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Yamareco

記録ID: 495289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

後立山縦走(白馬大雪渓、白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、扇沢)

2014年08月12日(火) ~ 2014年08月15日(金)
 - 拍手
ベス その他1人
GPS
80:00
距離
36.1km
登り
4,366m
下り
4,221m

コースタイム

1日目
山行
4:59
休憩
1:41
合計
6:40
10:40
60
猿倉
11:40
12:03
24
白馬尻小屋
12:27
12:33
60
大雪渓
13:33
13:48
27
休憩
14:15
14:25
15
葱平
14:40
14:45
48
避難小屋
15:33
16:00
30
白馬頂上小屋
16:30
16:45
35
白馬岳
17:20
白馬頂上小屋
2日目
山行
6:53
休憩
1:05
合計
7:58
5:50
53
白馬頂上小屋
6:43
6:43
59
杓子岳分岐
7:42
7:52
48
白馬槍ヶ岳
8:40
8:45
24
天狗山荘
9:09
9:14
73
天狗の頭
10:27
10:27
28
不帰のキレット
10:55
11:25
47
喫の頭
12:12
12:17
8
不帰曲北峰
12:25
12:25
56
不帰曲南峰
13:21
13:31
17
唐松岳
13:48
唐松頂上山荘
3日目
山行
6:27
休憩
0:49
合計
7:16
6:00
65
唐松頂上山荘
7:05
7:05
65
大黒岳
8:10
8:20
57
五竜山荘
9:17
9:30
85
五竜岳
10:55
11:21
17
昼食
11:38
11:38
27
北尾根の頭
12:05
12:05
71
口の沢のコル
13:16
キレット小屋
4日目
山行
7:43
休憩
1:18
合計
9:01
5:00
30
キレット小屋
5:30
5:45
41
朝食
6:26
6:26
34
鹿島槍北峰
7:00
7:10
34
鹿島槍南峰
7:44
7:44
53
布引山
8:37
8:37
123
冷水山荘
10:40
11:33
97
種池山荘
13:10
13:10
51
ケルン
14:01
扇沢バスセンター
1日目(8/12)
猿倉 10:40⇒白馬尻小屋 11:40〜12:03(昼食)⇒12:27大雪渓(途中休憩10+5分)⇒雪渓終了1:38⇒葱平2:15〜2:25⇒避難小屋2:40〜2:45⇒白馬頂上小屋3:33〜4:00⇒白馬岳4:30〜4:45⇒白馬頂上小屋5:20
2日目(8/13)
白馬頂上小屋5:50⇒杓子岳分岐6:43〜48⇒白馬槍ヶ岳7:42〜52⇒天狗山荘8:40〜45⇒天狗の頭9:09〜14⇒不帰のキレット10:27⇒喫の頭10:55〜11:25(昼食)⇒不帰曲北峰12:12〜12:17⇒不帰曲南峰12:25⇒唐松岳1:21〜1:31⇒唐松頂上山荘1:48
3日目(8/14)
唐松頂上山荘6:00⇒大黒岳7:05〜7:15⇒五竜山荘8:10〜8:20⇒五竜岳9:17〜9:30⇒昼食10:55〜11:21⇒北尾根の頭11:38⇒口ノ沢のコル12:05⇒キレット小屋1:16
4日目(8/15)
キレット小屋5:00⇒途中朝食15分⇒鹿島槍北峰分岐6:18⇒北峰6:26⇒鹿島槍南峰7:00〜7:10⇒布引山7:44⇒冷池山荘8:37⇒(爺が岳山頂には行かず)⇒種池山荘10:40〜11:33(昼食)⇒ケルン1:10⇒扇沢バスセンター2:01
天候 12日ー雨のち晴
13日ー晴時々くもり
14日ーくもり時々晴
15日ーくもり⇒横殴りの雨⇒雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
自宅(地下鉄)⇒博多(新幹線)⇒京都(夜行バス)⇒長野高速バス(白馬八方)⇒猿倉(バス)
扇沢(バス)⇒大町温泉薬師の湯(バス)⇒信濃大町(JR)⇒松本(特急しなの)⇒名古屋(新幹線)⇒博多
交通費合計 43000円(1人分)
コース状況/
危険箇所等
今回1番の難所と念入りに下調べをしていた不帰の劍と、八峰キレットは、予想外に短く、天候に問題なければ、初心者以外は、気を付けていけば、大丈夫と思います。
1番おもしろかったのは、唐松頂上小屋から、キレット小屋までのルートで、岩峰の遊園地でした。
13日に八峰キレットで滑落死亡事故。小屋から2つめ?のはしごの後、細くなっていた片一方が草におおわれところに足をおいて、滑落したと聞きました。梯子の後で、初老の方がバランスをくずしたのかなと思っていましたが、46才の男性で驚きました。草の下は、必ずしも土があるわけないので、気を付けなければいけません。
その他周辺情報 大町温泉 薬師の湯 700円。

装備

個人装備
水2L アイゼン ヘッドライト 着替え(2回分) カッパ ダウンJ 充電器 IPHONE 軽量バッグなど 計9.7Kg
共同装備
非常食(アルファ米) おやつなど

