は広くてペグも打ちやすそう。
最低鞍部(2390m位)に差し掛かる。ここから標高3000m超まで駆け上がるため気合を入れなおす。
2022年11月12日 10:04撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 10:04
最低鞍部(2390m位)に差し掛かる。ここから標高3000m超まで駆け上がるため気合を入れなおす。
登山道上にある水場(高山裏縦走路水場)。チョロチョロだが稼働中。氷の塔が出来上がりつつあり、間もなく全面凍結となりそう。
2022年11月12日 10:18撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 10:18
登山道上にある水場(高山裏縦走路水場)。チョロチョロだが稼働中。氷の塔が出来上がりつつあり、間もなく全面凍結となりそう。
荒川前岳まで果てしなく続くガレ場の急登。写真ではあまり急には見えないが、かなりキツい。
2022年11月12日 11:13撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 11:13
荒川前岳まで果てしなく続くガレ場の急登。写真ではあまり急には見えないが、かなりキツい。
稜線が近づいてきた。
2022年11月12日 11:42撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 11:42
稜線が近づいてきた。
稜線に上がると、今回の目的地である赤石岳が大迫力で現れる。これには思わず『スゲー!』と声をあげてしまった!それにしてもまだまだ遠いな。
2022年11月12日 11:46撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 11:46
稜線に上がると、今回の目的地である赤石岳が大迫力で現れる。これには思わず『スゲー!』と声をあげてしまった!それにしてもまだまだ遠いな。
東の方に目を向けると、これから向かう荒川前岳と、中岳も見える。悪沢岳(東岳)は見えない。
2022年11月12日 11:53撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 11:53
東の方に目を向けると、これから向かう荒川前岳と、中岳も見える。悪沢岳(東岳)は見えない。
荒川前岳へは、荒川大崩壊地の頂点スレスレを行く。細く脆いので緊張する。帰りは強風と暗がりでかなりの緊張を強いられた。
2022年11月12日 11:55撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 11:55
荒川前岳へは、荒川大崩壊地の頂点スレスレを行く。細く脆いので緊張する。帰りは強風と暗がりでかなりの緊張を強いられた。
荒川大崩壊地。奈落の底という表現がピッタリ。
2022年11月12日 12:00撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 12:00
荒川大崩壊地。奈落の底という表現がピッタリ。
荒川中岳の様子。
2022年11月12日 12:01撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:01
荒川中岳の様子。
荒川前岳に到着!標高3068m!気温0.4℃、風は南西方向から少しある程度。
2022年11月12日 12:03撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 12:03
荒川前岳に到着!標高3068m!気温0.4℃、風は南西方向から少しある程度。
先に悪沢岳に向かうか迷ったが、まずはより遠くにある赤石岳へと向かう。結局、悪沢岳は時間切れと体力切れにより、訪問は叶わなかった。
2022年11月12日 12:07撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:07
先に悪沢岳に向かうか迷ったが、まずはより遠くにある赤石岳へと向かう。結局、悪沢岳は時間切れと体力切れにより、訪問は叶わなかった。
赤石岳へは遥か眼下にある荒川小屋まで、泣く泣く標高を大きく落とす。
2022年11月12日 12:07撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:07
赤石岳へは遥か眼下にある荒川小屋まで、泣く泣く標高を大きく落とす。
美しい荒川斜面。夏は大規模な高山植物帯となっているようだ。
2022年11月12日 12:13撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 12:13
美しい荒川斜面。夏は大規模な高山植物帯となっているようだ。
あまりにも雄大な赤石岳の威容。南アルプスの盟主にふさわしい見事な山容。
2022年11月12日 12:17撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 12:17
あまりにも雄大な赤石岳の威容。南アルプスの盟主にふさわしい見事な山容。
荒川小屋に到着!きれいな外観だ。しかし冬季閉鎖中。
2022年11月12日 12:42撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:42
荒川小屋に到着!きれいな外観だ。しかし冬季閉鎖中。
別棟にある冬季避難小屋を覗く。恐ろしくきれいで心地よさそう!
2022年11月12日 12:44撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 12:44
別棟にある冬季避難小屋を覗く。恐ろしくきれいで心地よさそう!
荒川前岳のダイナミックな佇まい。帰りはあれを登り返すことになるのか・・・いや、今はあまり考えないでおこう。。。
2022年11月12日 12:56撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 12:56
荒川前岳のダイナミックな佇まい。帰りはあれを登り返すことになるのか・・・いや、今はあまり考えないでおこう。。。
荒川小屋からは大聖寺平まで、水平のトラバース路がしばらく続く。最高に快適な道のり。景色を存分に堪能できるひと時。
2022年11月12日 12:58撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:58
荒川小屋からは大聖寺平まで、水平のトラバース路がしばらく続く。最高に快適な道のり。景色を存分に堪能できるひと時。
どこを見回しても絶景。
2022年11月12日 12:59撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 12:59
どこを見回しても絶景。
快適なトラバース路は続く。
2022年11月12日 13:02撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 13:02
快適なトラバース路は続く。
大聖寺平に到着!高原状の別天地。この世でたったの一人感に没入する。寂しいというか何とも言えない感情がわいてくる。
2022年11月12日 13:08撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 13:08
大聖寺平に到着!高原状の別天地。この世でたったの一人感に没入する。寂しいというか何とも言えない感情がわいてくる。
荒川岳の全容。
2022年11月12日 13:10撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 13:10
荒川岳の全容。
名もなきピークに荒川大崩壊地。この世の果てのような凄まじい風景。抜けるような青空とのギャップが絵になる。
2022年11月12日 13:11撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 13:11
名もなきピークに荒川大崩壊地。この世の果てのような凄まじい風景。抜けるような青空とのギャップが絵になる。
悪沢岳がカッコイイ!しかし今回はもう行く自信が無くなってきた。
2022年11月12日 13:11撮影 by  SO-51C, Sony
2
11/12 13:11
悪沢岳がカッコイイ!しかし今回はもう行く自信が無くなってきた。
たおやかな南アルプスのイメージが覆される荒々しい山容。
2022年11月12日 13:30撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 13:30
たおやかな南アルプスのイメージが覆される荒々しい山容。
復路のこの登り返しはそろそろ現実のものとして意識していかないといけないな。
2022年11月12日 13:30撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 13:30
復路のこの登り返しはそろそろ現実のものとして意識していかないといけないな。
赤石岳への登り。もうひと頑張り!
2022年11月12日 13:30撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 13:30
赤石岳への登り。もうひと頑張り!
赤石岳の肩に乗ると、目的の赤石岳はまだ遥か彼方だった!ひと頑張りどころか三頑張りぐらい必要だなこりゃ。
2022年11月12日 13:54撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 13:54
赤石岳の肩に乗ると、目的の赤石岳はまだ遥か彼方だった!ひと頑張りどころか三頑張りぐらい必要だなこりゃ。
小赤石岳に到着!標高3081m! このころから風が強くなってきた!
2022年11月12日 14:05撮影 by  SO-51C, Sony
2
11/12 14:05
小赤石岳に到着!標高3081m! このころから風が強くなってきた!
赤石岳はまだ遠い。
2022年11月12日 14:08撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 14:08
赤石岳はまだ遠い。
今度こそもうひと頑張り!
2022年11月12日 14:13撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 14:13
今度こそもうひと頑張り!
赤石岳に到着!標高3121m!気温0.1℃!風は北西方向からで10m/s前後と強くなってきたよ。
2022年11月12日 14:27撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 14:27
赤石岳に到着!標高3121m!気温0.1℃!風は北西方向からで10m/s前後と強くなってきたよ。
腹ごしらえとたばこを堪能しつつ絶景を眺める。こちらは聖岳方面。のんびりしている場合ではないが、じっくりと装備の点検・準備をして復路のナイトハイクに備える。
2022年11月12日 14:28撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 14:28
腹ごしらえとたばこを堪能しつつ絶景を眺める。こちらは聖岳方面。のんびりしている場合ではないが、じっくりと装備の点検・準備をして復路のナイトハイクに備える。
辿ってきた縦走路。凄い所に来ちまった感が半端ない!ここでようやく折り返し!でも装備・体調は万全だ!気合を入れなおす。
2022年11月12日 14:28撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 14:28
辿ってきた縦走路。凄い所に来ちまった感が半端ない!ここでようやく折り返し!でも装備・体調は万全だ!気合を入れなおす。
ダイナミックな悪沢岳。
2022年11月12日 14:28撮影 by  SO-51C, Sony
2
11/12 14:28
ダイナミックな悪沢岳。
百間平方面。まだまだ続く縦走路。すごいな南アルプスは。
2022年11月12日 14:28撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 14:28
百間平方面。まだまだ続く縦走路。すごいな南アルプスは。
まだまだ脚は残っている。急ぎつつも安全第一に復路に取り掛かる。
2022年11月12日 15:28撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 15:28
まだまだ脚は残っている。急ぎつつも安全第一に復路に取り掛かる。
再び恐怖の荒川越え。恐れをなしている場合ではない。気合を入れて臨む。
2022年11月12日 15:29撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 15:29
再び恐怖の荒川越え。恐れをなしている場合ではない。気合を入れて臨む。
夕刻が迫ってきた。切なすぎる。さらば!赤石岳!また逢う日まで!
2022年11月12日 15:40撮影 by  SO-51C, Sony
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11/12 15:40
夕刻が迫ってきた。切なすぎる。さらば!赤石岳!また逢う日まで!
日が当たらないところは寒いが、防寒装備万全につき不安はない。
2022年11月12日 15:42撮影 by  SO-51C, Sony
11/12 15:42
日が当たらないところは寒いが、防寒装備万全につき不安はない。
ビーナスベルトに包まれた富士山の美しさといったらそれはそれはもう・・・
2022年11月12日 16:33撮影 by  SO-51C, Sony
5
11/12 16:33
ビーナスベルトに包まれた富士山の美しさといったらそれはそれはもう・・・
夕闇迫る赤石岳も美しかった!
2022年11月12日 16:41撮影 by  SO-51C, Sony
2
11/12 16:41
夕闇迫る赤石岳も美しかった!
悪沢岳はあきらめて帰路に就く。こちらはまたの機会に。
2022年11月12日 16:47撮影 by  SO-51C, Sony
1
11/12 16:47
悪沢岳はあきらめて帰路に就く。こちらはまたの機会に。
焦る気持ちを抑えて、じっくり腰を下ろし腹ごしらえ。と、その時、バタバタッ!と羽ばたきの音が。ライチョウだった。仲良く隣同士で食事タイムとなった。この後のナイトハイクも滞りなく進み無事下山。お疲れ様でした。
2022年11月12日 17:22撮影 by  SO-51C, Sony
7
11/12 17:22
焦る気持ちを抑えて、じっくり腰を下ろし腹ごしらえ。と、その時、バタバタッ!と羽ばたきの音が。ライチョウだった。仲良く隣同士で食事タイムとなった。この後のナイトハイクも滞りなく進み無事下山。お疲れ様でした。

