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Yamareco

記録ID: 499993
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ハイキング
東海

蕎麦粒山 山犬段〜山頂〜五樽沢コル ピストン

2014年05月31日(土) [日帰り]
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bool その他3人
GPS
--:--
距離
4.9km
登り
456m
下り
442m

コースタイム

日帰り
山行
2:50
休憩
1:00
合計
3:50
9:50
40
10:30
10:40
60
11:40
12:30
50
13:20
20
13:40
帰路はほとんど駆け足だったので、上記タイムはあまり参考にならないかもしれません。

標準的なコースタイムとしては、山犬段〜蕎麦粒山の登りが40分、下りが25分。
蕎麦粒山〜五樽沢コルの下りが40分、登りが50分のようです。
天候 晴れのち曇り、時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山犬段(やまいぬだん)登山口へは国道362号線より川根本町(かわねほんちょう)
上長尾(かみながお)付近にて林道南赤石線に入り、車で約35分。
(林道への分岐点に標識があります)

大札山(おおふだやま)肩登山口からは車で+15分。

※大札山〜山犬段の区間は未舗装です。
 落石も多く、悪路が続くため細心の注意を払って運転してください!
コース状況/
危険箇所等
コース全般にわたって比較的歩きやすい道が続いており、
特筆するような危険箇所はありません。

ただし五樽沢(ごたるざわ)コルから林道へ降りるルートは
道が著しく荒れているらしく、閉鎖されています。
(トライしようとした先行の登山者が引き返してきていました)

山犬段の登山口には町営の無人小屋があります。
シュラフや食料を持ち込めば寝泊まりすることも可能です。
(水場はありません。林道手前2km地点の湧水が最寄りです)

なお登山ポストは見当たりませんでした。
その他周辺情報 国道362号線まで降りて川根本町を南下、
県道63号線沿いに、日帰り温泉を併設した道の駅「川根温泉」があります。

また、川根本町を北上すると寸又峡(すまたきょう)温泉、
接岨峡(せっそきょう)温泉にも行くことができます。
山犬段(やまいぬだん)登山口。標高1404m。
町設の無人の山小屋(休憩舎)に隣接して、駐車場とトイレがあります。
山犬段(やまいぬだん)登山口。標高1404m。
町設の無人の山小屋(休憩舎)に隣接して、駐車場とトイレがあります。
登山口にある、とってもわかりやすいマップ看板。

今回は山犬段から蕎麦粒山(そばつぶやま)山頂を越えて、
五樽沢(ごたるざわ)コルから南赤石林道に下りて、
スタート地点まで戻ってくる、という計画(だったのですが……)。
登山口にある、とってもわかりやすいマップ看板。

今回は山犬段から蕎麦粒山(そばつぶやま)山頂を越えて、
五樽沢(ごたるざわ)コルから南赤石林道に下りて、
スタート地点まで戻ってくる、という計画(だったのですが……)。
ともかく登山靴に履き替えて、山行スタート!
この時点では天気は上々! ……でした。
ともかく登山靴に履き替えて、山行スタート!
この時点では天気は上々! ……でした。
目指す蕎麦粒山山頂までの標高差は220mちょっと。
すぐそこに見えています。
目指す蕎麦粒山山頂までの標高差は220mちょっと。
すぐそこに見えています。
登山口の標高が高いため、
山頂までは比較的なだらかな道が続き、
登山初心者でも簡単に登ることができます。

それにしても、虫(小バエ?)の多いこと多いこと……。
初夏から秋にかけては、暑さ対策と虫対策が必須です。
登山口の標高が高いため、
山頂までは比較的なだらかな道が続き、
登山初心者でも簡単に登ることができます。

それにしても、虫(小バエ?)の多いこと多いこと……。
初夏から秋にかけては、暑さ対策と虫対策が必須です。
登山道の脇に、白い花を見つけました。
登山道の脇に、白い花を見つけました。
これが今回の山行の目的の一つ、シロヤシオ(白八汐)の花。
枝の先に5枚の葉がつくことからゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも言い、
愛子さまの御印になったことでも知られています。
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これが今回の山行の目的の一つ、シロヤシオ(白八汐)の花。
枝の先に5枚の葉がつくことからゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも言い、
愛子さまの御印になったことでも知られています。
蕎麦粒山山頂。標高1627m。
ベンチが設置され、展望台のようになっています。
三等三角点もあります。
蕎麦粒山山頂。標高1627m。
ベンチが設置され、展望台のようになっています。
三等三角点もあります。
山頂で小休憩後、西麓の五樽沢のコルへ。

