ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 496910
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山 故郷の名山に登り、高山植物を愛でる

2014年08月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
17.1km
登り
1,421m
下り
1,420m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:02大平登山口→6:36見晴台→6:52清水大神→7:36河原宿→7:46愛宕坂→8:05御浜8:21→8:35御田ヶ原→8:52八丁坂→9:06七五三掛→9:15千蛇・外輪分岐を千蛇谷へ→9:28雪渓渡る→10:24山頂御室10:32→10:53鳥海山(新山)山頂11:07→11:35鞍部→11:49外輪山→11:54七高山12:25→12:53伏拝岳→13:12文殊岳→13:41七五三掛→14:13御浜14:19→14:37賽の河原→15:16展望台→15:20鉾立登山口→15:45大平登山口
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥海ブルーラインを利用して、秋田県側・象潟口コースの登山口となる鉾立に、また山形県側・吹浦口コースの登山口となる大平(おおだいら)に至る。
コース状況/
危険箇所等
象潟口・吹浦口の両コースとも、石の階段や石畳の登山道が整備されている。樹林帯から笹原になり、御浜で両コースが合流する。石畳の登山道はその先の七五三掛(しめかけ)まで続く。
七五三掛から山頂までは、外輪山コース、千蛇谷コースに分かれ、いずれもハシゴなど険しい部分がある。千蛇谷コースは8月中旬でも雪渓の横断がある。山頂御室から新山山頂は岩が積み重なっており、注意が必要。全体的に登山道は良く整備され、迷いやすい所はない。
大平(おおだいら)登山口。路肩に駐車場があり、登山届を書き出発。
2014年08月14日 06:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:05
大平(おおだいら)登山口。路肩に駐車場があり、登山届を書き出発。
コンクリートの階段で登山道が始まる。
2014年08月14日 06:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:05
コンクリートの階段で登山道が始まる。
樹林帯を登る。石の階段は苔むしている。
2014年08月14日 06:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:15
樹林帯を登る。石の階段は苔むしている。
ツリガネニンジン(ハクサンシャジン)
2014年08月14日 06:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:33
ツリガネニンジン(ハクサンシャジン)
シラネニンジン
2014年08月14日 06:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:34
シラネニンジン
見晴台に着く。登り始めて30分足らずで日本海の展望が開ける。
2014年08月14日 06:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:37
見晴台に着く。登り始めて30分足らずで日本海の展望が開ける。
大平山荘が見える。
2014年08月14日 06:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:37
大平山荘が見える。
清水大神の湿地
2014年08月14日 06:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 6:51
清水大神の湿地
ニッコウキスゲの群落がある。
2014年08月14日 06:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 6:59
ニッコウキスゲの群落がある。
クルマユリ
2014年08月14日 07:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 7:05
クルマユリ
2014年08月14日 07:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 7:10
チングルマ
2014年08月14日 07:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 7:25
チングルマ
河原宿。石畳の道が続く。
2014年08月14日 07:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
8/14 7:33
河原宿。石畳の道が続く。
笹原の向こうに隣の峰が頭をもたげる。
2014年08月14日 07:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 7:55
笹原の向こうに隣の峰が頭をもたげる。
鉾立の駐車場が見える。象潟口コースと合流し、御浜に到着。
2014年08月14日 07:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 7:55
鉾立の駐車場が見える。象潟口コースと合流し、御浜に到着。
ハクサンフウロ
2014年08月14日 08:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 8:02
ハクサンフウロ
御浜小屋から鳥海湖を眼下に望む。
2014年08月14日 08:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
8/14 8:07
御浜小屋から鳥海湖を眼下に望む。
御浜小屋からは、象潟口コースからの多くの登山者で賑やかに。稜線を歩き山頂を目指す。
2014年08月14日 08:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 8:21
御浜小屋からは、象潟口コースからの多くの登山者で賑やかに。稜線を歩き山頂を目指す。
お花畑
2014年08月14日 08:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 8:31
お花畑
御田ヶ原。正面に山頂を望みながら歩く。
2014年08月14日 08:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4
8/14 8:35
御田ヶ原。正面に山頂を望みながら歩く。
ヨツバシオガマ
2014年08月14日 08:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 8:45
ヨツバシオガマ
トウゲブキ
2014年08月14日 08:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 8:47
トウゲブキ
2014年08月14日 08:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 8:51
御田ヶ原を下って鞍部、その先八丁坂の登り。まだ石畳の道が続く。
2014年08月14日 08:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 8:52
御田ヶ原を下って鞍部、その先八丁坂の登り。まだ石畳の道が続く。
ミヤマキンポウゲ?
2014年08月14日 08:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 8:59
ミヤマキンポウゲ?
イワカガミ
2014年08月14日 09:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 9:00
