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Yamareco

記録ID: 493871
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

<家族ハイク>風雨のち大快晴 〜常念山脈縦走路〜

2014年08月12日(火) ~ 2014年08月14日(木)
 - 拍手
子連れ登山 tubataro tubako その他2人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
53:34
距離
27.5km
登り
2,527m
下り
2,653m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:59
休憩
5:30
合計
10:29
7:27
7:33
35
8:08
8:10
34
8:44
8:53
29
9:22
9:44
30
10:14
10:59
19
11:18
11:18
45
12:03
15:10
6
15:16
15:20
21
15:41
15:42
6
15:48
16:42
10
16:52
16:52
16
17:08
17:08
7
17:15
2日目
山行
7:21
休憩
1:01
合計
8:22
4:51
43
5:34
5:34
44
6:18
6:23
88
7:51
7:56
4
8:37
8:50
41
9:31
9:44
11
9:55
10:09
184
13:13
3日目
山行
4:54
休憩
1:13
合計
6:07
6:10
71
7:21
7:28
63
8:31
9:18
31
9:49
10:06
44
10:50
10:50
22
11:12
11:13
18
11:31
11:31
39
12:10
12:11
6
天候 12日:雨風のち快晴
13日:快晴
14日:風雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
往路:中房温泉に駐車
帰路:一の沢に下山。常念小屋から事前予約したタクシーでしゃくなげ荘へ。
   家族は先にしゃくなげ荘の日帰り温泉に入ってもらっている間に、
   自分はバスで中房温泉へ。
   駐車していた車でしゃくなげ荘に戻り、家族と合流。
   
   ・一の沢→しゃくなげ荘 タクシー代 4,700円
   ・しゃくなげ荘→中房温泉 バス代 1,200円(大人1人)
コース状況/
危険箇所等
⚫中房温泉〜燕山荘〜燕岳
・よく整備された登山道です。
⚫燕山荘〜大天井岳〜常念小屋
・よく整備された登山道です。
・喜作レリーフ手前の鎖場は疲れている場合には慎重に。
⚫常念小屋〜常念岳
・3度くらい偽ピークにダマされ、疲れてきた頃に足元の浮石に注意。
⚫常念小屋〜一の沢
・沢沿いの登山道ですがよく整備されています。
・囂々と流れる沢沿いに下りますが増水の危険は感じませんでした。
・ただし、雨量によっては危険な場合があると思います。
その他周辺情報 しゃくなげ荘の日帰り温泉は、この日は特別に大人1人210円、子供1人100円
大変気持ちのよい温泉でした。
(登山前日)安曇野の鷹狩山からの眺め
2014年08月11日 11:17撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/11 11:17
(登山前日)安曇野の鷹狩山からの眺め
(登山前日)中山高原を散策
2014年08月11日 12:51撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/11 12:51
(登山前日)中山高原を散策
<1日目:12日>
スタートから大粒の雨。うつむきながらテンション低く進む。
2014年08月12日 08:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 8:36
<1日目:12日>
スタートから大粒の雨。うつむきながらテンション低く進む。
しょぼくれた後ろ姿。
2014年08月12日 09:53撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/12 9:53
しょぼくれた後ろ姿。
燕山荘が見えた!
2014年08月12日 11:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/12 11:19
燕山荘が見えた!
雨は収まり、無事燕山荘に到着。今日はテン泊をあきらめて、燕山荘泊まりに決定。
2014年08月12日 12:10撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
8/12 12:10
雨は収まり、無事燕山荘に到着。今日はテン泊をあきらめて、燕山荘泊まりに決定。
Sさんファミリーとともに燕岳を目指して散策。期待していなかったが次第にガスが晴れてきた!
2014年08月12日 15:15撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 15:15
Sさんファミリーとともに燕岳を目指して散策。期待していなかったが次第にガスが晴れてきた!
イルカ岩と
2014年08月12日 15:17撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:17
イルカ岩と
槍が見えてきた!歓声があがる。
2014年08月12日 15:20撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 15:20
槍が見えてきた!歓声があがる。
東側は雲海。
2014年08月12日 15:37撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/12 15:37
東側は雲海。
燕岳を目指して雲海をバックに尾根を進む。
2014年08月12日 15:40撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 15:40
燕岳を目指して雲海をバックに尾根を進む。
槍ヶ岳と笠ヶ岳
2014年08月12日 15:51撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:51
槍ヶ岳と笠ヶ岳
北アルプスの主峰がすべて見渡せる!山座同定。
2014年08月12日 16:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:04
北アルプスの主峰がすべて見渡せる!山座同定。
北燕岳とその向うに立山・剣岳。
2014年08月12日 16:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:04
北燕岳とその向うに立山・剣岳。
鹿島槍ヶ岳、恰好いいですね。
2014年08月12日 16:05撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:05
鹿島槍ヶ岳、恰好いいですね。
雲海すごいね
2014年08月12日 16:06撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:06
雲海すごいね
燕山荘から大天井岳、常念岳へと続く稜線と槍ヶ岳。明日進む道。
2014年08月12日 16:09撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:09
燕山荘から大天井岳、常念岳へと続く稜線と槍ヶ岳。明日進む道。
Wちゃんと、長女。
2014年08月12日 16:32撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:32
Wちゃんと、長女。
5人に増えた
2014年08月12日 16:34撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:34
5人に増えた
青空をバックに
2014年08月12日 16:40撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:40
青空をバックに
雲海に吸い込まれそう
2014年08月12日 16:42撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 16:42
雲海に吸い込まれそう
燕山荘〜常念岳への縦走路は何度見ても絵になります。
2014年08月12日 16:47撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:47
燕山荘〜常念岳への縦走路は何度見ても絵になります。
燕山荘に戻ります
2014年08月12日 16:53撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 16:53
燕山荘に戻ります
振り返ると燕岳が恰好よい
2014年08月12日 16:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:59
振り返ると燕岳が恰好よい
もこもこの雲海が迫ってくる
2014年08月12日 17:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 17:19
もこもこの雲海が迫ってくる
飛行機雲がすっと過ぎて行った
2014年08月12日 17:22撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 17:22
飛行機雲がすっと過ぎて行った
常念山脈と槍
2014年08月12日 17:23撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/12 17:23
常念山脈と槍
美しい雲海
2014年08月12日 17:24撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/12 17:24
美しい雲海
燕山荘から燕岳
2014年08月12日 17:24撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/12 17:24
燕山荘から燕岳
夕焼けが近づいて来た
2014年08月12日 18:41撮影 by  DSC-HX1, SONY
5
8/12 18:41
夕焼けが近づいて来た
夕暮れ時の雲海
2014年08月12日 18:41撮影 by  DSC-HX1, SONY
4
8/12 18:41
夕暮れ時の雲海
槍と夕日
2014年08月12日 18:42撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/12 18:42
槍と夕日
素晴らしい夕焼け
2014年08月12日 18:50撮影 by  DSC-HX1, SONY
10
8/12 18:50
素晴らしい夕焼け
<2日目:13日>夜明けの燕岳
2014年08月12日 18:54撮影 by  DSC-HX1, SONY
1
8/12 18:54
<2日目:13日>夜明けの燕岳
美しいですね
2014年08月13日 04:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 4:40
美しいですね
オレンジ色に染まる水平線
2014年08月13日 04:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 4:40
オレンジ色に染まる水平線
AM4:52。Sさんファミリーとはお別れ。常念岳へ向かいます。(娘はうるうる)
2014年08月13日 04:52撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 4:52
AM4:52。Sさんファミリーとはお別れ。常念岳へ向かいます。(娘はうるうる)
素晴らしい光景
2014年08月13日 04:56撮影 by  DSC-HX1, SONY
5
8/13 4:56
素晴らしい光景
振り返ると陽が昇った
2014年08月13日 05:04撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 5:04
振り返ると陽が昇った
鷲羽岳もモルゲンロート
2014年08月13日 05:04撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 5:04
鷲羽岳もモルゲンロート
槍の穂先もまたピンク色に
2014年08月13日 05:05撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 5:05
槍の穂先もまたピンク色に
大下りの頭。一旦下って、大天井岳へ。
2014年08月13日 06:16撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 6:16
大下りの頭。一旦下って、大天井岳へ。
遠くには富士山が
2014年08月13日 07:09撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:09
遠くには富士山が
行く手にはいつも槍が・・
2014年08月13日 07:14撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:14
行く手にはいつも槍が・・
槍に手が届きそうな・・
2014年08月13日 07:14撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:14
槍に手が届きそうな・・
大天井岳に向かうトラバース
2014年08月13日 07:24撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:24
大天井岳に向かうトラバース
あれは、去年歩いた稜線
2014年08月13日 07:36撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:36
あれは、去年歩いた稜線
喜作レリーフ手前の鎖場
2014年08月13日 07:48撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 7:48
喜作レリーフ手前の鎖場
大天井荘への最後の登りはきつい。
2014年08月13日 08:04撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 8:04
大天井荘への最後の登りはきつい。
大天井荘から大天井岳までは10分
2014年08月13日 09:24撮影 by  DSC-HX1, SONY
1
8/13 9:24
大天井荘から大天井岳までは10分
左から、前穂、吊り尾根、奥穂、北穂、キレット、槍・・・
2014年08月13日 09:28撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 9:28
左から、前穂、吊り尾根、奥穂、北穂、キレット、槍・・・
登ってきた縦走路。燕山荘が見える。
2014年08月13日 09:28撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 9:28
登ってきた縦走路。燕山荘が見える。
大天井岳山頂!
2014年08月13日 09:31撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 9:31
大天井岳山頂!
絵になる山頂ですね。360度の絶景。
2014年08月13日 09:43撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 9:43
絵になる山頂ですね。360度の絶景。
大天井荘に戻って、常念岳に向かう途中で雷鳥が。
2014年08月13日 10:13撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 10:13
大天井荘に戻って、常念岳に向かう途中で雷鳥が。
ヒナもそばに!
2014年08月13日 10:14撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 10:14
ヒナもそばに!
いざ、常念へ。
2014年08月13日 10:20撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 10:20
いざ、常念へ。
槍と穂高
2014年08月13日 10:24撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 10:24
槍と穂高
うねうねと稜線が続く
2014年08月13日 10:25撮影 by  DSC-HX1, SONY
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8/13 10:25
うねうねと稜線が続く
雪渓も残っています
2014年08月13日 11:09撮影 by  DSC-HX1, SONY
1
8/13 11:09
雪渓も残っています
ちょいと疲れてきたか・・
2014年08月13日 12:07撮影 by  DSC-HX1, SONY
8/13 12:07
ちょいと疲れてきたか・・
槍と穂高を横目に
2014年08月13日 12:11撮影 by  DSC-HX1, SONY
1
8/13 12:11
槍と穂高を横目に
どんと構える常念岳。あのふもとに小屋があるはず
2014年08月13日 12:16撮影 by  DSC-HX1, SONY
1
8/13 12:16
どんと構える常念岳。あのふもとに小屋があるはず
小屋が見えた
2014年08月13日 12:35撮影 by  DSC-HX1, SONY
2
8/13 12:35
小屋が見えた
遭難者の救助のようです
2014年08月13日 13:00撮影 by  DSC-HX1, SONY
8/13 13:00
遭難者の救助のようです
常念小屋でテント設営。テントの中から槍を眺める
2014年08月13日 14:19撮影 by  DSC-HX1, SONY
3
8/13 14:19
常念小屋でテント設営。テントの中から槍を眺める
槍にガスが立ち昇っている
2014年08月13日 16:18撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 16:18
槍にガスが立ち昇っている
<3日目:14日>
常念小屋のテント場は2か所。我が家は小屋から遠いエリアに張りました。
2014年08月14日 05:22撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 5:22
<3日目:14日>
常念小屋のテント場は2か所。我が家は小屋から遠いエリアに張りました。
雨が降り始めましたが、登ります。
2014年08月14日 06:18撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 6:18
雨が降り始めましたが、登ります。
長男と長女が交代でトップを行きます。
2014年08月14日 06:58撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 6:58
長男と長女が交代でトップを行きます。
風雨ともにきつくなってきた
2014年08月14日 06:58撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 6:58
風雨ともにきつくなってきた
何度かの偽ピークを越えて、何とか常念岳山頂に到着。
2014年08月14日 07:23撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 7:23
何度かの偽ピークを越えて、何とか常念岳山頂に到着。
下山途中、大きな鳴き声。振り返ると雷鳥が、「俺を無視して行くんかい!」とでも言いたげな・・
2014年08月14日 07:53撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 7:53
下山途中、大きな鳴き声。振り返ると雷鳥が、「俺を無視して行くんかい!」とでも言いたげな・・
常念小屋に戻ってきた。
2014年08月14日 08:18撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 8:18
常念小屋に戻ってきた。
簡単な朝食の後、一の沢へ下山開始。
2014年08月14日 09:24撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 9:24
簡単な朝食の後、一の沢へ下山開始。
最初は雨は上がっていたが・・・
2014年08月14日 09:24撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 9:24
最初は雨は上がっていたが・・・
沢に出たあたりから再び大粒の雨が・・
2014年08月14日 10:08撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 10:08
沢に出たあたりから再び大粒の雨が・・
雨風が強くなりますが、私としては気持ちの良い沢沿いのルート
2014年08月14日 10:14撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 10:14
雨風が強くなりますが、私としては気持ちの良い沢沿いのルート
渡渉も楽しい。ただし、数日後の豪雨では沢が増水し、危険な状態であったとのこと。慎重な判断が必要です。
2014年08月14日 10:46撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 10:46
渡渉も楽しい。ただし、数日後の豪雨では沢が増水し、危険な状態であったとのこと。慎重な判断が必要です。
無事、一の沢へ到着。よく頑張りました。お疲れさん。
2014年08月14日 12:18撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 12:18
無事、一の沢へ到着。よく頑張りました。お疲れさん。