蕎麦粒山は近くの大札山(おおふだやま)とともに、
ヤシオツツジの自生地として有名です。
シロヤシオは近種のアカヤシオに比べて、開花時期が1ヶ月ほど遅いのが特徴です。
山頂で小休憩後、西麓の五樽沢のコルへ。

蕎麦粒山は近くの大札山(おおふだやま)とともに、
ヤシオツツジの自生地として有名です。
シロヤシオは近種のアカヤシオに比べて、開花時期が1ヶ月ほど遅いのが特徴です。
そんなシロヤシオとアカヤシオの、貴重な共演の様子。
そんなシロヤシオとアカヤシオの、貴重な共演の様子。
斜面はシロヤシオで真っ白でした!
……が、段々と雲行きが怪しくなってきてしまいました。
斜面はシロヤシオで真っ白でした!
……が、段々と雲行きが怪しくなってきてしまいました。
晴れたり曇ったりを繰り返します。
シロヤシオのトンネルをくぐりながら、先を急ぎます。
晴れたり曇ったりを繰り返します。
シロヤシオのトンネルをくぐりながら、先を急ぎます。
五樽沢のコル。
右へ下りると南赤石林道に抜けることができるハズ……なのですが、
道が荒れているため、バリケードで通行止めになっていました。
五樽沢のコル。
右へ下りると南赤石林道に抜けることができるハズ……なのですが、
道が荒れているため、バリケードで通行止めになっていました。
天候が心配ですし、高塚山方面に出る時間もありませんので、
仕方なく、ここからピストンで引き返すことに変更。
天候が心配ですし、高塚山方面に出る時間もありませんので、
仕方なく、ここからピストンで引き返すことに変更。
五樽沢コルにて昼食後、
いよいよ天気が崩れてきたので、急いで山犬段の登山口まで戻ります。

川根の町に下山後、通り雨が降りました。きっと山頂では大雨だったことでしょう。
山の天気は変わりやすいということを、改めて思い知らされた山行でした。
五樽沢コルにて昼食後、
いよいよ天気が崩れてきたので、急いで山犬段の登山口まで戻ります。

川根の町に下山後、通り雨が降りました。きっと山頂では大雨だったことでしょう。
山の天気は変わりやすいということを、改めて思い知らされた山行でした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ナイフ
備考 険しい道ではありませんので、登山靴やトレッキングポールが無くても登れます。
(もちろん、あったほうが安心感がありますが)

周辺に商店や自販機は皆無ですので、
くれぐれも食べ物・飲み物は林道に入る前に、あらかじめ用意しておいてください。

またどの山にも言えることですが、山の天気は非常に変わりやすく、雨具は必須です。
それから、初夏から秋にかけては虫が大量発生しますので、気になる方は虫対策を忘れずに。

感想

前月にアカヤシオを見に行った大札山に引き続き、
もう少し林道を奥に行った先にある蕎麦粒山へ、シロヤシオを見に行きました。

開花時期が若干ズレているために単純比較はできないのですが、
華やかで目立つアカヤシオに比べ、シロヤシオは清楚で穏やかな印象です。
一緒に山行したメンバー内では、シロヤシオのほうが人気でしたが、
個人的には青空に映えるアカヤシオも捨てがたく……、甲乙つけがたいですね。

今回歩いたコースは急勾配が少なく、ガレ場や鎖場が無いので、
初心者でもハイキング感覚で、安心して登ることができる山道です。
しかしスタート地点の山犬段までの道のりが大変な悪路ですので、
スポーツタイプの車を用意した上で、運転技術に自身のある方が運転するようにしてください。

また、スタート地点で既に標高1400mを越えています。
山の天気は変わりやすいです。天候の急変には充分、注意してください。

それにしても、往路はあれだけ鬱陶しかった虫が、
雲行きが怪しくなった途端に、急に鳴りを潜めてしまったのには、
野生の勘は凄いんだなぁ……、と感心させられてしまいました。

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