早池峰山
- GPS
- 04:51
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 877m
- 下り
- 863m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:47
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小田越〜山頂には1カ所2本乗り継ぎのハシゴあり。 山頂〜河原坊にはロープ/クサリ場各1カ所。1枚岩なのでなれていないとちょっと手こずるかも。 コメガモリ沢は渡渉4カ所。今回は台風直後で増水しておりそれなりの覚悟が必要。ストックがあった方が無難。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
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感想
毎年夏に岩手を訪れているが早池峰は常に気になる存在だったが、今年ようやく挑戦できるチャンスに恵まれた。アプローチや時間の制約からルートは最もポピュラーと思われる河原坊からの往復。夏も平日なら河原坊の大駐車場までマイカーで乗り入れることができる。
到着すると何とも気勢を削ぐような曇天で山頂は見えない。しかしここで諦めては一生登る機会がないのではとの思いに駆られ、同行者を説得して出発。
往路は小田越からの入山とした。小田越ルートにはハシゴがあり、ここは下りより上りの方が安全そうだとの考えからの選択。小田越までは舗道歩きとなる。
小田越の登山道入り口には大きなゴミ箱、と思いきや実は携帯トイレの回収ボックスだった。早池峰は携帯トイレは強制ではないが強く推奨されており、至る所に販売所や、携帯トイレ専用のブースが設置されていた。どの山でもトイレ問題は大きな課題だが、このやりかたはとても興味深い。幸いというか、今回は我々は携帯トイレのお世話にはならずにすんだけれど。
早池峰は森林限界は1500m位で、さすが高緯度のロケーションで高度は低い。そこまでは山道は樹林帯であるが、随所に木のバチと共に一斗缶が木からつり下げられている。熊よけである。いつ熊が出て来ても不思議はないという証しであり、迷わず2、3発たたいて歩を進めることにした。
森林限界を超えるとぐっと視界が開け楽しくなる。曇天で対面の薬師岳も時折雲に包まれてしまうが、下界の小田越、河原坊がぐんぐん小さくなって行くのが楽しい。
高度が上がるにつ入れ風も強くなってきた。五合目相当の御金蔵で小休止。ここは岩が天然の防風壁になっていて、この日のような強風時には快適な休憩場所となる。
ここは一応五合目らしいのだが、実はここから山頂までは30分ほどで到着する。途中かなり長いハシゴがあり、慎重に上る。剣が峰分岐の尾根に取り付けば山頂は目の前で、綺麗に整備された木道をすすめば山頂にたどり着く。
まず目につくのが木造のしっかりとした作りの避難小屋。内部の施設も良くまるで宿泊前提の小屋のようだが、麓でもらったパンフレットによれば一応宿泊は禁止らしい。そして山頂の祠と無数の短剣が厳かな気持ちにさせてくれる。
しばし休息ののち、河原の坊コースを下山。とりあえずコメガモリ沢までガレ場の急斜面を一気に下る。途中1枚岩のロープ場もあるがここは慎重に。
コメガモリ沢まで下りると高度の大半は下りきってしまうが、ここから増水した沢沿い。途中渡渉もあり、山道が増水で沢化した区間もあり、はからずも沢遊びの時間になった。
終止曇天で、眺望的は今ひとつだったものの、植物も含めて山歩きの色々な楽しさが凝縮された素晴らしい山行だった。
なかなか楽しい山行でした。天気が悪くなってきてちょっと残念でしたね!
お天気見方につけちゃったね〜
来年は岩手山か?! はたまた真面目に八幡平か?!
岩手のお山はステキですな
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