天城山
- GPS
- 05:39
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 920m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:40
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
ハイドレーション
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ドローン
エマージェンシーブランケット
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---|
感想
横浜駅を5:48に出ても、天城高原の登山口に立てるのは10時、という不便さもあって、遠のいていた天城に行く。
早朝にもかかわらず吊り革を持つ人が沢山いる東海道線で熱海、伊東からのバスもまた超満員。
山岳路線のバスの場合、臨時便を出して全員が座れる体制をとった方がいいと思う。ヘアピンカーブを繰り返す車内で吊り革に頼っているのはあまりに危険だ。どのバス会社にとっても、増便の手配はリソースなども限られていて、厳しいとは思うけれど、安全面はもちろんのこと、バス会社のみならず、その地域に対するイメージも悪くなってしまう。
事実、私は山梨交通のおかげで、山梨に対するイメージは良く無い。(例えば昇仙峡や、広河原路線)
天城縦走登山口で降りて身支度を整えると、まずは万二郎岳に向かう。最初いきなり下りで始まり、あまり標高を上げずに、しばらく谷底を横断する。登りに転じても緩やかな登りだ。そもそも登山口から山頂まで、標高差は僅か300mしかないし。
万二郎岳の登路では、植生が低く、何処か森林限界付近の雰囲気を醸し出している。丁度ダケカンバが現れて、その背がどんどん低くなっていく辺りの。不思議な気分だった。
万二郎岳は、このあと向かう万三郎岳に比べて開けていて見晴らしがいいので、大休止するならこっちのほうがオススメ。
万二郎岳を後にすると、ゴーロ状の急下降の後は、穏やかな稜線歩きとなる。特にアケビのトンネルは気持ちが良い。箱根の矢倉岳にもあるが、こっちの方がスケールが大きい。
万三郎岳はラスト200mで急登が現れる。結構しんどい。山頂はそこまで広くもなく、樹林に覆われている。
万三郎岳を出ると、それまでの賑わいは一気になくなり、山慣れた人達の静かな領域になる。
万三郎岳から急な下りに続く、少しの登りで小岳の山頂となる。
戸塚峠への下りは広い尾根を下る。その先に支尾根がいくつもあり、一面落葉で覆われていて、全くトレースが見えないので、間違って谷に入ってしまう。戸塚峠までは常に尾根道なので、谷筋に入った時点でアウト。トレースを探して右往左往。程なく明瞭なトレースを発見して事なきを得る。戸塚峠から先は八丁池の手前まで終始トラバース。ここでも一瞬谷に入るが、今度はすぐ気づいて、元のルートを見つける。八丁池までの道はとにかく長い。最後ゴロゴロの涸れ沢を降ると八丁池に到着する。
テントを張れそうな広場があり、景観が良い。ゆっくりお弁当を食べるのに丁度良い。トイレや水場などの整備がされていないので、テン場を前提としていないのは明らかだが。静謐と言っても良い場所で、例えテント張ったとして、昼間はいいが、夜は何か出そうで、結構怖い気もする。
天城峠へは少し湖畔を歩いた後、一旦登りとなり、トイレの前まで登る。トイレ前から、展望台への道が分岐している。トイレから下りとなるが、ここも基本トラバース。天城峠の直前で尾根に取り付き、そのまま尾根伝いに歩いたのち下り、峠に至る。天城峠そのものは何の変哲もない山の峠なので、さらに旧天城トンネルまで、更に距離にして500mほど降る。
ついでなので天城トンネルをくぐってみる。それなりに距離があり、遠くの声が響くのでちょっと不気味。トンネルを出た先で一番近いバス停を探すと、二階滝のバス停が2kmほど先にあるようなので、簡易車道を更にトボトボとくだった。二階滝からバス停のある国道の駐車場までは700m。結構な高低差がある。
とにかく落ち葉が深く、踏み跡が消し去られていて道が不明瞭なのは、この時期どうしようもない。目印はふんだんにあるものの、尾根が広かったりで、特に人気の少なくなる万三郎岳以降、道をロストしていないか、不安になる事もしばしば。
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