感想

昨夏に引き続いての家族の北ア縦走。Futaroさんファミリーと東京のSさんファミリーとの合流を企画していましたが、直前の台風11号の影響で、何度も修正を余儀無くされました。

一旦は、我が家が3泊4日で、「三股→蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳・燕岳→中房温泉」として、燕岳ピストンのFutaroさんファミリーとSさんファミリーに燕で合流するプランを設定。

ところが台風一過後の天気予報が何度も変わり、登山開始日を遅らせた結果、3家族一緒に中房温泉→燕岳まで登り、その後我が家は常念を目指す2泊3日プランとなりました。

《12日 中房温泉→燕岳》
前日の11日は安曇野と中房温泉でまったり楽しんで、いよいよ登山開始の12日、寝坊して目覚めるとまさかの雨。パッキングをしていると本降りになり、日程の余裕がないFutaroさんファミリーが残念ながら登山を断念。

子供たちのテンションが上がらないまま、冷たい雨と風の中、急登を進みます。雨は降ったり止んだりが続き、身体が冷えてきた合戦小屋直前が妻と子供たちにはきつかっただろうと思います。(Sさんファミリーは余裕でスイカを食べておられましたが)(笑)

我が家はテントを担いできたものの、この時点で子供たちは小屋泊を強く主張。妻や子供の雨に濡れた身体を十分に休めないと、明日の縦走に支障が出ると思い、燕山荘宿泊を宣言。(子供たちは、ニヤッ)

燕山荘で一息入れた後、Sさんファミリーとともにガスで真っ白な燕岳へ。次第にガスが晴れて、期待していなかった槍の穂先がゆっくりと姿を見せていきます。
その後は一気に大快晴に。南に広がる常念山脈から、穂高連峰、槍ヶ岳、笠ヶ岳、昨年歩いた双六岳、三又蓮華岳、鷲羽岳、さらに北には立山と剣岳、そして鹿島槍・・北アルプスの主峰がどんどん青空の下に姿を現し、東側は雲海が広がります。ため息が出る光景です。(Futaroさんファミリーを今からでも呼ぼうかと考えたくらい)

《13日 燕山荘→大天井岳→常念小屋》
2日目は素晴らしい夜明けとともに、Sさんファミリーと別れて、我が家は常念山脈を南に進みます。目の前にはいつも槍がそびえ、次第に大きくなっていきます。素晴らしい展望を眺めながらの縦走路。

そして辿りついた大天井岳はまさしく360度の絶景。噂通り、穂高と槍が目前に広がり、振り返れば燕から辿ってきた常念山脈、行く手には常念岳がどんと構えています。雷鳥の親子にも巡り会って、昼過ぎに常念小屋に到着。テントを張ります。

《14日 常念小屋→常念岳ピストン→一の沢》
最終日。朝から雨が降り出し、実はひそかにもくろんでいた蝶ヶ岳までの縦走はあきらめて、常念岳ピストン後に一の沢へ下山するルートをとります。

常念岳は見上げるとすぐそこに頂上があるように見え、コースタイムの1時間も掛からない気がします。風雨が強くなるなか、頂上を目指しますが、何度も偽ピークを越えます。結局1時間かけて頂上に到着。展望はまったく効かず残念でしたので、また次の機会に訪れたい。

一の沢への下りは囂々と沢の音が気持ちよく歩きました。(急いで下山したため、妻、子供にはきつかった)