イワカガミ
七五三掛(しめかけ)に着くと、これまでののどかな登山道とは打って変わり、前方に険しい地形が。
2014年08月14日 09:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 9:07
七五三掛(しめかけ)に着くと、これまでののどかな登山道とは打って変わり、前方に険しい地形が。
外輪山コースの急坂を少し登り、千蛇谷コースとの分岐。
2014年08月14日 09:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 9:15
外輪山コースの急坂を少し登り、千蛇谷コースとの分岐。
千蛇谷コースへは、急坂を下りる。階段もあり、険しい。
2014年08月14日 09:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 9:17
千蛇谷コースへは、急坂を下りる。階段もあり、険しい。
2014年08月14日 09:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 9:24
雪渓を横断し、千蛇谷の左岸から右岸へ。
2014年08月14日 09:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
8/14 9:25
雪渓を横断し、千蛇谷の左岸から右岸へ。
外輪山の斜面を見上げる。雪も残る。はるか上方の稜線を歩く人も見える。
2014年08月14日 09:39撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 9:39
外輪山の斜面を見上げる。雪も残る。はるか上方の稜線を歩く人も見える。
千蛇谷上部のガレ場。
2014年08月14日 10:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 10:18
千蛇谷上部のガレ場。
千蛇谷を上り詰め山頂御室に到着。外輪山に囲まれ、噴火口の中だ。
2014年08月14日 10:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 10:24
千蛇谷を上り詰め山頂御室に到着。外輪山に囲まれ、噴火口の中だ。
御室には小屋と神社、公衆トイレがある。
2014年08月14日 10:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 10:29
御室には小屋と神社、公衆トイレがある。
御室から新山山頂を目指す。ガレた石が積み上がっている。
2014年08月14日 10:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 10:32
御室から新山山頂を目指す。ガレた石が積み上がっている。
2014年08月14日 10:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 10:33
矢印に従い険しい岩場を登ったり下りたり。
2014年08月14日 10:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 10:44
矢印に従い険しい岩場を登ったり下りたり。
鳥海山山頂(2236m)に到着。石積みの頂点で大変狭く、足場も悪い。
2014年08月14日 10:54撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
8/14 10:54
鳥海山山頂(2236m)に到着。石積みの頂点で大変狭く、足場も悪い。
鳥海山山頂。すぐ隣の、ほぼ同じ高さの頂点から望む。
2014年08月14日 11:03撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
8/14 11:03
鳥海山山頂。すぐ隣の、ほぼ同じ高さの頂点から望む。
山頂を下り、御室の後ろを通り外輪山へ。
2014年08月14日 11:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 11:35
山頂を下り、御室の後ろを通り外輪山へ。
雪渓を渡り、外輪山に登る。
2014年08月14日 11:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 11:36
雪渓を渡り、外輪山に登る。
七高山山頂(2229m)。細長いが、休憩・昼食には十分な広さ。
2014年08月14日 12:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6
8/14 12:24
七高山山頂(2229m)。細長いが、休憩・昼食には十分な広さ。
南の方角遙かに月山を望む。
2014年08月14日 12:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 12:29
南の方角遙かに月山を望む。
エゾオヤマリンドウ?
2014年08月14日 12:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 12:38
エゾオヤマリンドウ?
外輪山から千蛇谷上部と新山山頂を望む。
2014年08月14日 12:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 12:43
外輪山から千蛇谷上部と新山山頂を望む。
外輪山コースを下る。左は緩やかな草原の斜面、右は噴火口の崖。
2014年08月14日 13:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 13:02
外輪山コースを下る。左は緩やかな草原の斜面、右は噴火口の崖。
外輪山の内側、噴火口の崖。
2014年08月14日 13:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 13:06
外輪山の内側、噴火口の崖。
2014年08月14日 13:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 13:18
御浜への登り返しがきつかった。
2014年08月14日 13:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/14 13:53
御浜への登り返しがきつかった。
御浜から象潟口(鉾立)へ下山。
2014年08月14日 14:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 14:20
御浜から象潟口(鉾立)へ下山。
石畳の道がまっすぐ続く単調なコース。賽の河原で水がある。
2014年08月14日 14:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 14:37
石畳の道がまっすぐ続く単調なコース。賽の河原で水がある。
前方に鉾立の大駐車場が見える。
2014年08月14日 14:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 14:55
前方に鉾立の大駐車場が見える。
道の右側は深い谷。
2014年08月14日 15:09撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/14 15:09
道の右側は深い谷。
鉾立登山口に下山。大駐車場は登山者や観光客で賑わう。
2014年08月14日 15:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 15:21
鉾立登山口に下山。大駐車場は登山者や観光客で賑わう。
車道を2km歩き、大平登山口へ。
2014年08月14日 15:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/14 15:43
車道を2km歩き、大平登山口へ。
撮影機器:

