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Yamareco

記録ID: 6905253
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(大雪渓ピストン)ライチョウとツクモグサ

2024年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:12
距離
16.6km
登り
1,825m
下り
1,840m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:07
合計
6:20
5:32
5:32
41
6:13
6:13
13
6:26
6:28
68
7:36
7:51
14
8:05
8:06
39
8:45
8:46
14
9:00
9:03
19
9:22
9:42
9
9:51
9:58
6
10:04
10:11
20
10:31
10:34
8
10:42
10:47
27
11:14
11:14
33
11:47
11:50
1
11:51
ゴール地点
下りの林道は大体走っています。
天候 概ね曇り
梅雨どきの高曇りの空でした
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉登山口の駐車スペースに駐車しました。
AM5時半過ぎで10数台程度停まっていました。
コース状況/
危険箇所等
※特別危険を感じるような箇所はありませんでした。

○大雪渓
所々、枝や石にピンクテープが付いているので、ルート上から大きく逸脱しないよう注意して進みます。
(落石の通り道に侵入しないよう注意です)
オンシーズン通してですが、落石注意。
特に今年は3号雪渓からの崩落が大きく、落石が長い帯状に連なっています。
杓子岳からの落石も相変わらず多いです。
小雪渓の下部は傾斜が急になるため、まだ前爪アイゼンは必要です。
夏道は一部の区間で出ていました。
 