感想

初めての北アルプス。昨年は、ストレスでめまいが起き、歩けなくなりましたが、歩けるようになり、うれしさ倍増です。
福岡から夜行バスで行こうと思うと、1か月前から予約をしないといけないので、お天気は神頼みでした。
写真などは、連れ合いのブログ「標高1、68m」で。
http://reoen.blog.fc2.com/blog-date-201408-4.html

■1日目(8/12)
朝から雨。気が沈み、しかも長野からのバスは、白馬から乗換のバスに遅れそうなのに、ゆっくり運転! ハラハラしていると、前に乗っていた方が、「乗換のバスに連絡して、待ってもらうようにしてもらえませんか」と運転手さんに。営業所に連絡してもらうと、乗換のバスももっと遅れていて、無事乗換のバスに乗れた。バスの中で、カッパを着て準備。予定より20分遅れて、猿倉着。
白馬尻小屋まで、傘で行く。昼食を食べ終わる頃、雨が止む。雪渓は、カッパを脱ぎシャツ1枚で登る。上から吹いてくる冷たい風が気持ちよかった。歩き始めたのが遅かったせいか、人がとても少ない。初めは前に人がいたが、いつのまにか先頭に。石が落ちてきたらぶつかるので、前をにらんで歩く。雪渓歩きは疲れた。
下から白馬頂上山荘が見えたところから、強風。空が晴れてきた。
稜線にでると、晴れ渡り、素晴らしい景色。小屋に2週間前から勤務している人がこんな景色は今回は初めてと。白馬岳も雲海が広がり、その先に剣など遠くの峰々が。
小屋は、宿泊者が少なく、お盆なのに16人部屋に2人。
夕日を撮りに、ダウンを着て丸山に行くが、強風(風速20m?)に震え上がる。こんな風だったら、明日の不帰の剣は、とても無理だと思う。白馬鑓方面から来た方に、風がとても強いので、やめたほうがいいと言われる。
■2日目(8/13)
晴れ。風は強いが昨日よりは弱い!予定通りに進むことに。少し頭が痛い(酸素不足?)
さすが北アルプス、右手は剣、立山三山、雲海を見ながら歩ける。体力温存のため、杓子岳はパス。白馬鑓ヶ岳からは、富士山、黒部ダムも見えた。
不帰のキレットまで下る。高度感はあまりない。上りから曲南峰まで、約1時間と短い。ネットの写真よりスケール感が小さく感じた。恐いところは1〜2カ所。
酸素が薄いせいか、今まで経験したことがない息切れ。
■3日目(8/14)
曇り。唐松頂上山荘を出ると、すぐに岩場。不帰の剣より怖い鎖場あり。鎖場でないところは、ザレ場。それが、キレット小屋まで続き、ドキドキワクワクの連続。今回で、ここが最高に楽しかった。
※雨が降ったり、風が強い場合は、ここは危ないので止めるべし。
■4日目(8/15)
曇り。午後から雨の予報。扇沢に3時に着くために早めに出ようと思ったが、ご来光を撮ったので、5時になる。キレットの岩場も、思ったより早く終わる。鹿島槍ヶ岳からは、真っ白で何も見えず。冷池山荘を過ぎたところより、雨が降り出す。風がでてだんだんと強くなる。カッパを着るがスパッツをつけなかったせいか、靴の中に水が入り、靴下がぬれる。途中の道が、川のようになった。種池山荘で、昼食をとるため立ち寄る。人がいっぱい。食堂でラーメンを食べるため、カッパを脱ぎ、靴を脱ぎ等時間がかかる。種池山荘より扇沢バスTまで地図では2:45とある。出たのは11時半過ぎで、急げば2時のバスに間にあう。急ぎ足でいくも、ケルン前からは駆け降りる。(ケルンに、扇沢まで40分とあるが、これは登山口までの時間だった!)登山口に着いたのは13分前(バスTまで15分)、必死で歩くが、上りのためスピードが出ない。連れ合いに先にいってもらう。バスに待っててもらい、お蔭で温泉にも入れた。

最高の山行でした。山はもちろん、いろんな方々にお会いできたことが、楽しかった要因の1つです。東京の方には、扇沢バスターミナルまで走らせ、時間がないのに、無理やり大町温泉まで引っ張っていき、誠に申し訳ないことをしました。

白馬頂上山荘ー水無料。スタッフさんがみなとても感じがいい。食事はバイキング。
唐松頂上小屋ー水は500mlで300円。食事はイマイチ。泊まるなら800円プラスのほうがよかったかも(夜、枕元前を通る足音で目が覚める)
五竜岳山荘ー水1L100円(ここで買う)
キレット小屋ー絶対に予約をすべし! 水は無料だが、塩素臭い。

※二日目から、顔がむくみ、目なんかお岩さん状態。下山後、さらに体もパンパンに。体重は4.5kgも増加! 調べると、体が水分不足を感じ、抗利尿ホルモンが働き、水分を逃がさないようにしているらしい?登山中は汗もあまりかかず、1日1.5L飲んでいたが足りなかったのか?腎臓が悪くなる人もいるらしい。
(その後、むくみと体重は、1週間で元に戻った)

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