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Yamareco

記録ID: 4973309
全員に公開
ハイキング
石鎚山

伊予富士~笹ヶ峰 霧氷を求めて稜線さんぽ

2022年12月03日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 愛媛県 高知県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:06
距離
15.3km
登り
1,643m
下り
1,647m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:48
休憩
1:16
合計
9:04
距離 15.3km 登り 1,643m 下り 1,647m
5:57
42
6:39
6:41
107
桑瀬峠
8:28
55
9:23
46
桑瀬峠
10:09
10:19
2
寒風山(西峰)
10:21
10:30
76
寒風山
11:46
12:33
80
13:53
13:59
35
14:34
14:35
23
14:58
14:59
2
15:01
ゴール地点
午前6時に登山口を出発。9時間ほど初冬の稜線をぶらぶら。
天候 ☀快晴☀→高曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瀬戸中央道早島I.C.から,瀬戸中央道,松山道経由でいよ西条インターで下り,国道194号を通って瓶ヶ森林道を寒風山登山口へ。寒風山隧道(旧道)愛媛県側は通行可能。瓶ヶ森林道は冬季閉鎖。
コース状況/
危険箇所等
全線,お助けロープ,梯子等,よく手入れされていて歩きやすい。晴れて雪が溶けると道はどろどろになる。スパッツがあった方がいいかも。
桑瀬峠~伊予富士
→ 山頂直下は滑りやすいところがある。下りはチェーンスパイクを着けた。
桑瀬峠~笹ヶ峰
→ 寒風山の前後は滑りやすい場所が多いので,そのままチェーンスパイクで歩く。笹ヶ峰までの道はササが刈られ歩きやすい。
その他周辺情報 いの町,木の香温泉でゆったり♨,700円なり。温泉までのそらやま街道沿いは,ところどころに四季桜。控え目に咲いています。
寒風山登山口へ着いたのは午前6時前。星空が美しい。支度を整えて上がります。足下は雪で多少滑るけど問題なし。東の空,冠山の上あたりから白み出す空。
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寒風山登山口へ着いたのは午前6時前。星空が美しい。支度を整えて上がります。足下は雪で多少滑るけど問題なし。東の空,冠山の上あたりから白み出す空。
自分より前の先行者数名。桑瀬峠に上がると視界が開け,正面に白い西黒森。
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自分より前の先行者数名。桑瀬峠に上がると視界が開け,正面に白い西黒森。
北に霧氷の張り付いた寒風山から冠山への稜線。風が弱く思ったより寒くない。
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北に霧氷の張り付いた寒風山から冠山への稜線。風が弱く思ったより寒くない。
南東方向。今日の愛媛の日の出は午前6時56分。高知方面,低い雲が輝き始めた。
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南東方向。今日の愛媛の日の出は午前6時56分。高知方面,低い雲が輝き始めた。
太陽の光が放射状に伸びている。出てきました。
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太陽の光が放射状に伸びている。出てきました。
赤い光があたりを包んだ。日向の霧氷は一度溶けているのかあまり育っていない。
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赤い光があたりを包んだ。日向の霧氷は一度溶けているのかあまり育っていない。
雲の上に,12月3日の太陽がおはようございます。本日もよろしく〜。
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雲の上に,12月3日の太陽がおはようございます。本日もよろしく〜。
霧氷の向こうにこれからおじゃまするモルゲン伊予富士。
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霧氷の向こうにこれからおじゃまするモルゲン伊予富士。
霧氷のトンネルに赤いイルミネーション入りました。ごきげんさんぽです。
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霧氷のトンネルに赤いイルミネーション入りました。ごきげんさんぽです。
モルゲン寒風山,笹ヶ峰,ちち山。
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モルゲン寒風山,笹ヶ峰,ちち山。
霧氷は珊瑚状態。シャープに育ってないけど青空バックで◎。
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霧氷は珊瑚状態。シャープに育ってないけど青空バックで◎。
♪〜。ササも木々も草もデコレーションされてます。
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♪〜。ササも木々も草もデコレーションされてます。
四国ササの縦走路の向こうに,ツノツノ伊予富士。緑と白と青のコントラストが楽しみだった場所。日の当たらない北側は真っ白。
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四国ササの縦走路の向こうに,ツノツノ伊予富士。緑と白と青のコントラストが楽しみだった場所。日の当たらない北側は真っ白。
いったん鞍部に下りてから雪のササ原,霧氷のトンネル,急登を上り返す。
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いったん鞍部に下りてから雪のササ原,霧氷のトンネル,急登を上り返す。
今治方面。来島海峡大橋もくっきり。珊瑚状の枝越しに絶えず透ける青空〜♪。山頂南側の断崖の下は霧氷パラダイス。
今治方面。来島海峡大橋もくっきり。珊瑚状の枝越しに絶えず透ける青空〜♪。山頂南側の断崖の下は霧氷パラダイス。
太陽が上がるにつれ温かくなる。南側には金色に輝く土佐湾。急登を上がりきると...。
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太陽が上がるにつれ温かくなる。南側には金色に輝く土佐湾。急登を上がりきると...。
お久しぶりの伊予富士1756m山頂とうちゃこ。真っ青な空の下,石鎚山系西側が勢揃い。縦走路とUFOラインが白く伸びる。
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お久しぶりの伊予富士1756m山頂とうちゃこ。真っ青な空の下,石鎚山系西側が勢揃い。縦走路とUFOラインが白く伸びる。
石鎚山,堂々の貫禄です。
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石鎚山,堂々の貫禄です。
手前のトンガリ西黒森,奥に瓶ヶ森。
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手前のトンガリ西黒森,奥に瓶ヶ森。
地鶏。見栄?を切って「いよ〜っ,富士」。
10
地鶏。見栄?を切って「いよ〜っ,富士」。
これより北北西に進路を取る。すばらしい天気,笹ヶ峰まで行こう。ちち山と冠山との間には,赤石の山々も並んだ。
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これより北北西に進路を取る。すばらしい天気,笹ヶ峰まで行こう。ちち山と冠山との間には,赤石の山々も並んだ。
遙か東には奥祖谷の山々もくっきり。あちらもよい景色だろう。
