鳥海山 故郷の名山に登り、高山植物を愛でる
- GPS
- 09:47
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
象潟口・吹浦口の両コースとも、石の階段や石畳の登山道が整備されている。樹林帯から笹原になり、御浜で両コースが合流する。石畳の登山道はその先の七五三掛(しめかけ)まで続く。 七五三掛から山頂までは、外輪山コース、千蛇谷コースに分かれ、いずれもハシゴなど険しい部分がある。千蛇谷コースは8月中旬でも雪渓の横断がある。山頂御室から新山山頂は岩が積み重なっており、注意が必要。全体的に登山道は良く整備され、迷いやすい所はない。 |
写真
感想
故郷の秋田にマイカーで帰省した機会に、鳥海山に日帰りで登ることにしました。
この日は夕方、秋田駅前で高校時代の友人と懇談する約束があったので、それに間に合うよう下山するのが至上命題。逆算して、早朝4時に車で秋田を出発、登山口までは2時間のドライブで、鳥海山登山を6時から15時まで行い、17時半には秋田に戻る計画を立てました。鳥海山の登山コースのうち、象潟口コース(鉾立から)が駐車場も大きく最も一般的ですが、隣の吹浦口コース(大平から)も古くから歩かれておりおもしろいのではないかと思いました。
鳥海ブルーラインを走行して現地に到着し、鉾立から大平登山口へは車道を2km下るだけであることを確認し、登りに吹浦口コース、下りに象潟口コースを歩くことに決めました。
鳥海山は日本海岸から20kmの秋田・山形県境にそびえる独立峰です。標高1000m余の登山口から歩き始めて30分足らずで日本海岸の雄大な展望が開け始め(この日は霞んで水平線までは見えませんでしたが)、間もなく森林限界を超えると山頂までの稜線や谷も一望です。大平登山口から御浜の合流点までは誰とも出会わない静かな歩きで、樹林帯、草原、湿地など変化のある地形を満喫し、高山植物も豊富でした。
御浜からは多くの登山者で賑わい、行き交う言葉も、地元訛りだけでなく全国区であることが分かります。石を敷いて良く整備された道が七五三掛まで続き、鳥海山はこんなものかと思っていたら、その先は山頂まで険しい道が待ち受けていました。登りに千蛇谷コース、下りに外輪山コースをたどることにしました。
山頂御室から登る新山山頂は、ガラガラの岩が積み上がった地形で、狭くてゆっくり休憩もできません。これに対し外輪山にある七高山山頂は、標高で新山に7mほど及ばないものの、風も遮られて休憩適地です。七高山で休憩していると、矢島口コースから登ってきた人々と一緒になり、賑やかでした。
山頂でのんびりしすぎたため、下山は急ぎました。計画より遅れましたが、秋田までのドライブはほぼ順調でした。会合には30分遅刻しましたが、高校時代の友人が私も含め8人集まり、賑やかに旧交を温めました。
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