その他周辺情報 下山後に最寄りの小日向(おびなた)の湯(日帰り入浴700円)で入浴しました。
 
朝、猿倉荘もとい鮎川山荘を出発します。
営業開始前に何かの撮影のロケ地となっているようです。
朝、猿倉荘もとい鮎川山荘を出発します。
営業開始前に何かの撮影のロケ地となっているようです。
林道歩き。
ウワミズザクラが見頃でした。
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林道歩き。
ウワミズザクラが見頃でした。
サンカヨウは半分透明です。
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サンカヨウは半分透明です。
オオカメノキ。見応え十分。
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オオカメノキ。見応え十分。
林道から登山道へ。
ショウジョウバカマがちらほら。
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林道から登山道へ。
ショウジョウバカマがちらほら。
登山道脇にはシラネアオイ。
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登山道脇にはシラネアオイ。
ニリンソウ。
曇り空で閉じているものが殆ど。
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ニリンソウ。
曇り空で閉じているものが殆ど。
白馬尻手前から雪渓に乗ります。
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白馬尻手前から雪渓に乗ります。
天気は曇り空ですが、雲が抜けると上部が見渡せました。
天気は曇り空ですが、雲が抜けると上部が見渡せました。
大規模崩落のあった3号雪渓。
ルートは落石箇所の左側を通過します。
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大規模崩落のあった3号雪渓。
ルートは落石箇所の左側を通過します。
左側の杓子岳斜面からも相変わらず落石は多いです。
小雪渓手前から斜度が上がるのがよく分かります。
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左側の杓子岳斜面からも相変わらず落石は多いです。
小雪渓手前から斜度が上がるのがよく分かります。
一部夏道が出ていますが、右側の雪渓上を登っていきます。
一部夏道が出ていますが、右側の雪渓上を登っていきます。
振り返れば雲海。
だいぶ登ってきました。
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振り返れば雲海。
だいぶ登ってきました。
左手には杓子岳方面。
左手には杓子岳方面。
最後に小雪渓の急登を越えます。
最後に小雪渓の急登を越えます。
小雪渓をトラバース気味に登ると避難小屋が見えてきます。
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小雪渓をトラバース気味に登ると避難小屋が見えてきます。
上部もまだ雪はたっぷり。
上部もまだ雪はたっぷり。
遠くに村営頂上宿舎が見えてきます。
ここまで来ると斜度は緩やかになり、左斜面をトラバース気味に登ります。
遠くに村営頂上宿舎が見えてきます。
ここまで来ると斜度は緩やかになり、左斜面をトラバース気味に登ります。
大看板がわずかに姿を見せています。
大看板がわずかに姿を見せています。
この階段手前でアイゼンを外しました。
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この階段手前でアイゼンを外しました。
杓子岳と歩いてきた斜面。
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杓子岳と歩いてきた斜面。
最後の雪渓を渡ると村営頂上宿舎はもう目と鼻の先です。
最後の雪渓を渡ると村営頂上宿舎はもう目と鼻の先です。
小屋前では高山植物が咲き始めます。
花開いたミヤマキンバイ。
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小屋前では高山植物が咲き始めます。
花開いたミヤマキンバイ。
ウルップソウも咲き始め。
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ウルップソウも咲き始め。
ハクサンイチゲも。
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ハクサンイチゲも。
久々のウルップソウ。
梅雨空にも澄んだブルーが映えます。
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久々のウルップソウ。
梅雨空にも澄んだブルーが映えます。
村営頂上宿舎。
まだ小屋開け前で入口には雪が積もっています。
村営頂上宿舎。
まだ小屋開け前で入口には雪が積もっています。
稜線に出て白馬岳へさらに登り。
手前の白馬山荘は存在感あります。
稜線に出て白馬岳へさらに登り。
手前の白馬山荘は存在感あります。
白馬山荘。
こちらは連休から営業しています。
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白馬山荘。
こちらは連休から営業しています。
山荘前は絶好のビューポイント。
手前に杓子岳、白馬鑓ヶ岳。奥には剱岳や立山連峰。
さらに右には毛勝三山。
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山荘前は絶好のビューポイント。
手前に杓子岳、白馬鑓ヶ岳。奥には剱岳や立山連峰。
さらに右には毛勝三山。
右手は旭岳。
まだ雪たっぷりです。
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右手は旭岳。
まだ雪たっぷりです。
アップで立山〜剱岳。
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アップで立山〜剱岳。
杓子岳〜白馬鑓ヶ岳。
杓子岳〜白馬鑓ヶ岳。
鑓ヶ岳の右奥には槍ヶ岳。
鑓ヶ岳の右奥には槍ヶ岳。
山頂手前ではライチョウのつがいに出会いました。
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山頂手前ではライチョウのつがいに出会いました。
登り切って白馬岳山頂。
道標が新しくなってからは初めての登頂です。
登り切って白馬岳山頂。
道標が新しくなってからは初めての登頂です。
山頂から少し先へ進むと、登山道脇にちらほらツクモグサ。
咲きたてでふわふわ。
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山頂から少し先へ進むと、登山道脇にちらほらツクモグサ。
咲きたてでふわふわ。
あたりにはオヤマノエンドウも咲き始め。
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あたりにはオヤマノエンドウも咲き始め。
曇り空でしたが、奇麗に花開いたツクモグサもありました。
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曇り空でしたが、奇麗に花開いたツクモグサもありました。
奥にもライチョウ。
こちらは雄1羽のみでした。
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奥にもライチョウ。
こちらは雄1羽のみでした。
反対側から見る白馬岳も良いです。
紅葉時期だと斜面が赤や黄に染まってさらに良いです。
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反対側から見る白馬岳も良いです。
紅葉時期だと斜面が赤や黄に染まってさらに良いです。
再びツクモグサ。
花開いてないものが多かったですが、可愛らしい姿が見れて何よりでした。
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再びツクモグサ。
花開いてないものが多かったですが、可愛らしい姿が見れて何よりでした。
白馬岳へ再び戻ってきました。
白馬岳へ再び戻ってきました。
山頂からの展望を。
雪倉岳、朝日岳。いつか栂海新道へ縦走してみたい。
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山頂からの展望を。
雪倉岳、朝日岳。いつか栂海新道へ縦走してみたい。
山頂から北アルプス南部を遠望。
山頂から北アルプス南部を遠望。
少し角度を変えてアップで。
白馬鑓の奥には、鹿島槍、蓮華〜針ノ木、常念、大天井、穂高〜槍ヶ岳など。
曇り空ですが、展望は良好でした。
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少し角度を変えてアップで。
白馬鑓の奥には、鹿島槍、蓮華〜針ノ木、常念、大天井、穂高〜槍ヶ岳など。
曇り空ですが、展望は良好でした。
北東側は雲上の頚城三山と高妻山。
北東側は雲上の頚城三山と高妻山。
後ろ立山連峰縦走路の下は長く続く雲海。
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後ろ立山連峰縦走路の下は長く続く雲海。
さて、大雪渓へ下ります。
2
さて、大雪渓へ下ります。
あっという間に頂上宿舎が離れていきます。
あっという間に頂上宿舎が離れていきます。
空の白、雲の白、雪渓の白。
同じ白でもそれぞれ違った色合いです。
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空の白、雲の白、雪渓の白。
同じ白でもそれぞれ違った色合いです。
小雪渓を振り返ります。
小雪渓を振り返ります。
下りも夏道脇の雪渓上を降ります。
下りも夏道脇の雪渓上を降ります。
上部を振り返ります。
だいぶ降りてきました。
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上部を振り返ります。
だいぶ降りてきました。
下りは足で滑りながら。
白馬尻まで降りてきました。
下りは足で滑りながら。
白馬尻まで降りてきました。
復路もお花を眺めながら。
サンカヨウとニリンソウ。
サンカヨウは下りの頃には乾いて純白の花弁に。
復路もお花を眺めながら。
サンカヨウとニリンソウ。
サンカヨウは下りの頃には乾いて純白の花弁に。
行きに撮らなかったキヌガサソウ。
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行きに撮らなかったキヌガサソウ。
脇の沢は雪解け水で水量たっぷり。
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脇の沢は雪解け水で水量たっぷり。
林道手前でエンレイソウも。
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林道手前でエンレイソウも。
鮎川山荘もとい猿倉荘へ。
鮎川山荘もとい猿倉荘へ。
付近には満開のタニウツギ。
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付近には満開のタニウツギ。
まだハイシーズン前で閑散とした駐車場に戻ってきました。
まだハイシーズン前で閑散とした駐車場に戻ってきました。
帰りは最寄りのおびなたの湯でゆったり。
帰りは最寄りのおびなたの湯でゆったり。
おおしも食堂がやっていなかったので、帰りがけに大黒食堂のソースカツ丼(950円+大盛り100円)に寄り、帰宅しました。
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おおしも食堂がやっていなかったので、帰りがけに大黒食堂のソースカツ丼(950円+大盛り100円)に寄り、帰宅しました。