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遙か東には奥祖谷の山々もくっきり。あちらもよい景色だろう。
エビのしっぽは基部が透け氷になっている。溶けて固まったせいかとても固い。
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エビのしっぽは基部が透け氷になっている。溶けて固まったせいかとても固い。
下りはチェーンスパイクを巻いて安全歩行。初冬の石鎚らしい景色を眺めて快適さんぽ。
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下りはチェーンスパイクを巻いて安全歩行。初冬の石鎚らしい景色を眺めて快適さんぽ。
ご来光を楽しんだ桑瀬峠に下りてきた。ここからは寒風山経由で笹ヶ峰まで。
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ご来光を楽しんだ桑瀬峠に下りてきた。ここからは寒風山経由で笹ヶ峰まで。
霧氷トンネルは少しずつ溶け始めた。かけらがシャリシャリと落ちてくる。
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霧氷トンネルは少しずつ溶け始めた。かけらがシャリシャリと落ちてくる。
梯子のある寒風山手前の岩ゾーン。よく育ったつらら多数。
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梯子のある寒風山手前の岩ゾーン。よく育ったつらら多数。
寒風山の西稜直下に来た。ところどころに白いモコモコありの楽しいトラバース。
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寒風山の西稜直下に来た。ところどころに白いモコモコありの楽しいトラバース。
西稜の岩で行動食補給。北西側を見下ろすと眼下に霧氷の森。下の谷には国道194号(そらやま街道)が走る。
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西稜の岩で行動食補給。北西側を見下ろすと眼下に霧氷の森。下の谷には国道194号(そらやま街道)が走る。
それでは寒風山山頂へ。
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それでは寒風山山頂へ。
寒風山山頂1763mとうちゃこ。見通しはずっと最高。西の空には雲が増えてきました。
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寒風山山頂1763mとうちゃこ。見通しはずっと最高。西の空には雲が増えてきました。
山頂はハイカー多数。写真だけ撮って笹ヶ峰へ。正面に沓掛山,笹ヶ峰,ちち山と並ぶ天空回廊です。
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山頂はハイカー多数。写真だけ撮って笹ヶ峰へ。正面に沓掛山,笹ヶ峰,ちち山と並ぶ天空回廊です。
寒風山を振り返る。石鎚山がちらっと見え始める。石鎚方面は雲がかかり始めた。
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寒風山を振り返る。石鎚山がちらっと見え始める。石鎚方面は雲がかかり始めた。
こちらも雲が増えてきた。ときどき日が照ると鮮やかな笹ヶ峰,ちち山。こちら側からのじわじわ続く上り道は地味にしんどい。
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こちらも雲が増えてきた。ときどき日が照ると鮮やかな笹ヶ峰,ちち山。こちら側からのじわじわ続く上り道は地味にしんどい。
笹ヶ峰の山頂北側は丈の低い木が育っている。霧氷がよく育つ場所。
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笹ヶ峰の山頂北側は丈の低い木が育っている。霧氷がよく育つ場所。
このあたり,立木によく育ったエビのしっぽ。
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このあたり,立木によく育ったエビのしっぽ。
山頂直下,丸山荘と沓掛山への分岐。一瞬下りようかと思ったが上り返すのがしんどそうでやめる。来年,笹ヶ峰登山口から上がろう。
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山頂直下,丸山荘と沓掛山への分岐。一瞬下りようかと思ったが上り返すのがしんどそうでやめる。来年,笹ヶ峰登山口から上がろう。
2週間ぶりの笹ヶ峰1860mとうちゃこ。北側に沓掛山と新居浜市。大島の延長線上に伯耆大山が見えないかと目をこらす。が,見えません。
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2週間ぶりの笹ヶ峰1860mとうちゃこ。北側に沓掛山と新居浜市。大島の延長線上に伯耆大山が見えないかと目をこらす。が,見えません。
石鎚山は2週間前と同じく曇天の下。しかし,こちらも四方の山,全部見えます。
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石鎚山は2週間前と同じく曇天の下。しかし,こちらも四方の山,全部見えます。
ちち山〜冠山〜平家平〜大座礼山への稜線。赤石山系はちち山の後ろ。祖谷の剣山は雲隠れ。
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ちち山〜冠山〜平家平〜大座礼山への稜線。赤石山系はちち山の後ろ。祖谷の剣山は雲隠れ。
ツートーンの冠山と平家平。
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ツートーンの冠山と平家平。
遅いランチにした。石鎚バックに地鶏。景色がよくて最高なとこばっかり。
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遅いランチにした。石鎚バックに地鶏。景色がよくて最高なとこばっかり。
凍った祠のかげで昼ご飯。帰りまーす。
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凍った祠のかげで昼ご飯。帰りまーす。
そして再び天空回廊を戻る。笹ヶ峰山頂には雲が流れてきた。しかし,天気は回復傾向。
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そして再び天空回廊を戻る。笹ヶ峰山頂には雲が流れてきた。しかし,天気は回復傾向。
寒風山に戻った。山頂直下の霧氷のトンネルは固い落下物多し。崩れる霧氷を撮ってたら,氷の塊に頭やら首筋やらをやられる。
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寒風山に戻った。山頂直下の霧氷のトンネルは固い落下物多し。崩れる霧氷を撮ってたら,氷の塊に頭やら首筋やらをやられる。
再び寒風山山頂にて。誰もいない。久しぶりにセブンの寒シュー山をいただく。甘さが心地よい。
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再び寒風山山頂にて。誰もいない。久しぶりにセブンの寒シュー山をいただく。甘さが心地よい。
最後は寒風山周辺に心地よい青空が広がった。西の空もすっかり晴れた。雪が溶けて登山道はぐちゃぐちゃです。
登山口に下りて9時間ほどの山さんぽ終了。東屋で冠山を見上げながらノンアル締め。
最後は寒風山周辺に心地よい青空が広がった。西の空もすっかり晴れた。雪が溶けて登山道はぐちゃぐちゃです。
登山口に下りて9時間ほどの山さんぽ終了。東屋で冠山を見上げながらノンアル締め。
木の香♨にてお湯をいただき帰還。桑瀬川沿いには四季桜がぽつぽつと植えてあります。見頃です。
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木の香♨にてお湯をいただき帰還。桑瀬川沿いには四季桜がぽつぽつと植えてあります。見頃です。

