仙丈ケ岳：南アの女王様の厳しさをしみじみ感じた山行【北沢峠〜小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳山頂〜馬の背ヒュッテ】

2014年08月14日(木) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,127m
• 下り: 1,115m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:56

7:00 北沢峠
8:40 8:46 薮沢大滝ノ頭
10:26 10:33 小仙丈ヶ岳
11:46 11:50 仙丈ヶ岳
12:08 12:23 仙丈小屋
12:48 12:50 馬の背ヒュッテ
13:01 13:03 薮沢小屋
13:17 13:23 薮沢大滝ノ頭
14:56 北沢峠

日帰り

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

15:00 長衛荘

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

中央自動車道伊那IC下車
仙流荘前駐車場【無料】に車を止めバスで北沢峠まで
片道1130円
手回り品210円

コース状況／危険箇所等

整備された登山道で特に迷うことは無いと思います。
人気の山で雨でもハイカーさんは沢山いてました。
道が狭くなっている箇所も所々あるのですれ違いに気をつけて登りました。

その他周辺情報

下山後はパワースポットで有名な分杭峠へ。
お風呂は少し離れてますが、宿泊の都合で駒ヶ根のこまくさの湯にて入浴

写真

A.M.5:00頃仙流荘前駐車場に到着。早朝にもかかわらず車の多さに驚きました(tu)

こんだけあればゆとりをもっていけそうな気がする(tu)

駐車場で仮眠を取るはずが、すでに並び始めているので慌てて準備しました(su)

北沢峠に到着。雨が降ってきたのでみんなレインウェアに着替えます(tu)

天候の回復を祈りながら登る(tu)

空が少しでも明るくなると、テンション上がります(su)

霧がかった森は幻想的(tu)

怪獣の背中みたいにトゲトゲのついた葉っぱ(tu)

ハリブキですね。葉の裏側にもトゲがあります(su)

こちらはハート型(tu)

景色が見える場所まで来たので振り返る。本当ならお隣の甲斐駒ケ岳が見えるはず・・・が、ガスで何も見えず(tu)

この日の展望は絶望的でしたね…(su)

私の心の目には甲斐駒ヶ岳は見えました(c)

団体のハイカーさんも多かったです。韓国から来られているようでした(tu)

五合目の大滝ノ頭分岐点。まっすぐ行くと岩登り、馬の背ヒュッテのほうへ行くと距離は少し長くなりますが、比較的平坦な登山道が続きます。とりあえずまっすぐ進む(tu)

六合目。稜線に出てきたものの変わらずガスだらけ(tu)

周りの景色は全く見えず、残念(tu)

松の木にはさまれた狭い道を進みます(tu)

虫除けには松脂が効果的♪(su)

ますます霧が濃くなってるような・・(tu)

ちらほら可愛いお花も咲いてます(tu)

8/14 10:26

小仙丈ケ岳に到着(su)

野ねずみ発見。何処にいるかわかりますか？(tu)

雷鳥がよかったのですが・笑(su)

人慣れしてるのか、足元まで遊びに来てくれます(c)

集合写真を撮って貰いました(su)

半袖ボーイが一人いますが、見てる方が寒かった(c)

まだまだ寒さはぜんぜん平気、レインウェアを着ると暑かった(tu)

下界ではお目にかかれない（？）花々(tu)

8/14 10:52

ここまできたら、絶対ピークを踏んでやろうかと思えてきます(tu)

真っ白な景色の中で青色が映える(tu)

ガスがなければ先のほうまで見えるんだろうけど、奥の山はうっすら形が見える程度(tu)

下山時間の問題もあるし、このペースで山頂に向かうのは厳しいと判断してこの付近で引き返し、男性陣のみ山頂を目指してもらいます(su)

アルプスデビューで高山病デビュー♪(c)

山頂まで少し急ぎ気味で登ります(tu)

何回も山頂っぽい影にだまされながら登っていきます(tu)

山頂到着。周りが見えない状態で登るのは精神的にもきつかった(tu)

山頂からも何もみえないので、早々に退散(tu)

仙丈小屋へ降りてきました。晴れてたら生ビール（1,000円）で乾杯したかったなぁ(tu)

小屋のとなりには風車が何台かありました。発電してるのかな？(tu)

馬の背ヒュッテ方面へのコースは何回か川を横切ります(tu)

ちょこっと雪渓もありました(tu)

8/14 17:01

パワースポットで有名な分杭峠
残念ながら、私は何も感じ取ることができませんでした(su)

掌が熱くなってきた・・・・と、なったら面白かったんですが、感受性が弱いのか何も感じず(tu)

撮影機器：

DSC-WX300 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

感想

tu-san1977

登山として初めての南アルプスでしたが、残念ながら天候に恵まれず眺望を楽しむ事はできませんでした。
しかし、登山道の雰囲気や空気感を感じることはできて、厳しいながらも楽しい山行になりました。
雨も降り、常人にとってはキツい環境だったと思いますが、とにかく暑さに弱い自分はクールダウンもできて割りと楽に登る事が出来たように思います。
当初は甲斐駒ケ岳に登る予定だったんですが、仙丈ケ岳からの景色が美しいと山仲間から聞き、こちらを選びました。
次回は甲斐駒も選択肢に入れつつ、ぜひリベンジ挑戦したいです。

sunaonaonao

久々の南アルプス
当初、甲斐駒ヶ岳へ行く予定にしていましたが、仙丈ケ岳に変更となりました。
和歌山を出発する時点で、ちょっと身体に違和感を感じていたので、できるだけ車中で睡眠をとらせてもらおうと思っていたのですが、会話が楽しくほとんど寝ず、
またその前日も寝不足気味だったため、どうなのかな…と思っていたのですが、やはり登り始めるとすぐに持病の偏頭痛に襲われました。
頓服薬を飲めば良かったのでしょうが、睡眠不足の状態での服用に躊躇。
ゆっくりペースで歩いてもらいました。
何とか登っていたのですが、8合目と9合目の中間位置くらいで、体調面でも時間的にも厳しいと判断して男性二人には山頂を目指してもらい引き返すことにしました。
下りも、この状況の私にはなかなかハードに感じて、とても長く感じる。
薮沢大滝ノ頭を過ぎた辺りで男性二人と合流して北沢峠まで戻りましたが、体調は万全の状態でないといけないですね…

天候には恵まれませんでしたが、偏頭痛に悩まされながらも終始楽しませてもらいました。

cherryx2

念願のアルプスデビューさせてもらいました☆

車中と二合目を過ぎるまでは元気だったのですが、だんだんと休憩しても息が整わなくなり、一歩ごとに目が回りだし…
気力はあるのに体がついていかず、sunaoさんと一緒に下山しました。
またこの下山の道中が長く感じる事と言ったら！！

分杭峠にソースカツ丼、そば打ち体験、最後の最後まで楽しかった♪
でも一番の笑いは、宿の方に『ご家族ですか？』と聞かれたこと(笑)

ダディと姉弟よ、またいつか南アルプスリベンジに行こうね！

コメント

しょう

1日違いで
こんにちは
せっかくの初南アルプスも残念な天気でコンディションも悪くお疲れ様です
遠方からのアクセスですので、万全の体調また十分な睡眠を摂ることって難しいですよね。
私の場合高山病に軽度ですがかかりやすいので、頭痛になり始めたら薬を飲むように心がけてます。
そして実は私も1日後に仙流荘と北沢峠にいました。そこから北岳を目指しました。
こちら方面に来られる情報は風の便りに聞いてましたが、1日遅かったので、お会いできず残念でした。
次回甲斐駒に行かれる時は晴れるといいですね。またその折はお声をかけてください ！！

tu-san1977

syousan
景色が全く無かった分余計に疲れてしまったように思います。
休みが多ければゆっくり休んでから登山できるんですが、何せ遠いもので時間がとれず・・・
状況によっては山頂手前で撤退の判断も必要ですね
一日違いで同じ場所にいてたんですね。北岳のスタートが北沢峠とは知りませんでした。
またリベンジきめたいので次回はぜひ、ご一緒願います。

sunaonaonao

> syousanさん
出発日が仕事終わらせてからだったので、仮眠する時間もなく完全に調整不足でした。
しょうさん、１日違いで同じ場所にいらっしゃったのですね！
久々にお会いしたかったので残念です…
甲斐駒へはぜひ行きたいと思っていますので、ご一緒できるようでしたらお願いします。

cherryx2

Re: 1日違いで
syousanさん

まさかの一日違いだったんですね
お会いできなかったのが残念です。

高山病ってかかりやすい、かかりにくいってあるんですね。
今回の山行はいろいろと勉強になりました。
今までは楽しむことを優先に考えていましたが、一つでもボタンをかけ違えると大変なことになるんですね…
大反省ですワ。

次は絶景の中、女王様にお会いしたいものです。
もちろん体調管理は万全に

エスプリ

悪天候の高山
皆さん、仙丈岳登山、お疲れさまでした。

どこもあまり天候のよくない お盆休みとなりましたが、南アルプスの女性的な秀麗さで名高い仙丈岳 にいってらしたんですね

まずはつーさん、gin54さん、登頂おめでとうございます。バスの時間を気にしながら悪天候の中歩くのは大変だったと思います。次回は北とは異なる南アルプスのこんもりした特徴ある山体が見れたらと思います。

sunaoさん、cherryさん、体調不良で途中で下山開始とは本当に残念です。
気圧の低い悪天候路の高山は、体調不良が出やすいです。そこにお仕事の事情などでの睡眠不足が重なると、高山病の発生確率がかなり上がってしまいますよね・・・きつかっただろうとお察しします。
それにアルプスの標高差の大きい日帰り山だと、下り坂は足首や足の裏への負担は加速度的に上がって痛みで歩きにくくなり、そうなると距離がとても遠く感じます。こればっかりは慣れとトレーニングですので、次回は晴天＆万全の体調の中でがっつりと登り下りでき、たくさんの名山と標高ベスト５が全て一望出来ることをお祈りします。

sunaonaonao

> espritさん
登頂できなかったのは残念でしたが、またのお楽しみにします♪
足の疲れはそれほどでもなかったのですが、
体調不良は、登ってる最中よりも下山時のほうがヒドかったです。
そして今もまだ頭痛がする状態なんですよ〜
長年お付き合いしている偏頭痛ですので、そろそろ治まってくれると思うのですが…
慣れとトレーニング、大事ですね！
基本が怠け者なので、誰かにお尻叩いてもらわないといけないなぁ(笑)
次回は素晴らしい景色を堪能するためにも☆

tu-san1977

espritさん
直前まで甲斐駒ケ岳と、どちらに登るか迷ってましたが、景色が美しいとの事で仙丈ヶ岳にしました。
どちらを選んでも眺望は望めなかったようですね
しかし、ピークを踏めた事は一つ自信にはつながったんで、またリベンジしたいなと思います。
標高ベスト５の一望楽しみです♪

cherryx2

Re: 悪天候の高山
espritさん

本当に残念でした…が、次は絶好のお天気と体調とでリベンジしてやるぞ！
と鼻息フンフンです

来月に違う山ですがアルプスにまた行くので、それまで地道にトレーニングを積んでおきます。
自分を過信するのは怪我の元ですね

できることならespritさんからいろいろと学ばせてほしいです。
特に下り道がへっぴりでへたっぴなので、それをどうにかしたい

エスプリ

Re[2]: 悪天候の高山
cherryさん、こんばんは！

下りに早く慣れて、どこの山でも思うように歩けるようになると、いろんな可能性が広がりますね

鼻息フンフンで山への興味と向上心がいっぱいのcherryさんのことですから、しっかりと斜面に筋力と歩き方を慣らしていけば、どんどん上がっていきますよ

またご一緒しましょう！

cherryx2

Re[3]: 悪天候の高山
espritさん

やった~♪
ぜひぜひぜひぜひよろしくお願いしますm(__)m

ゴエモン

お疲れさまです
やっぱり南アルプスも天気良くなかったのですね
このお盆休み南に行くか北に行くか迷ったのですが
どちらも同じでしたね…

先月甲斐駒ケ岳山頂目前で嵐のため引き返しました
今度は北沢峠に泊ってどちらもリベンジしたいですね

皆様お疲れ様でした

tu-san1977

goe-monさん
北も天気悪かったんですね
降水確率20％程度だったんで、少し期待してたんですが、最初から最後まで雨降り、ガスで真っ白でした
途中で心折れそうになりつつも何とか山頂まで登れました。
今度はリベンジ決めたいですね！

cherryx2

Re: お疲れさまです
goe-monさん

北アルプスでの遭難事故のニュースを見ました。
ご無事で何よりです。

リベンジしないといけない山ばかり増えますが、ちょっとづつでも頑張るぞー

sunaonaonao

> goe-monさん
どこの山も全体的に天気良くなかったみたいですね
前日なら…って思うこと多々ありますが、こればかりはどうしようもないですね…
南アルプスの天然水を汲むのも忘れちゃったので、
次回は小屋泊でどっぷり堪能しながらリベンジしたいです♪

いか十

遠征
遠征お疲れ様です。
確かにこの寒い高山の中、お元気なかっこうな人が御一人・・・（＾＾；
展望は見えませんでしたが、花などいろいろ楽しまれているようでなによりです。
移動中、夜にずっとおしゃべりしていて寝不足でそのままアルプス・・・
その行動力は感服ですね〜
アルプスの季節もあと少しなのでお互いチャンスを活かしたいですね。