感想

6/9日曜日は久方ぶりに白馬岳へ。
この日は天気予報も体調も微妙・・・。
遠出しようかと計画していましたが、結局近場で短めの行程にしてしまいました。

朝は4時過ぎに自宅を出発。
日曜にもかかわらず猿倉登山口はガラガラなのはこの時期ならでは。
ハイシーズンの週末ともなれば、とてもこの時間では停められないだろうに。
準備して出発して早々、猿倉荘の名前が変わっていてビックリ。
どうやら営業期間前に、ドラマか何かの撮影現場になっているようでした。
いつも通り林道を歩いていくと、思ったより残雪期の花が残っています。
白馬尻前から雪渓に乗り、思っていたより雪が多い印象でした。
小屋の部材も未だ全て雪の下。
以前5月末に歩いた時はもう少し雪解けが早かったように記憶しています。
雪解け後に小屋が建つであろうあたりからアイゼン着用し、あとはひたすら雪渓歩きです。
天気は終始曇り空。時折雲が流れ、上部が見渡せるようになります。
さほど悪くはなさそうな天気に一安心しながらサクサク登っていきます。
途中の大規模崩落個所はニュースでも報じられていたので、どんなもんかおっかなびっくりではいましたが、ルート上からは外れており一安心。
杓子岳からの落石の多さも相変わらず。直近を通過時にも終始カラカラと小石が落ちてきており、斜面上の落石音に警戒しながら(雪渓上では音はしないですが。)進みます。
小雪渓への登りは斜度が上がり、特に注意を要します。
下りは苦労するかなと思っていましたが、前日と当日に歩かれた方のステップがしっかりと出来ており、思いがけず歩きやすくなっていました。
小雪渓手前の斜面は一部夏道は出始めていましたが、結局上り下りとも雪渓上を利用しました。
避難小屋より上の階段あたりでアイゼンを外し、最後の登り。
村営宿舎あたりからは高山植物が出始め、ウルップソウも早くも咲き始めています。
小屋前の最後の雪渓を越えると稜線へ出ます。
一週前に降った雪は消え、稜線上は全て夏道が出ています。
天気は相変わらず曇り空ですが、さほど寒くはなく、展望も良好。
梅雨時の高曇りで、立山〜剱岳や毛勝三山、白馬鑓ヶ岳の奥に槍ヶ岳、旭岳の裏には日本海も見えます。
悪くない天気と展望に満足しながら白馬山荘を過ぎ山頂へ。
山頂手前でライチョウのつがいに出会いほっこり。
ライチョウはこの日は、さすがは曇り空とも言うべきか、計5羽も見掛けました。
以前は山頂前にツクモグサのスポットが複数あったように記憶していたのですが、山荘少し上の登山道から外れたところに1か所遠目で確認できたのみ。
山頂でお会いした方と少し話したのち、前回同様ツクモグサを探しながら小蓮華方面へ少し降りていきます。
程無くして所々にツクモグサを見つけます。
うち1か所は数が多く、登山道上から何とかカメラが届く範囲に咲いており暫く撮影タイム。
多くは咲きたてで、曇り空だったことから、蕾は閉じていましたが、中には綺麗に花開いているものもあり満足。
適当なところで山頂へ引き返し、来た道を戻りました。
下りは雪が緩んでいましたが、想定よりは難易度低めでした。
途中からは足滑りで降り、雪渓が切れてからは、行きに撮らなかった花を眺めながら下山しました。
 

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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