感想

週末土曜日は☀マークの中四国。霧氷を見たく,いつもこの時期に訪ねる寒風山周辺へ。昨日スタッドレスに変えて,安心してお出かけ。朝3時に出発して現地へ。
午前6時前に暗い寒風山登山口からスタート。満天の星空から,少しずつ東の空が白み始める。桑瀬峠までの上り道は,ロープや梯子が懸けられ歩きやすい。日の出は午前6時56分。桑瀬峠でご来光が見えそうだ。
桑瀬峠に上がるとササの縦走路が伸びる稜線に挟まれる。霧氷を纏った木々が静かに日の出を待っていた。伊予富士に向かう道中,ご来光。少し雲に隠れながら太陽が現れ,周りの山々も赤く染まった。桑瀬峠は風が弱く寒さを感じなかった。霧氷まで赤く染まるご機嫌な道を歩き,まずは伊予富士へ。
快晴の伊予富士には先行者4名。皆さん去られた後は360度の眺望を独り占めにし軽食。ここは風があって寒い。くっきりと間近に見える石鎚の山々,赤石の山々,遠く祖谷の山を眺めてから復路へ。下りは滑るので,1年ぶりにチェーンスパイクを着けた。以後はそのまま歩いた。
寒風山の上りあたりから太陽が高くなり,張り付いていた霧氷が溶けて落ち始めた。今朝の気温はそれほど低くなくて,霧氷は溶けて固まった感じのものが多い(キレッキレの霧氷ではない)。2回ほど固い氷片にこつんと直撃され痛かった。昨日の雪が霧氷にくっついて,重たく育ったような...。
寒風山~笹ヶ峰は賑わっていて,皆さん初冬の山歩きを楽しんでおられた。笹ヶ峰直下は霧氷がよく育っていたが,その時間は高曇りで青空に恵まれず。しかし,つい2週間前に来たときとは全く違う,初冬の笹ヶ峰を堪能。
帰路はもう一度笹の縦走路をピストンし登山口へ。今年も寒風山周辺の冬を楽しんだ。

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