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Yamareco

記録ID: 4983773
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

寺谷 葛木岳 文殊中尾根(穴熊)

2022年12月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:43
距離
4.9km
登り
539m
下り
536m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:21
休憩
0:22
合計
1:43
距離 4.9km 登り 539m 下り 538m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
百ヶ辻入り口の笠松駐車場を利用
平日1日¥500、土日祝は¥600です。
駐車場横に自販機、裏側にトイレもあり便利です。
コース状況/
危険箇所等
寺谷は最初文殊東尾根(ハード)と同じ場所から入ります、目印は左側に流れていた川が右側に変わった場所にある水場です。そのすぐ左側に入り口があります。
少し先の二又で左に行くと文殊東尾根、右側が今回向かう寺谷になります。
途中分岐がいくつかあるのですがどちらから向かっても同じ道になっています。
谷が終わる頃に水場と休憩場所があるのですが、ここで左の斜面に取り付き最後約100mの急登に向かいます。つづら折れでやや緩やかに進む道やそのまま直登する道など踏み跡は数多くありますので、その日のコンディションに合わせて上へ向かえます。

文殊尾根は距離も短いこともあり結構急勾配の多いコースになります。
特に注意すべき箇所は今回利用した文殊中尾根(穴熊)とババ谷方面への分岐です。
基本金剛山はコースが非常に多い反面ほとんどのコースにその分岐がどこに向かうのかの表示(標識)は公認コース以外には存在しません。
休憩ベンチ等の目印を知らなければ初めて通られる方はおそらくそのまま真っ直ぐ進んでババ谷方向へ入ると思います。
ババ谷は分岐も非常に多く地形も複雑なので、売店の方も非常に道迷いが多いとおっしゃってました。最悪妙見尾根から妙見谷に入ってしまう危険性もあります。
今日は下山後したい事があったのでサクっと。
ここから出発です♪
2022年12月07日 08:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:09
今日は下山後したい事があったのでサクっと。
ここから出発です♪
最初右にあった川が左に変わり「千早のトチの樹」を見た後再び右に変わった場所にこの水場があります、今日の取り付きの目印です。
ちなみに結構美味しい水です♪
2022年12月07日 08:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:18
最初右にあった川が左に変わり「千早のトチの樹」を見た後再び右に変わった場所にこの水場があります、今日の取り付きの目印です。
ちなみに結構美味しい水です♪
それでは参りましょう!
2022年12月07日 08:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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それでは参りましょう!
多くの方に愛されてるルートだと思います。
整備して下ってる方々に感謝しながら進みます。
2022年12月07日 08:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:19
多くの方に愛されてるルートだと思います。
整備して下ってる方々に感謝しながら進みます。
分岐に出会い右側へ、その下には谷が見えます。
2022年12月07日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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分岐に出会い右側へ、その下には谷が見えます。
沢筋と合流し始めます、この辺り植林が途切れ明るく開けてます。
2022年12月07日 08:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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沢筋と合流し始めます、この辺り植林が途切れ明るく開けてます。
水場があります。
2022年12月07日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:23
水場があります。
トラバース道がいつしか終わり沢床に立ちます。
こういった場所が数か所あるので豪雨に出会った際は注意が必要かと。
2022年12月07日 08:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:25
トラバース道がいつしか終わり沢床に立ちます。
こういった場所が数か所あるので豪雨に出会った際は注意が必要かと。
それではお気に入りのいつもの場所で朝食タイム♪
2022年12月07日 08:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:28
それではお気に入りのいつもの場所で朝食タイム♪
綿毛の可愛い花♪
これってキッコウハグマなのかな?
2022年12月07日 08:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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綿毛の可愛い花♪
これってキッコウハグマなのかな?
あぁ〜!?
やっと見つけました寺谷のレインボーブリッジ!!
探してたのになかなか見つけれなかったんですぅw
2022年12月07日 08:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:36
あぁ〜!?
やっと見つけました寺谷のレインボーブリッジ!!
探してたのになかなか見つけれなかったんですぅw
朽ちかけた橋の先には新しい橋が架かっておりました♪
2022年12月07日 08:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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朽ちかけた橋の先には新しい橋が架かっておりました♪
しばらく水越方面、モミジ谷から分岐する狼谷に雰囲気の似た苔鑑賞ゾーンを進みます。
2022年12月07日 08:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:45
しばらく水越方面、モミジ谷から分岐する狼谷に雰囲気の似た苔鑑賞ゾーンを進みます。
沢が途切れる頃右方向に水場とベンチが。
これを目印に左の斜面に取り付き尾根を目指す高度差約100mの急登に取り付きます。
2022年12月07日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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沢が途切れる頃右方向に水場とベンチが。
