能郷白山 能郷谷林道ゲートからピストン


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | すぐ傍の「道の駅ねお」で入浴可 |
写真
感想
天気は良く新緑が眩しい。能郷谷への林道入口も直ぐに判り、車を走らせると突然ゲートが現れる。カーナビでは目的地(登山口)まで3.8km残っている。ダイヤル錠が付いており、森林管理署の電話番号も記載してある。しかし、電話しても誰も出ない。早朝、休日では無理。
諦めて登山口まで往復2時間を歩く事にする。先日の白山に続いてここでも車道歩きが付加され、ちょっと落込む。その間に2台の車到着。こちらも準備を整えて歩き始める。渓流沿いの明るい林道は歩いていて気持ちが良い。前方には前山が屏風のように立ちはだかっている。
ゲートから歩いて40分で林道は崩壊。すぐ横に小道が付いており、少し進むと林道が再開。しかし、荒廃が進みとても車で通行は出来ない。そこから15分でようやく本来の登山口が登場。沢を渡ると急登が始まる。明るい自然林の中を登って行くと、所々で山頂までの距離表示板が現れる。登山口から40分で再び林道が現れるが、こちらはすっかり荒廃して背の低い灌木で覆われている。前山が近くなって、ますます大きい。頑張って登り続けると、暫くして傾斜が緩み、前山の左端に出てくる。残雪が出て来て、前方には雪を抱いた能郷白山が見える。山頂の祠も小さく見えている。雪渓と夏道が入り乱れるルートを、足跡を外さないように辿る。2〜3回小さくアップダウンすると、山頂への最後の登りとなる。急角度の雪の斜面だが、ステップが切ってあり登りに不安は無い。ひと登りで広大な山頂の一角に到着。まずは標識と三角点のある右の山頂へ。名のある山にしては貧弱な標識が、三角点と共に笹に囲まれ立っていた。ここからの展望は無いので、祠のある奥宮へ雪渓の中を向かう。白山権現の祠はしっかり戸締りしていて、中は伺い知れない。周囲はカタクリの花が咲き始めたところ。雪が融けはじめて春本番といった感じだった。
祠からの展望は良く、近場の荒島岳、銀杏峰、野伏ヶ岳が見える。残念ながら白山や北ア、乗鞍岳、御嶽山などは低い雲に邪魔されて判別出来なかった。残念。
温見峠から登って来た登山者もおり、福井県側からは峠まで車で通行出来たとのこと。温見峠方面もまだ多くの雪が残っていた。
山頂で40分ほど展望を楽しんだ後、来た道を戻る。最初の急傾斜はストックを使ってグリセード。雪も柔らかく、靴の制動も効いて楽しく下る。後は、アップダウンを繰り返して前山へ。振り返って能郷白山に別れを告げ、ひたすら下った。
下山後、近くにある薄墨桜を見物。すっかり葉桜になっているが、公園の中央に鎮座して異彩を放っていた。「道の駅うすずみ桜の里ねお」に隣接する温泉館でゆっくり入浴・食事をして道の駅にて車中泊。
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