悪沢岳~赤石岳ワンデイ!
- GPS
- 13:02
- 距離
- 60.8km
- 登り
- 3,909m
- 下り
- 3,918m
コースタイム
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 13:03
天候 | 晴れ🌤 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
🚴♀️沼平~椹島(約17km)※他に2台チャリデポあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
🛖千枚小屋:トイレ利用可@ペーパーあり 🛖中岳避難小屋:中で休憩 🛖荒川小屋:水場枯れ 💧赤石岳から大倉尾根を少し下った沢で取水可能(冬は積雪&凍って取水できなさげ) |
その他周辺情報 | ♨️白樺荘に後泊@夕食付き6900円 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
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感想
自宅からのアプローチが遠い南アルプス南部。赤石岳には5度登頂しているが、電車1回、バス1回、徒歩3回とマイカーでのアプローチは今回が初めて。圏央道から第2東名を繋いで3時間で静岡市街地、ここからが長かった。徒歩で3回歩いているので長ーい峠道は認識していたが想像以上に過酷、2時間半ほどかけてようやく沼平ゲート。23:30着で寝る時間ほとんど取れず涙で就寝。
2時の目覚まし、着替えとパッキングを済ませてチャリスタート。椹島までの標高差270m、途中のアップダウンが繰り返される林道で累積標高だと結構登っているはず。概ね路面はフラットだがMTBが良いだろう。1時間ほどの暗闇ライドで61′21″で大倉尾根の登山口。
◆大倉尾根
東海パルプ創業者"大倉喜八郎"が、『自身の所有する土地の中で一番標高の高い場所に登る』として切り開かられた大倉尾根。NHKにっぽん百名山でそのエピソードが語れれていて驚いたことを覚えている。
https://juzan.co.jp/大倉喜八郎の赤石岳登山/
椹島からもう少し徒歩で林道進んで千枚岳の登山口。下部はアップダウン混じる急登、マーキングあるが古く、暗闇だと認識しずらく良く確かめながらルートを辿った。標高1500m過ぎて登山道と林道の交差、地図を見ると林道が千枚小屋近くまで延びていて驚き、当時の人々の執念のじみた熱量を感じる。2000m過ぎるとチラチラ小雪が舞う(風で飛ばされてくる)、見えていた星空も見えなくなっていた。千枚小屋手前で雲の隙間から朝焼けタイム、小屋着いて日差しあびて凍える身体を天日干し。小屋周りに足跡たくさんあり、昨夜の宿泊者がいた模様。小屋過ぎて積雪量が少し増え5~10cm。先行者のトレースたどって森林限界抜けると風強くさらに凍える。どんより曇り空の千枚岳、雲流れちらりと青空見えるがすぐに隠れてしまう。積雪柔らかく凍っていないのでノーアイゼン、山頂近づくと青空多くなり、悪沢岳山頂では青空の時間が多かった。雲の隙間が部分的なので周りの眺望きかず。晴れを信じて計画通り稜線進んで中岳避難小屋、中入って風避け小休止。持ってきたおにぎりは凍っていなく1つ頬張り糖質チャージ。分岐から荒川小屋へ下ると千枚小屋からのトレースが消えた、三伏峠方面へ縦走したのだろうか。南斜面がカチカチに凍っていてたまらずチェンスパ装着。しっかり蹴り込めば問題なしだが慎重に降った。もっと硬さがあるとチェンスパではかなり厳しかっただろう。
荒川小屋周辺の水場をあてにしていたが水流なしで取得不可…残り水量1L。大聖寺平から登り返しは北面のため積雪量多め。登山道の窪みに雪が溜まっていてぷちラッセルとなり歩みは遅い、トレースは下りの1名分のみだがかなり助けられた。危険箇所無く夏道たどって小赤石岳でラスト赤石ロックオン。徐々にガス抜けて青空優勢、身体バテバテだが最高気分で赤石岳山頂。北は塩見岳、東に富士山まで見渡せて大満足。西風強いので早々に下山、分岐から尾根に入れば、西風落ち着き&日差しあり。2900m過ぎて雪少なくチェンスパ脱ぐ。もう少し下ると沢にぶつかり水取得できた、500mlほど汲んでおく。朝登った千枚岳側と違ってアップダウンなく真っ直ぐな大倉尾根、男らしさありこちらの方が好み。白樺荘のランチ営業が15:30ラストオーダーなので、それに間に合うかギリギリのライン。休まず下って東俣林道に飛び出て14:35。間に合わなそうだが、必死にチャリ漕いでゲート着が15:25で関門アウト。
15:40に白樺荘着いて食堂見にいくが営業終了の掲示あり…夕食までガマン。チェックインして翌日登山のパッキングを済ませて温泉でさっぱり。夕食は18時から、ノンアルで行くつもりだったが品数多い夕食目の前にして生ビールを注文してしまった。アルコール効果で酔いまわり19時にはおねむで就寝。
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