激藪漕ぎとラッセルの荒沢岳
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,818m
- 下り
- 1,804m
コースタイム
天候 | 風雨のち風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前手前の核心は鎖が撤去されていますからロープがいります。 登攀未経験者は絶対に行かないほうがいいです。 |
その他周辺情報 | ゆ〜パーク薬師。JAF割あります、新そば定食¥1,650…美味しい…中盛、大盛は同じ価格。 |
写真
装備
個人装備 |
ロープ30m
捨て縄
ベーシック
グリグリ。
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感想
今日は新潟の銀山平から200名山の荒沢岳に出かけた。この山は前瑤隆箴譴核心で今の時期は鎖が撤去されているから誰も来ないし静かなので行ってみた。
深夜3時着だけど本降りの雨、小降りになるまで待ってスタート。想定内の風雨の中での登山だった。ガシガシ行くと暖かいし風が強くても問題はなかった。しかしガシガシ登ってので早くも核心が始まる前下に到着、ここから鎖とはしごが始まります。
さて岩壁の核心に着いた、雨が雪に変わり岩場に積もっている、ガスで視界は目の前だけで鎖は撤去されて無いけどウィペットとチェーンスパイクがあれば大丈夫のはず…。
うーんルートが分からないべ、過去に大窓で敗退した感じの視界のなさの岩壁。GPSも国土地理院の地図もルートから外れている…これも想定内です…こんな場所はあてにならないのです。
トラバースか直登か…、分からんべ。とりあえず登る。斜度は増し引き返せない程になってくる。ハーケンを持ってきてないから藪の方に突入した。
ほぼ垂直でたまにハングの岩壁、樹林は上に成長せず下に成長している地獄でした。しかしながら樹林があれば支点を作って下降ができるから安心だった。
たった100m未満の標高差だけど1時間以上の格闘、笹の茎で鼻の下を深く切ってしまい流血事件となってしまった。藪漕ぎ一級の登攀で普通の人はマジで無理です。
やっと尾根に登り上げたが登山道はない…GPSではもう合流だが200名山ならあるあるの事、風雪が強い尾根の藪漕ぎは試練だった。
やっと登山道の合流できた、ここで1時間以上藪漕ぎした人は絶対にいないでしょう、ルートを外れたらバリエーションルートになります。
登山道があればサクサク、濡れたザックもカッパもバリバリに凍っていく。標高1800mからはラッセルも楽しみピクリ。バリエーションルート…での荒沢岳でした。
帰りは核心部でロープを使ってサクサク、あっという間に登りで迷った地点に着いた。改めてバカバカしいと思ったが暗闇ではそんなことが多々あるんです。
標高が下がると視界は良好、サックと下りて下ザーン。
かなりレベルの高い荒沢岳でした。
鎖がないしこの先降雪があると更にレベルが上がるので冬の登攀経験がない人にはお勧めできない山でした。。。
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