これを目印に左の斜面に取り付き尾根を目指す高度差約100mの急登に取り付きます。
目指すはあの空!
つづら折れや直登など多くの踏み跡から♪
2022年12月07日 08:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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目指すはあの空!
つづら折れや直登など多くの踏み跡から♪
行きつく場所は文殊尾根のここ♪
これこそまさに金剛山ルートの縮小版w
2022年12月07日 08:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:55
行きつく場所は文殊尾根のここ♪
これこそまさに金剛山ルートの縮小版w
おっ!?
霜柱立ってますやん♪
こりゃぁ白い金剛山が近付いて来ましたね♪♪♪
2022年12月07日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 8:58
おっ!?
霜柱立ってますやん♪
こりゃぁ白い金剛山が近付いて来ましたね♪♪♪
それを期待しながら金剛山坐葛木神社にて一言主様にいつものお願い。
2022年12月07日 09:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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それを期待しながら金剛山坐葛木神社にて一言主様にいつものお願い。
転法輪寺へお参りして登拝寶印帖のお印を頂戴して。
2022年12月07日 09:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:05
転法輪寺へお参りして登拝寶印帖のお印を頂戴して。
おぉ〜
今季初めて見る-0℃
2022年12月07日 09:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:08
おぉ〜
今季初めて見る-0℃
売店にて天そばを戴きます!
「寒いのでどうぞ中へ」とお声を戴くのですが、一旦体を温めると後が辛いので体温キープの為寒い時期こそ外で。
さて、降りますか♪♪♪
2022年12月07日 09:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:16
売店にて天そばを戴きます!
「寒いのでどうぞ中へ」とお声を戴くのですが、一旦体を温めると後が辛いので体温キープの為寒い時期こそ外で。
さて、降りますか♪♪♪
白く染まるのが楽しみです♪
2022年12月07日 09:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:25
白く染まるのが楽しみです♪
すっかり明るくなった文殊さん。
2022年12月07日 09:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:29
すっかり明るくなった文殊さん。
そして文殊尾根は開放感でいっぱい♪
2022年12月07日 09:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:30
そして文殊尾根は開放感でいっぱい♪
途中で登山道を整備して下さっている方に出会いました。
心からお礼をしました。
例えば大峯の大普賢岳や双門コース。
整備されているのにそれでも遭難の可能性が高い。
というより整備して頂いていないと通行するのがほぼ困難。
この様なシーンに出会うともう感謝の念が込み上げます。
本当にありがとうございますm(_ _)m
2022年12月07日 09:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:32
途中で登山道を整備して下さっている方に出会いました。
心からお礼をしました。
例えば大峯の大普賢岳や双門コース。
整備されているのにそれでも遭難の可能性が高い。
というより整備して頂いていないと通行するのがほぼ困難。
この様なシーンに出会うともう感謝の念が込み上げます。
本当にありがとうございますm(_ _)m
ここは文殊尾根の落とし穴第一弾。
人間の感覚としてそれまでのまま進むと左側へ進みますよね?
こちらは文殊東尾根(ハード)の入り口です、名前の通り結構な斜面を足掛かりがかなり離れた場所を交えながら進むので下りが苦手な方だと結構危険な道になります。
地形図の確認は忘れずに。
一見杣道の右方向へと。
2022年12月07日 09:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:37
ここは文殊尾根の落とし穴第一弾。
人間の感覚としてそれまでのまま進むと左側へ進みますよね?
こちらは文殊東尾根(ハード)の入り口です、名前の通り結構な斜面を足掛かりがかなり離れた場所を交えながら進むので下りが苦手な方だと結構危険な道になります。
地形図の確認は忘れずに。
一見杣道の右方向へと。
おそらく今季金剛山で見る最後の紅葉...
2022年12月07日 09:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:39
おそらく今季金剛山で見る最後の紅葉...
続いてこのルートの核心部、この場所は本当に要注意です!
前以ってルートの確認をせず初めてこの場所に来た時ほぼ全ての方はこのまま真っ直ぐ進むこととなるでしょう。
そっちがババ谷方面になります、売店スタッフの方が千早側で最も多くの人が迷うと危惧されている方向です。
百ヶ辻から入山された方が元の入り口に行きたいなら、ここからは確認しにくい左方向へ下ると文殊中尾根(穴熊)に入ります。
2022年12月07日 09:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:41
続いてこのルートの核心部、この場所は本当に要注意です!
前以ってルートの確認をせず初めてこの場所に来た時ほぼ全ての方はこのまま真っ直ぐ進むこととなるでしょう。
そっちがババ谷方面になります、売店スタッフの方が千早側で最も多くの人が迷うと危惧されている方向です。
百ヶ辻から入山された方が元の入り口に行きたいなら、ここからは確認しにくい左方向へ下ると文殊中尾根(穴熊)に入ります。
文殊東尾根(ハード)に比べると幾分穏やかですがこちらも結構な急勾配。
眼下に伏見峠へ向かう最初歩き始めた林道が見えて参ります!
と、いう訳で最後に赤デミー君の写真を撮り忘れたので、このスリリングな場面ですが今日も無事にただいまです♪
2022年12月07日 09:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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12/7 9:48
文殊東尾根(ハード)に比べると幾分穏やかですがこちらも結構な急勾配。
眼下に伏見峠へ向かう最初歩き始めた林道が見えて参ります!
と、いう訳で最後に赤デミー君の写真を撮り忘れたので、このスリリングな場面ですが今日も無事にただいまです♪
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) GPS 携帯 ストック カメラ