感想

故郷の秋田にマイカーで帰省した機会に、鳥海山に日帰りで登ることにしました。
この日は夕方、秋田駅前で高校時代の友人と懇談する約束があったので、それに間に合うよう下山するのが至上命題。逆算して、早朝4時に車で秋田を出発、登山口までは2時間のドライブで、鳥海山登山を6時から15時まで行い、17時半には秋田に戻る計画を立てました。鳥海山の登山コースのうち、象潟口コース(鉾立から)が駐車場も大きく最も一般的ですが、隣の吹浦口コース(大平から)も古くから歩かれておりおもしろいのではないかと思いました。
鳥海ブルーラインを走行して現地に到着し、鉾立から大平登山口へは車道を2km下るだけであることを確認し、登りに吹浦口コース、下りに象潟口コースを歩くことに決めました。

鳥海山は日本海岸から20kmの秋田・山形県境にそびえる独立峰です。標高1000m余の登山口から歩き始めて30分足らずで日本海岸の雄大な展望が開け始め(この日は霞んで水平線までは見えませんでしたが)、間もなく森林限界を超えると山頂までの稜線や谷も一望です。大平登山口から御浜の合流点までは誰とも出会わない静かな歩きで、樹林帯、草原、湿地など変化のある地形を満喫し、高山植物も豊富でした。
御浜からは多くの登山者で賑わい、行き交う言葉も、地元訛りだけでなく全国区であることが分かります。石を敷いて良く整備された道が七五三掛まで続き、鳥海山はこんなものかと思っていたら、その先は山頂まで険しい道が待ち受けていました。登りに千蛇谷コース、下りに外輪山コースをたどることにしました。
山頂御室から登る新山山頂は、ガラガラの岩が積み上がった地形で、狭くてゆっくり休憩もできません。これに対し外輪山にある七高山山頂は、標高で新山に7mほど及ばないものの、風も遮られて休憩適地です。七高山で休憩していると、矢島口コースから登ってきた人々と一緒になり、賑やかでした。

山頂でのんびりしすぎたため、下山は急ぎました。計画より遅れましたが、秋田までのドライブはほぼ順調でした。会合には30分遅刻しましたが、高校時代の友人が私も含め8人集まり、賑やかに旧交を温めました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1173人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 鳥海山 [日帰り]
鳥海山 大平ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 鳥海山 [日帰り]
千畳ヶ原
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら