天王山〜十方山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜南の谷〜小塩山
- GPS
- 08:40
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:40
ゴール地点が別表記されていますが、南春日町バス停でゴールしています。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■山崎駅〜天王山〜十方山〜浄土谷 地図に従って進んで行き、椎尾神社の横から入山し、谷ルートを進みます。 分岐がいくつもあるので、標識などに注意して所定の進路へ。 縦走路に合流して、天王山の山頂方面へ。 縦走路を辿って行き、小倉神社分岐の少し手前から十方山の山頂へピストン。 小倉神社分岐で浄土谷方面へ進むと、これまでと同様、はっきりとした道が続きます。 雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。 ここからは少し舗装路を歩きます。 ■西山古道〜大沢峠 彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。 東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。 ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。 薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。 登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。 送電線の下の展望台を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、大沢峠です。 途中で何度か作業林道と交錯していますが、西山古道の順路を示す標識はあり、問題ないでしょう。 ■大沢峠〜釈迦岳〜ポンポン山 大沢峠から釈迦岳の山頂までは問題なし。 ポンポン山の山頂までについても同様で、標識が充実したはっきりした道で問題なし。 ■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所 ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。 やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。 ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。 ■森の案内所〜南の谷〜小塩山 森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口がすぐそこにあります。 少し進むと沢があり、ここを渡渉し、南の谷へ。 南の谷は一般のルートではなく、2018年9月の台風21号による倒木で部分的に荒れています。 特に危険ではないけれど、それなりに歩き慣れている人向けと思われ、ある程度の注意は必要でしょうか。 谷を詰めて行くと別ルートと合流し、途中に斜面崩落地があるけれど、あまり問題なし。 天皇陵道に合流し、その後は舗装路などを歩き、小塩山山頂へ。 ■小塩山〜南春日町バス停 『府道出合』からの下りでは、路面の状態は歩きにくく感じられる区間があり、足下に注意したいですね。 落ち葉の多い時期には別の難しさも加わり、下りでは利用したくない感じ。 舗装路と出合う箇所があり、最初の出合の手前では左側が崖となっており、転落しないように注意が必要。 現場には注意喚起の表示がされているので、初めて通る方は見落とさないよう。 その後は特に問題ないはずで、小さな沢に出合い、対岸へ。 ゲートを通過し、その先の正法寺の池を横に見て、左折。 地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。 |
写真
感想
紅葉の見頃も徐々に低い標高へ下がって来て、そろそろ近場の京都西山も見頃が近そう。
今回のお目当ては小塩山の中腹のカエデの群生地。
昨年は出かけるのが遅れ、12月11日となってしまい、それなりに紅葉は残っていてくれたけど、ピークは過ぎていました。
11月の最終週ぐらいが良さそうな気がするけど、標高が高い辺りの色付きも併せて楽しみたく、このタイミングで出かける事にしました。
山崎駅からスタートし、いつものようにサントリーの山崎蒸留所の間の道を進み、椎尾神社へ。
手を合わせた後、神社の脇から入山し、小さな沢沿いの道へ。
まだ谷には十分な明るさはなく、木々の色付きもそんなに進んでいないよう。
新たに植えられたミツマタは着実に成長しており、来春に花を咲かせるべく、すでに多くの蕾を付けている。
尾根に乗り、サントリー山と呼ばれている休憩所を経て、天王山山頂に到着です。
直前で数人とすれ違ったけど、山頂は無人のようで、きれいに色付いた木も見られ、良い感じ。
縦走路に戻って、さらに先へと進み、小倉神社分岐に到着。
いつものように地元の方が語らっておられる。
歩きやすい尾根を辿って、十方山へピストン。
尾根上の木々の色付き具合はまだ道半ばという感じ。
小倉神社分岐に戻り、その後は特に記す事もなく、浄土谷の登山口に到着。
少し舗装路で移動し、再入山。
地形図のルートにもなっている小さな谷に進むと、「この先に罠が設置されているので、注意を」との旨の掲示があり、注意しながら進む。
結局、特に何も見かけないまま写真15の標柱に出合い、ここからは西山古道を辿る。
こちらも木々の色付きは途上段階という感じ。
こもれび広場で少し驚くような事がありつつ、今回も道標7地点でパンを食べつつの休憩。
道標5の展望台を経て、その後ぐらいから見頃に差し掛かっている紅葉が目に付くようになり、時として声が漏れてしまう。
大沢峠に到着、西山古道を辿るのはここまで。
歩き慣れた道を辿り、他のルートと合流して行くうちに次第に見かける人が増えて来て、この日は好天に恵まれているせいか、たくさんの人が歩かれているよう。
釈迦岳にも先着の団体さんがおられ、いつも写真撮影はせずに済ませる。
人が多いと人が少ない方へ向かいたくなり、一般のルートから逸れ、緩やかな谷へ。
特に何かがある訳ではないけど、こちらの方が落ち着くのです。
一般のルートに再合流し、見頃の紅葉や黄葉を眺めつつ歩き、ポンポン山山頂に到着です。
予想通りの人出で、短めの滞在時間とします。
東尾根ルートか西尾根ルートか迷ったのだけど、短い距離で済む西尾根ルートへ。
こちらも紅葉や黄葉は見頃を迎えているようだけど、常緑広葉樹も多くて、その陰になって部分的にしか見えなかったりで、ちょっともどかしい。
リョウブの丘には誰もおらず静かなので、ここで昼食にします。
福寿草観察園の近くのカエデの多い辺りに来ると、良い感じに色付きつつあるよう。
例年、この辺りの木は早い時期に葉を落としているような印象だけど、今年は強い台風が来なかったのも手伝ってか、木々は葉っぱモリモリのように見える。
もう少しすれば、さらに美しくなりそう。
その後はコシアブラなどの黄葉が多く、華やかな色合いが目を楽しませてくれる。
他にも楽しい事がありつつ、森の案内所に到着。
少し移動し、小塩山の登山口から再入山し、今回も南の谷へ。
前回からそんなに日数は経っていないのに、何だかまた倒木が増えたような?
とある事を期待しつつのルート選択だったのだけど、今回は空振り。
尾根を歩いた方が良かったかな。
谷を辿り終え、少し先で天皇陵道に合流。
少し疲れの見える足で最後の登りをこなすと、舗装路歩きとなる。
気が付くと空は雲に覆われていて、何とか雲越しに弱い陽光が届いているぐらい。
この日のお目当てのカエデの群生地を青空の下で歩くのは難しそう。
淳和天皇陵にて手を合わせ、天皇陵を回り込んで行き、小塩山山頂に到着です。
先着の男女ペアがお食事中のようで、邪魔にならないように滞在。
天皇陵道ではなく、もう一方のルートでの下山です。
炭の谷の保護エリアを少し覗き、府道出合を経て、少し先からは路面が滑りやすくなって歩きにくい。
やがて辺りの雰囲気が良くなり、その先がカエデの群生地。
きれいに色付いている木もあるけど、全体としてはまだ緑に覆われていて、ピークまではまだ時間を要しそう。
曇り空だし、期待していたような光景ではないけど、ピーク時に素晴らしい風景となるであろうというのは改めて確信できたように思う。
来年以降にピーク時に訪れられるようにしたいですね。
その先の舗装路との出合では、20人ぐらいの団体さんがいて、びっくり。
その後も所々でカエデが見られ、こちらのルートは秋に歩くと良いですね。
山道を辿り終えると沢に出合い、対岸へ。
王城の滝には寄らず、林道を下って行きます。
正法寺では紅葉が見頃で、良い感じです。
時間があるので、大原野神社へ寄ってみたのだけど、こちらは紅葉を目当ての観光客で大賑わいで、ちょっとびっくり。
京都市中心部の観光名所はさらに混雑しているんでしょうね。
南春日町バス停にてゴールです。
紅葉狩りを目当ての近場への山行でしたが、標高の高い辺りではほぼ見頃を迎えていて、天候にも恵まれたのもあり、楽しく歩く事ができました。
お目当てのカエデの群生地では、まだピークは先という感じで、来年以降に訪れる際にはもう少し時期を遅らせる方が良さそう。
他では、ナメコでしょうか。
おいしくいただき、秋の恵みを享受させてもらいました。
コメント
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私は地元の長岡京市ですが、一昨年は11月17日が紅葉黄葉は綺麗でした。。。
今年は残念ながら行けず写真で楽しませてもらい有難うございます!
10月末から11月上旬までは比良で山の紅葉を楽しみましたが
自然の色合いが私の好みです・・・
ではでは、お互い自然を山をエンジョイしましょう✿✿✿
春の花が咲く頃もそうですが、紅葉の時期にもどこにいつ行くかという選択は難しいですよね。
体は一つしかないし、日程が限られている中で天気も影響して来るので、その辺りも加味しての判断となり、今年は断念して翌年にという事はどうしても起こってしまいます。
僕の場合であれば、今年は比良山系には紅葉を見に行く事はできませんでした。
夏に歩いた時にシロヤシオの葉っぱの具合などを確認していたので、実際にどうなるかを見てみたかったのだけど。
無事に歩き続けていれば、また機会があるはずなので、その時に。
いくつかのレコを見た感じだと、今年の比良の紅葉は、武奈ヶ岳の西南稜とかは例年以上に良かったようですね。
いつ行ったかや、当日の天候で見え方は随分と違うし、満足度は違っていそう。
紅葉が終わっても、冬枯れの明るい森も良いし、その後は雪山も待っているし、山には楽しませてもらえますよね。
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