感想



今回のツアーは、以前体調不良のため頓挫していた、鳥倉からの赤石岳・荒川岳の超ロングハイク。仕事終わりのダイレクト深夜スタートだと、どうしても睡眠時間が確保できないので、しっかりと睡眠を取ったうえで早朝スタートとした。その代わり帰りは長距離のナイトハイクとなることを折り込み、それなりの準備をして臨んだ。それにしても長い道のりだった。当初悪沢岳も訪れるつもりだったが、時間も体力も足りず、前岳と赤石岳のみになってしまった。それでも最高の快晴のもと、この時期の奥深い南アルプスを堪能できて、満足のいくハイキングとなった。



当日の装備

@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーのアミアミ下、化繊のタイツ、ソフトシェルパンツ(厚手)、メリノウールの肌着、長袖Tシャツ、ハードフリースジャケット、靴下(中厚手)、薄手グローブ、ビーニー、ミドルカットアプローチシューズ

@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
ハードシェルジャケット(使用)、予備ハードシェルパンツ、予備化繊ベースレイヤー、防寒テムレス(使用)、予備薄手グローブ、サングラス(使用)、ネックウォーマー(使用)、帽子(使用)、チェーンスパイク、トレッキングポール1本、調理用火器・鍋1式、ヘッドランプ3個(2個使用)、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー(使用)、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS(使用)、エマージェンシーシート、-6℃対応羽毛シュラフ、絆創膏(キズパワーパッド)、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ

@飲・食料@
ポカリ5.1リットル(4.1リットル消費)、水500ml(消費せず)、おにぎり梅干し1個と辛子明太子1個(全消費)、ミニガーリックフランスパン4個入り1袋(全消費)、ミニ明太フランスパン4個入り2袋(1袋消費)、カップらーめん1個(消費せず)、ミニアンパン5個入(消費せず)、アーモンド小魚150ml(半分消費)、プロテインバー3個(1個消費)、アミノバイタルゼリー2個(1個消費)、ICOS(4本消費)

ザック総重量14.89kg(スタート時)

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