<家族ハイク>風雨のち大快晴 〜常念山脈縦走路〜
- GPS
- 53:34
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,527m
- 下り
- 2,653m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 5:30
- 合計
- 10:29
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:22
天候 | 12日:雨風のち快晴 13日:快晴 14日:風雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰路:一の沢に下山。常念小屋から事前予約したタクシーでしゃくなげ荘へ。 家族は先にしゃくなげ荘の日帰り温泉に入ってもらっている間に、 自分はバスで中房温泉へ。 駐車していた車でしゃくなげ荘に戻り、家族と合流。 ・一の沢→しゃくなげ荘 タクシー代 4,700円 ・しゃくなげ荘→中房温泉 バス代 1,200円(大人1人) |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚫中房温泉〜燕山荘〜燕岳 ・よく整備された登山道です。 ⚫燕山荘〜大天井岳〜常念小屋 ・よく整備された登山道です。 ・喜作レリーフ手前の鎖場は疲れている場合には慎重に。 ⚫常念小屋〜常念岳 ・3度くらい偽ピークにダマされ、疲れてきた頃に足元の浮石に注意。 ⚫常念小屋〜一の沢 ・沢沿いの登山道ですがよく整備されています。 ・囂々と流れる沢沿いに下りますが増水の危険は感じませんでした。 ・ただし、雨量によっては危険な場合があると思います。 |
その他周辺情報 | しゃくなげ荘の日帰り温泉は、この日は特別に大人1人210円、子供1人100円 大変気持ちのよい温泉でした。 |
写真
感想
昨夏に引き続いての家族の北ア縦走。Futaroさんファミリーと東京のSさんファミリーとの合流を企画していましたが、直前の台風11号の影響で、何度も修正を余儀無くされました。
一旦は、我が家が3泊4日で、「三股→蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳・燕岳→中房温泉」として、燕岳ピストンのFutaroさんファミリーとSさんファミリーに燕で合流するプランを設定。
ところが台風一過後の天気予報が何度も変わり、登山開始日を遅らせた結果、3家族一緒に中房温泉→燕岳まで登り、その後我が家は常念を目指す2泊3日プランとなりました。
《12日 中房温泉→燕岳》
前日の11日は安曇野と中房温泉でまったり楽しんで、いよいよ登山開始の12日、寝坊して目覚めるとまさかの雨。パッキングをしていると本降りになり、日程の余裕がないFutaroさんファミリーが残念ながら登山を断念。
子供たちのテンションが上がらないまま、冷たい雨と風の中、急登を進みます。雨は降ったり止んだりが続き、身体が冷えてきた合戦小屋直前が妻と子供たちにはきつかっただろうと思います。(Sさんファミリーは余裕でスイカを食べておられましたが)(笑)
我が家はテントを担いできたものの、この時点で子供たちは小屋泊を強く主張。妻や子供の雨に濡れた身体を十分に休めないと、明日の縦走に支障が出ると思い、燕山荘宿泊を宣言。(子供たちは、ニヤッ)
燕山荘で一息入れた後、Sさんファミリーとともにガスで真っ白な燕岳へ。次第にガスが晴れて、期待していなかった槍の穂先がゆっくりと姿を見せていきます。
その後は一気に大快晴に。南に広がる常念山脈から、穂高連峰、槍ヶ岳、笠ヶ岳、昨年歩いた双六岳、三又蓮華岳、鷲羽岳、さらに北には立山と剣岳、そして鹿島槍・・北アルプスの主峰がどんどん青空の下に姿を現し、東側は雲海が広がります。ため息が出る光景です。(Futaroさんファミリーを今からでも呼ぼうかと考えたくらい)
《13日 燕山荘→大天井岳→常念小屋》
2日目は素晴らしい夜明けとともに、Sさんファミリーと別れて、我が家は常念山脈を南に進みます。目の前にはいつも槍がそびえ、次第に大きくなっていきます。素晴らしい展望を眺めながらの縦走路。
そして辿りついた大天井岳はまさしく360度の絶景。噂通り、穂高と槍が目前に広がり、振り返れば燕から辿ってきた常念山脈、行く手には常念岳がどんと構えています。雷鳥の親子にも巡り会って、昼過ぎに常念小屋に到着。テントを張ります。
《14日 常念小屋→常念岳ピストン→一の沢》
最終日。朝から雨が降り出し、実はひそかにもくろんでいた蝶ヶ岳までの縦走はあきらめて、常念岳ピストン後に一の沢へ下山するルートをとります。
常念岳は見上げるとすぐそこに頂上があるように見え、コースタイムの1時間も掛からない気がします。風雨が強くなるなか、頂上を目指しますが、何度も偽ピークを越えます。結局1時間かけて頂上に到着。展望はまったく効かず残念でしたので、また次の機会に訪れたい。
一の沢への下りは囂々と沢の音が気持ちよく歩きました。(急いで下山したため、妻、子供にはきつかった)
今年も家族で歩き通せた北ア縦走路。風雨の後の快晴と、めまぐるしく変わる天気の中で絶景を存分に楽しめた3日間。子供は必ずしも楽しいだけではありませんでしたが、何か得るものがあればよいなと思います。来年も家族で行けるかな・・
こんにちは
このお天気の悪いお盆期間に雨に降られたとは言えすばらしい展望も得られ充実した山行になりましたね
一緒に燕に行けなかったご家族さん、残念でしたね
私たちはまだ燕に登ってないんですよ
いつかイルカ岩やコマクサを見に行きたいと思ってます
常念では私たちもたくさんのライチョウに会いましたよ
みなさんお疲れさまでした
ありがとうございます。
今年は本当に天気に悩まされましたね。
少々、消化不良気味ですが山の厳しい面も優しい面も
家族と味わえてよかったです。
karioraさん、okirazuさんは槍日帰りですか、やりますね!
そうそう、単独で初ジャンは危険でしょうか。
マークを見過ごしてルートを誤るのは怖いなあと思っています。
こんばんは
家族で楽しい縦走うらやましいです。
天気もなんとかで良かったですね
おつかれさまでした。
ジャンですが、まず天気が良いことが一番です。
そうすればマークも分かりやすいので大丈夫と思います。
馬の背は足場が狭いのとルート間違えをしないように注意して下さい。
あとはジャンの取り付きが少し分かりにくかったです。
(西穂側から登ります)
私たちは、ジャンより涸沢岳から北穂の方が怖かったです
最近は使える時間を目一杯活かして山行されてますね。
ジャンの情報ありがとうございます。やはりまずは天気ですね。
研究してみます。
tubataroさん、おはようございます。
雨のち晴れは登山の醍醐味ですよね。パターンとしてはベストでしょうか。子供達にもとっても良い経験になったでしょう。
我が家は今回、私の忘れ物が多くて登山を断念しました。あの後の九州への里帰りもかなり大変で、やっと横浜に戻ってほっとしてこのレコを見ました。
12日の夜、燕山荘泊まりで子供達は大喜びだったでしょうね。きっと楽しんだんだろうなと思いました。娘にもこのレコは見せましたが少し羨ましそうでした。今回のルート、天気が良ければ常に槍を見ながら楽しい稜線歩きができますよね 3年前、全く同じルートをSさんファミリーと歩きましたが、小屋泊まりにも関わらず、大天井で一泊しました。テント泊にも関わらず一日で常念小屋まで行く、tubataroファミリーは流石です
来年は中学校なので、部活によっては夏の登山は難しいかもしれませんが、もしご一緒できる事が有れば、次回は是非貫徹したいと思いますので、また宜しくお願いします。
今回は本当に天気予報が2転3転で判断が難しかったですね。
合戦小屋までは、子供の様子を見ていて、燕にも行きつけずに撤退かとも思っていました。
山登りの計画にあたってはたくさんの知恵、情報をいただいたのに、ご一緒できず残念でした。
また雪山、夏山問わず行きましょう!家族山行でなくとも、また色々と教えてください。
こちらこそよろしくお願いいたします。
今年のお盆は安定しない天候でしたが、ピークの時だけでも綺麗な空になってほんと良かったですね。美しい稜線とトラバースは羨ましい限りです・・・写真を拝見するとあまり人が居ないですが混んではいなかったのでしょうか?
ご子息ご息女も大変だったとは思いますが、でも若い時に作った「引き出し」がこの先社会に出て行く時とても大切になると思います(学生の就活支援活動をしてるので最近の子の「体験」の少なさには驚かされます・・・)酸いも甘いも、その全てが力強い骨になってくれるお二人の将来が楽しみですね
学生の就活支援ですか。私の頃とは随分違ってるんでしょうね。
確かに色々な、特に自然と向き合う経験を小さい間に
させておきたいと思っています。
いつか、よい経験だったと思ってもらえるとよいのですが。
ちなみに天候不順で思ったほどの人混みでは
なかったです。
また海外レコ楽しみにしています。
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