甲斐駒ヶ岳(横手〜黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 2,573m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
8/12:七丈小屋(5:10)〜八合目(5:50〜5:55)〜甲斐駒ヶ岳(6:35〜7:45)〜魔利支天(8:10〜8:15)〜駒津峰(9:05)〜双児山(9:35〜9:40〜北沢峠(10:40)
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
北沢峠→広河原 バス 広河原→甲府 バス |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
憧れの甲斐駒黒戸尾根に挑戦。
スケジュールですが、橋本駅の横浜線始発にのれば韮崎に7:00前について横手行きのバスに乗れます。しかし、余り早いスタートだと寝坊したりするとパーですので今回は甲府のビジネスホテルに前泊です。自宅を土曜の夜8:00前出発。相原駅のコインパーキング(一日600円)に車を止めて電車で甲府へ。しかしこれが思いもよらぬ結果を生むことに・・・。
ともかく、泊まったのはビジネスホテル有泉さんです。駅の近くで素泊まり3500円というリーズナブルなところなので貧乏人にはありがたいです。
さて、翌朝6:00過ぎ甲府発の電車で韮崎へ行き、7:23のバスで横手へ。横手バス停8:00に着きました。ちなみに運賃は850円(うろおぼえ)。このあとのバスだと、日野春〜横手、韮崎〜白須というのがありますが七丈16:00着がかなり厳しくなると思います。やはり安全なのは日野春(長坂)からタクシーになります。
七丈小屋について少し書いておきます。最初から素泊まり予定の時は全然問題ありませんが、夕食を食べるときは16:00までにつかないと作ってもらえません。また、弁当も作ってもらえません。ですから食料は小屋に頼らず、必要最低限は持参しましょう。閑話休題。バス停から車道を駒ヶ岳神社に向かって歩きます。10分位で巨麻神社という所に着きます。一瞬「?」となりますが近すぎるのでさらに前進。坂をじりじり上って駒ヶ岳神社へ到着。車が4〜5台いました。先客でしょうか。安全を祈願し出発。ちなみに、飲料水がどこか分からなかったのでお手水を汲んでしまいました。
登山口はもう少し道路を登ったところです。
さて、いよいよ憧れの黒戸尾根。ところが、最初結構穏やかな登りからスタートします。これで油断して飛ばしすぎてしまいました。あとで結構きます。道は水平トラバースになり、沢を何度か渡ってから急に登ります。白須からの道を合わせてから八丁登り。本当にきつい。ヒーヒーいいながら登っているとぐっと勾配が緩くなります。道に大石が目立つようになってしばらくすると来ました、刃渡り。まず落ちることはないでしょうが高度感はまずまず。
ハシゴを連続で登ると刀利天狗。しばらく登ると今度はぐんぐん下ります。五合目からすごい岩が見えますが、ここから七合へはハシゴの連続。これが疲れた身体にかなり応えます。もうだめかも、と思いながら歩いていると突然小屋が出現。あー終わった、というのが最初の感想でした。
込むのが心配でしたが宿泊は20程。楽々眠ることが出来ました。
翌日、いよいよ山頂目指し出発。八合目から森林限界を越え、ここからは秀麗な山容を望みながらの岩場が続きます。
黒戸尾根のシンボルとも言える「二振りの剣」を過ぎ、駒ヶ岳神社があります。無事に感謝。ついに山頂に到着です。
展望は文句なし。北岳。中央アルプス、北アルプス。などなど
魔利支天へ向かいます。白砂で滑りやすいので注意しながら下らないといけませんが、花崗岩に夢中でルートを失い、変なところを降りてしまいました。忠実に赤ペンキをたどって下さい。
魔利支天からの甲斐駒は女性的に見えますが、駒津峰からは一転、男性的な堂々たる姿。
駒津峰の下りはガレていて落石を起こしそうないやな感じですね。しかも人が続々登ってくるので慎重におります。
双児山から北沢峠に降り、バスで帰路に。
夢がかなった素晴らしい旅でした。帰りは石和温泉の簡保の宿で日帰り入浴(15:00〜は500円)。そこまではよかったのですが最後にオチが。コインパーキングで精算したら4100円。最大料金の見方を間違えたようです。かなりがっくりです。
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