丹沢(塩水橋〜丹沢山〜不動ノ峰〜丹沢山〜塩水橋)
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 1,858m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
丹沢山はかつて主脈縦走、三峰縦走で通りましたが、最近良く使われている塩水橋
コースはまだ行ったことがありません。百名山への安易な登頂コースとして批判されることも多いこのルートですが、歩いてみなければ良いか悪いか分からないし、3月に蛭は行きましたが丹沢山は大分行ってないので登ってみることにしました。
車で塩水橋へまで行くのが普通ですが、駐車場は橋付近にはないし、ゲートから林道歩きがまだあるので、自転車活用に決定。前夜に準備が出来ず、当日ももたもたして6:40出発になってしまいました。とりあえず確実に駐車場がある宮ヶ瀬ビジターセンターを目指します。ビジターセンター目の前の駐車場に車を置きます。誰もいませんが1日500円後払いとあります。自転車を組立てて出発。
しばらく走っていると、県道70号に入ってすぐのトンネルのところに駐車場がありました。トンネルの入口側、出口側に4台ずつ置けます。結果論ですがここにおけば良かった。
道はとにかくフラット。むしろ下ってるんじゃないかということで順調に進みます。青宇治橋からは大分登りも出てきて一部押しましたが45分で塩水橋へ到着。30台ぐらいの車が停まってました。釣りと登山半分くらいでしょうかね。ゲートを自転車で通過してさらに上を目指します。ここからは一気に急坂になってとても乗れません。ひたすらおしていると、「堂平0.7km」というぼろい標識発見。林道も続いてますが押すのも飽きてきてたのでここに自転車をおいて歩き始めました。木橋を渡るとコンクリート舗装の狭い道ですが、すぐ「登り口」という小さな標識があって脇へ入っている道があります。かなり怪しい感じでしたが、舗装路は沢沿いに進んでいて、地図の道が沢からはずれるようになっていたので標識に従いました。結果はこれで正解。登山道はいきなりジグザグの急坂です。落ち葉も多くて整備されてない感じだったので本当に人がたくさん通ってるのか疑問に思いましたが、30分もかからず再び林道へ合流。今度は立派な「丹沢山1時間20分」という標識がありました。推測ですが、大多数は林道をここまで歩いてくるのでしょう。
ここからは森の中を緩やかに登っていきます。「美しいブナ林」とありますが余り良くは見えませんせんでした。しばらく登ると堂平沢を堰堤のところで渡り、斜面を登って尾根へとりつきます。広い尾根を登っていき、左からの尾根を合わせると天王寺尾根かな、と思っていたら違ってガックリ来ましたが、そこからすぐのところでもう1本尾根を合わせたところが分岐でした。緩やかに明るい尾根を登っていくと、急に両側ガレの尾根に出ます。クサリもある急坂をなんとか登り、木道を歩くと右から三峰コースを合わせ、丹沢山山頂へ到着しました。
富士山は見えましたが今ひとつなので不動ノ峰を目指します。この部分の明るいササの稜線は気持ちも明るくなりますね。丹沢を代表する景観だと思います。
休憩所を過ぎて間もなくピークです。蛭ヶ岳、富士山、南アルプス、素晴らしい展望です。
昼になったので無理せず蛭ヶ岳はやめて休憩所で昼食。丹沢山を見返すと、どうしても地味な感じがするのは南側が結構落ち込んでるのに北は緩い尾根を長く伸ばしていてバランスが悪いからなんでしょうか。塔、蛭という両巨頭に挟まれて小さくなっているような、気の毒に思えてしまう山です。
帰り、自転車乗ったらゲートまで10分でした。登りは40分だったのに。威力を存分に発揮してくれました。
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