本沢温泉から硫黄岳 強風に耐えて
- GPS
- 10:39
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:43
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:56
天候 | 10日 晴れ 11日 雪時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り 中央道 長坂インターより |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 本沢温泉まで、所々凍結がありましたが、ほぼ登山道は露出していました。 2日目 夜半から降り始めた雪で、ほぼ全行程が雪に埋まりました。夏沢峠まではゆったりしたいい道なので、滑り止めなし。稜線の山頂往復のみアイゼンを使用しましたが、強風のため岩が露出した部分も多く、歩きにくかったです。夏沢峠からは再び滑り止め無しで慎重に下っていきました。道は駐車場まで新しい雪が積もっているのですが、直前に小屋の荷揚げのブルが通過していたので、適度にこなれた感じで、丁度歩きやすかったです。 |
その他周辺情報 | 本沢温泉に宿泊しました。 温泉は、男女1時間交替でした。あたたまります。♨️ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
地図
コンパス
計画書
カメラ
笛
コッヘル
ハードシェル
バラクラバ
オーバー手袋
アイゼン(12)
ピッケル
ゲーター
ストーブ
|
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感想
どこかで一泊して、八ヶ岳の稜線に立ちたいなと考えていました。テントも考えていたのですが、どうも手持ち装備に不安があり、小屋泊まりにします。ちょうどコースをいろいろ検討していた時、たまたま、ゆるキャン△の映画版をアマプラで初めて見て、山の中の温泉♨️に行くエピソードが始まり、もしやと思ったら、やはり本沢温泉なのでした。これも何かのご縁と、本沢温泉から硫黄岳のコースにしました。
本沢温泉までは、道路凍結の問題があって稲子湯から入って欲しいとのことで、ミドリ池駐車場に車を止めてスタートです。道は時々凍結していますが、ほぼ夏道が出ていました。急坂を登ってミドリ池に着くと、青空の下に稲子岳がきれいでした。シラビソ平に入ると素晴らしい雰囲気の道になります。小川は流れていたり、凍っていたり、北八ッの森の雰囲気が楽しめます。少し下って本沢入口からの道に合流すると、僅かで宿泊地の本沢温泉に到着。部屋に入るとすることも無く、時々温泉に入って時間を過ごしました。
翌朝は曇っていて、雪がちらついていました。硫黄岳の方はすっかり雲の中。とりあえず夏沢峠に向けて出発します。朝までに降った雪ですっかり白くなった道を登り、夏沢峠に近づくと、風の音が強くなってきました。そして風雪の舞う峠に着いて、さてどうするか、とりあえずお茶を沸かして一服しました。まずは、森林限界まで出てみようと出発します。ハイマツ帯に入ると体に強風を受け始めます。前半の急登は雪があまり着いていないので、アイゼンでガリガリと登り、ケルンを経て緩斜面に入ると、風が更に一段と強まりました。少し進むとよろけたりしてスピードダウン。ケルンの影が癒しに思えます。やっとたどり着いた山頂はやはり何も見えませんでした。
山頂で少しウロウロしましたが、なんとなく方向感覚が怪しくなり、長居は無用と下山します。次のケルンが見えるか見えないかという視界ですが、道沿いにロープがあるので、問題はありません。樹林帯に入って一安心。夏沢峠でアイゼンを外し、あとは滑り止め無しで下っていきました。昨日出ていた夏道も、登山口まで一貫して雪が積もっていて、さて車が出せるかどうかというのが一番の心配事です。そして山頂往復で疲れたのと、歩きにくい冬靴で雪道をダラダラと下ったので、下りは往きよりも時間がかかったようです。登山口に到着すると、幸い車の通行は大丈夫のようで、少しだけ雪が積もった場所もありましたが、問題なく降りてくることができました。
帰路の141号線は晴れ渡っていて、奥秩父の山々と南アルプス方面は全く雲がかかっていませんでした。しかし、八ヶ岳はすべてのピークが重い雲に埋まっていて、西からの風が雪を降らせています。富士山の方も雲に覆われていたようです。出発時の天気予報では、問題無さそうでしたが、今回はしっかり雪にはまってしまったようでした。
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