感想

たぶん...
今回のルートが山頂を往復する最短ルートになるでしょうね。

初めて寺谷から登った時に想像よりあまりにも山頂が近かったことに驚きました。
それでも植林帯があったり、自然林があったり、美しい沢の姿があったり、苔に癒される区間があったり、最後に体力を試されるような急登があったりとか。
短い区間ながら金剛山の楽しさ美しさを満喫出来るお勧めルートです。
ただ、豪雨前後は一応沢なので入渓は避けるべきルートだとも思います。
途中土石流で流されたであろう階段も朽ちながら土にまみれ土へ帰る姿も見受けられました。

文殊尾根も短い区間で行き来出来る反面総じて急勾配になってます。
それに上からだと分岐も多いうえに気付きにくいので、初めてここを通るのは登りで利用されるのをお勧めします、それも文殊中尾根と文殊東尾根を別々の山行で登って分岐点の特徴を記憶してから下りでも利用されるのが良いかと。

かく言う自分も金剛山に通う前に、一度歩いた文殊尾根を10年ぶりに歩いた時にその時の記憶を頼りに地形図を見ず下ると何故だかババ谷の入り口に飛び出したもので、これは道迷い(迷っていた証拠)ですw
その日はたまたま片井駐車場(平日\300土日祝¥400)から千早峠を経ての周回ルートだったので、下山したのが真正面だったから事無きを得たんですが、もしそうで無ければ現在地は?っとなったでしょうね。
これが金剛山のような場所で無かったら!?
遭難確定です...

今年4年半ぶりぐらいにトラウマのババ谷を通った際に、その時の反省も含め記憶を呼び戻しながら周囲の地形を確認しながら歩いたのですが、記憶にあった自分が見た右側の沢が、入り口少し手前で左側から合流して来たのでこの道は4年半前の道ではありませんでした...

一度歩いた道なら確実に同じ場所を通っていれないなら、これもまた遭難確定ですw

と、いう訳で
常々地形図の確認をお怠らない自分が道に迷ったお話でした...

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