林道閉鎖の前に完全雪山の常念岳へ
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- GPS
- 06:11
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今月で林道が閉鎖されるとのことで、今年最後の三俣からの登山になります。
然程積雪は無いだろうと甘い考えで臨んだ山行、出来れば常念から蝶まで周回できればいいかなと甘く考えていました。
駐車場には予定通り6時出発が出来る時間に到着、さすがは林道閉鎖前最後の週末、既に駐車場にはほぼ満車の大盛況、登って来る途中から雲海の中に入ったのかガスガス、準備をしていざ出発、気温は然程低くなく、高湿度で視界は数メートルのヘッデンの光も届かぬ悪条件、道を知らない人は多分登れないほどの視界の悪さ。
暫く登るとパラパラと軽い音を立ててあられが落ちてくる、大した降りではないのでそのまま進む、日の出はすぎてもまだ雲海の中に入っているようなので辺りは薄暗いままだ。
前常念を望める森林限界を過ぎた辺りからやっと雲海を抜け出て、青空と雲海に浮かぶ山々が顔を出した。
週末降雪があったらしく吹き溜まりでは膝まで雪があり、岩の状態が分かりにくくなっている。下手をすると岩の隙間に足を突っ込み大変なことになる。
前常念を過ぎた頃、先行者に追いつきそのまま先行することとなる、ラッセル&踏み抜きで体力を相当使う。一歩一歩進めばその内着くだろうと地味に頑張る。
常念乗越と合流辺りから急に立っていられないほどの強風となり、たまらずアウターを着こみ、寒さに耐える。まるで登頂するのを拒むかのようだった。
それでも何とか登頂を果たし、しばし絶景を楽しむ。
風があまりにも強いのと、下りの踏み抜きを考え直ぐに下山開始。
前常念辺りまで来ると嘘のように風が止み穏やかになる、やはり登頂を拒まれていたようだ。
更に下り再び雲海の中に突入、今度は軽く雨が降っていた。
次回来る時は長い東尾根からだな、下りはどろどろの登山道を何とか転倒しないで下山することが出来た。
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