徳本峠〜島々から古の道
- GPS
- 09:50
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 3,442m
- 下り
- 3,419m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:49
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢の氾濫、土砂の流出、落ちた橋等々、危険個所はたくさん。とはいっても登山道というよりも古道なので長い年月踏まれいるためか、道自体はきれいに美しく残っている部分が多い。徳本峠直下は笹の刈り払いもされていて歩きやすい。 |
写真
感想
以前から歩いてみたかった島々から徳本峠にいたるクラシックルート。通行止めと聞いているが入山自体はどうなのだろう?と思いつつ、古の道を歩いてみたくお邪魔してきた。戦国時代に飛騨を納めていた三木氏が戦で敗れ、秀綱公が旧中尾峠から旧安房峠、奥方が旧中尾峠から徳本峠を通って奥方の郷である波田に落ち延びる途中、野党狩りや土民に襲われ各々命を落としたとの話を知り、その足跡を辿ってみたくなって。来年は飛騨側から中尾峠を越えて徳本峠まで歩き通そうと画策中。秀綱公が歩いた旧安房峠越えもやってみたいが、こちらはさらにハードル高そう…
前日の雨がどの程度の積雪になっているか若干の心配があったが、今回はその先の霞沢に登る予定がないし、気象庁の雪解析見てもせいぜい10僂らいの積雪量だったので行ってみることにした。ただし直近、どの程度の困難が待ち受けているか心配。レコ調べたら、11月に入ってからgraveltrekさんとtooruohさんが歩いてみえたので今回も参考にさせていただきました、ありがとうございます。
熊が最後の食料求めて歩き回っていそうなこんな時期に暗いうちから出発するのは気が進まない…かといって、明るくなってからのスタートでは戻ってこれるかどうか心配…6時にスタートするが、鈴リンリンホイッスル吹きまくりで歩いていく。大きな動く影にドキッ!お猿さんでした。そうこうするうちに夜も明け、二俣直前の土砂崩れは想定内。二俣からは理想通りの美しい古道が現れて楽勝〜と思っていたが、行き橋過ぎてすぐの落ちてる橋の所で帰ろうかと…。左岸から無理やり巻きました。その後も濡れ落ち葉、木橋、濡れた岩、すべてが滑る滑る!本当に行きつけるのか不安になり、撤退時間を12時半から11時半に引き上げ。落ちた橋の左岸を巻く所を暗くなってから通過するのはごめんこうむりたい。
その後も土砂崩れ、沢氾濫、落ちた橋滑る橋、めちゃくちゃ滑る石の渡渉点、最初の内は丁寧に全箇所写真に撮ってと思っていたけど、もぉ、それどころじゃなくなってきた(笑)とにかく先に進むのだけど、沢は美しく、残っている道はよく踏まれていて歩きやすいのでさすが古道と思った次第。最後の峠直下も、地図上では激急登の九十九折に見えるが、あくまでも登山道ではなく、生活のために拓かれた道だけあって、歩きやすいように大きくジグが切ってある。徳本峠に登りめた時も、なんか自然にポコッと小屋の前に出た感じ。歩いてきた道は南面のため、日影以外は雪が無かったが、稜線上は5僂ら10僂曚匹寮兩磴任靴拭Dは晴れていたが、途中から曇って来て、徳本峠名物の絶景は拝めないかと思ったけど、幸いガスに閉ざされる直前の穂高が出迎えてくれて幸せ。小屋の軒先借りて昼食。帰りもアノ道を通るのかと思ったら、あまりゆっくりすることもできず早々に下山開始。何とか生きて帰ってきました(^^;
来年、中尾から通しで歩くつもりではいるけど、テン泊装備担いでアノ道通るのか…と、少々不安を残しつつ、無事下山。少し早く下山できたので、山形村の「つるや」で買い物して帰宅。いやぁ、「つるや」は安くてクオリティーの高い食品あっていいですね〜信州の人が羨ましい(≧◇≦)
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