石尊山→高戸山→高館山→龍蓋山→御亭山【黒羽10名山】
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- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 764m
- 下り
- 770m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:49
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10名山の内、八溝山は関東百名山、花瓶山と萬蔵山は栃木百名山で、それぞれを目指していた時に登りました。
残りの七座は大田原市公式HPの位置図を見て、石尊山から御亭山まで、それぞれ頂上までの最短登山口から、反時計回りに周回することにしました。
登山計画は七座とも書いていましたが、どれだけ登れるか分からないので、運営側への下山連絡は石尊山のみ提出することにしていました。
車はまだスタッドレスに換えていませんでしたので、前日、大田原市に雪の有無を聞くと、まだ降っていませんとのことでした。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
石尊山=茨城&栃木県境の県道13号沿い 高戸山=県道205号茶の里トンネル西側の廃林道入口 高館城跡=高館城跡駐車場 龍蓋山=墓地駐車場 御亭山=御亭山直下の車道駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石尊山は県境の尾根ルート、高戸山は県境尾根に沿って作業道があり。 龍蓋山は微かな踏み跡、色褪せたピンクテープが所々にある。 高館城跡と御亭山は車で上まで上がれば、履物も服装も普段着のままで行ける。 |
写真
感想
一座目の石尊山は、駐車スペースはすぐ分かりましたが、県道13号から北側への取り付き地点が分からず、ヘッ電を点けて県道を東に歩いていたら、コンクリの石段があり、これが登山口かなぁと思って上がった処、お墓への石段でした。
駐車地点へ戻り、何となく山側(右側)を見ると、藪の中へ続く踏み跡がありました。
藪の中はヘッ電でも辛うじて分かる踏み跡があり、やがてライト不要となりました。
地形図351mは直進していたらルート逸脱警告があり、351mから南東に10mほど下った所で直角に左折するのが正しく、左折後のスギの木に目印がありました。
登山口から頂上まで明瞭と言える踏み跡ではなく、目印はたまにあるものの、道標などは皆無でした。
高戸山の駐車スペースは県道205号北側の廃林道入口で、一台しか停められません。
茶の里トンネルが開通するまでの旧道らしき車道が県道の南側にあり、これを辿ると県境の関ノ多和峠に上がりました。
以降、県境稜線に沿って栃木県側にコンクリで簡易舗装された林業の作業道があり、部分的に未舗装路や県境尾根を歩きましたが、前方に紅白の鉄塔が見えると、あそこが頂上だと分かりました。
高戸山は県境稜線から茨城県側に張り出した所にあり、茨城県大子町になります。
杉の植林帯が広範囲に伐採され、展望が素晴らしかったです。
官公山へは武茂川沿いの県道(番号記入なし)を北上し、県道28号と合流した南方集落の先に『12月1日から冬季通行止』と書かれた看板があり、行ける所まで行ってみようとしたのですが、少し先にゲートがあり、引き返しました。
帰宅後の検証では、ゲートから徒歩でも往復2時間は掛からなかったと思います。
ヤマレコの記録で、官公山と途中山を同一地点から行ったのがあったことを思い出し、途中山登山口へ向かいました。
前松葉川沿いの車道は入小滝集落から奥は未舗装でしたが、最徐行すると車の腹を擦ることなく、十字路に出ました。
東西方向は前松葉川沿いの未舗装林道、南北方向は舗装された(おそらく林業用の)作業道でした。
複数の登山計画を連続して実行している場合、次の登山計画書は表示されず、全ての登山計画書をプリントアウトして携行していました。
印刷した途中山の計画書のルートを見て、舗装された作業道を移動中、近くにいるはずだと思いましたが、尾根への取り付き点が見つけられず、曲がりくねった作業道を行ったり来たりして探しました。
前述の十字路には小さな標識があり、西は「入小滝林道 黒羽町寺宿」、東は何も書かれてなく、南は「黒羽町須佐木」、北は「那須町大和須」と書かれていました。
途中山登山口近くにいたのは確実ですので、後日よく調べて出直すことにして、官公山と途中山は諦めました。
高館城跡は地形図に⛩(神社の記号)がある所が駐車場でした。
そこから南方向に急な階段があり、杉林の中を少し行くと高館城跡でした。
西側の少し下に展望台があり、行ってみましたが、日光連山〜那須連山には分厚い雪雲が掛かっていました。
駐車場の奥には神社らしき建物が見えましたが、まだ後二座あるので神社へは行きませんでした。
龍蓋山は、ヤマレコに地点登録されている『田沢バス停』付近には駐車スペースがなく、少し北西に戻ると北へ入る路地があり、この路地の終点が、多分墓参りされる人の駐車場で、軽トラが一台停まっていました。
登山道は微かな踏み跡と少ないものの目印があり、何とか登頂しました。
頂上は林の中で展望はなく、この山に登る人は非常に少ないように思われました。
最後の五座目の御亭山は頂上直下まで車道が通じ、史跡的な山でもあり、公園のような山でもありました。
路肩の駐車場に停め、前方に電波塔のような建造物が見え、あそこが頂上だろうと思って急ぎました。
登頂すると、東屋の柱に『御亭山 希望ヶ峰』の標識がありました。
駐車場に下ってログを終了させようとした時、御亭山三角点(頂上)へは行ってないことに気付きました。
頂上までは数分で行けるし、まだ日没前でしたので、そのまま向かいました。
頂上からの見晴らしはとても良く、那須野が原の彼方の日光連山から北側はずっと雪雲が掛かっていました。
那須野が原
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%A3%E9%A0%88%E9%87%8E%E3%81%8C%E5%8E%9F
頂上には山名盤がありますが、それを見る前に富士山に気付きました。
西日が富士山を薄っすらと染め、日中よりも神々しいような感じがして、栃木県北部から富士山がはっきり見えたのは小さな驚きでした。
予定していたのは七座ですが、日の短いこの時期、当初から七座全ては無理だと予想していました。
高館城跡と御亭山は頂上直下まで車で行けましたが、二座は山中への取り付き点が分からなくて行けず、その他の三座はルート上に目印はあるものの、標識などは全く無く、GPS携行は必須だと感じました。
最後に神々しい富士山が眺められ、有終の美は飾れたかなと思っています。
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