今年も家族で歩き通せた北ア縦走路。風雨の後の快晴と、めまぐるしく変わる天気の中で絶景を存分に楽しめた3日間。子供は必ずしも楽しいだけではありませんでしたが、何か得るものがあればよいなと思います。来年も家族で行けるかな・・

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コメント

家族山行いいですね〜
こんにちは
このお天気の悪いお盆期間に雨に降られたとは言えすばらしい展望も得られ充実した山行になりましたね
一緒に燕に行けなかったご家族さん、残念でしたね
私たちはまだ燕に登ってないんですよ
いつかイルカ岩やコマクサを見に行きたいと思ってます
常念では私たちもたくさんのライチョウに会いましたよ
みなさんお疲れさまでした
2014/8/16 13:50
karioraさん、ご無沙汰です。
ありがとうございます。
今年は本当に天気に悩まされましたね。
少々、消化不良気味ですが山の厳しい面も優しい面も
家族と味わえてよかったです。
karioraさん、okirazuさんは槍日帰りですか、やりますね!
そうそう、単独で初ジャンは危険でしょうか。
マークを見過ごしてルートを誤るのは怖いなあと思っています。
2014/8/16 17:08
ジャン
こんばんは
家族で楽しい縦走うらやましいです。
天気もなんとかで良かったですね
おつかれさまでした。


ジャンですが、まず天気が良いことが一番です。
そうすればマークも分かりやすいので大丈夫と思います。

馬の背は足場が狭いのとルート間違えをしないように注意して下さい。
あとはジャンの取り付きが少し分かりにくかったです。
(西穂側から登ります)

私たちは、ジャンより涸沢岳から北穂の方が怖かったです
2014/8/16 21:07
okirazuさん、ありがとうございます
最近は使える時間を目一杯活かして山行されてますね。

ジャンの情報ありがとうございます。やはりまずは天気ですね。
研究してみます。
2014/8/17 0:48
忘れ無ければ良かった。。。
tubataroさん、おはようございます。

雨のち晴れは登山の醍醐味ですよね。パターンとしてはベストでしょうか。子供達にもとっても良い経験になったでしょう。
我が家は今回、私の忘れ物が多くて登山を断念しました。あの後の九州への里帰りもかなり大変で、やっと横浜に戻ってほっとしてこのレコを見ました。

12日の夜、燕山荘泊まりで子供達は大喜びだったでしょうね。きっと楽しんだんだろうなと思いました。娘にもこのレコは見せましたが少し羨ましそうでした。今回のルート、天気が良ければ常に槍を見ながら楽しい稜線歩きができますよね 3年前、全く同じルートをSさんファミリーと歩きましたが、小屋泊まりにも関わらず、大天井で一泊しました。テント泊にも関わらず一日で常念小屋まで行く、tubataroファミリーは流石です

来年は中学校なので、部活によっては夏の登山は難しいかもしれませんが、もしご一緒できる事が有れば、次回は是非貫徹したいと思いますので、また宜しくお願いします。
2014/8/17 10:13
Futaroさん、こんにちは。
今回は本当に天気予報が2転3転で判断が難しかったですね。
合戦小屋までは、子供の様子を見ていて、燕にも行きつけずに撤退かとも思っていました。
山登りの計画にあたってはたくさんの知恵、情報をいただいたのに、ご一緒できず残念でした。
また雪山、夏山問わず行きましょう!家族山行でなくとも、また色々と教えてください。
こちらこそよろしくお願いいたします。
2014/8/17 15:20
お疲れ様でした
今年のお盆は安定しない天候でしたが、ピークの時だけでも綺麗な空になってほんと良かったですね。美しい稜線とトラバースは羨ましい限りです・・・写真を拝見するとあまり人が居ないですが混んではいなかったのでしょうか?

ご子息ご息女も大変だったとは思いますが、でも若い時に作った「引き出し」がこの先社会に出て行く時とても大切になると思います(学生の就活支援活動をしてるので最近の子の「体験」の少なさには驚かされます・・・)酸いも甘いも、その全てが力強い骨になってくれるお二人の将来が楽しみですね
2014/8/19 1:44
nagisukeさん、ありがとうございます
学生の就活支援ですか。私の頃とは随分違ってるんでしょうね。

確かに色々な、特に自然と向き合う経験を小さい間に
させておきたいと思っています。
いつか、よい経験だったと思ってもらえるとよいのですが。

ちなみに天候不順で思ったほどの人混みでは
なかったです。

また海外レコ楽しみにしています。
2014/8/19 19:37
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3/5
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燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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