聖岳
- GPS
- 24:20
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 3,861m
- 下り
- 3,831m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:38
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:41
天候 | 初日曇り時々晴れ 2日目曇りのち雪 3日目雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 飯田市内も路上凍結あり。 帰りは「ほっ湯アップル」で入浴(600円)と食事 |
写真
感想
強い冬型の気圧配置の影響で計画していた空木岳ー宝剣の縦走は計画を変更せざるを得なかった。相棒が駒ヶ根までバスで来るので南ア仙丈ヶ岳と甲斐駒でもやろうかと考えたが南アの北部まで大荒れの予報、ということで南部 聖岳はどうかと調べたが飯田側からは入れそう。これならバスも飯田まで乗ってきてもらったらそこで合流できていい感じ。木曜日の夜兵庫県をでて飯田駅に0時半、コンビニ寄って芝沢ゲートに2時、車内で仮眠をとった。
あまり眠れなかったが5時前に起きて朝飯を摂って支度した。装備の重さに若干不安を覚えるも西沢渡まではほぼ水平なので体がちょうど温まるぐらいと言い聞かせ進んだ。相棒のペースが速く合わせるのが精いっぱいだった。廃屋から薊畑までの長い登りが始まると途端に足が重くなった。途中相棒に促され数分仮眠などして眠気は解消したが、足がどうしても重い。相棒は快調に上ってゆくが全くついてゆけず大きく遅れる。宿泊地聖平小屋までは何としても登らなくては話にならんわけでペースは遅くても休まず登り続ける。結構待たせてしまい薊畑分岐に15:40になった。少し息を整え聖平へ下りはじめる。トレースはすぐに消え吹きだまった雪をかき分けGPSを頼りに小屋へ下る。トレースをロストするが聖平方向へ方向を確認しながら40〜50分下り続け木道を見つけることができた。木道の先に立派な小屋をみつけ冬季小屋へ。レコの記録通りとても立派な小屋で一角にテントを張って水づくりーすこし飲みながら夕食(どっかで見たようなおいしいカレー)、そして早めの就寝。
翌朝4時半起床。今日は天候が昼から暴風雪の予報を念頭に薊畑分岐で荷をデポしてワカンと水・行動食をもって取り敢えず小聖を目指しその先は状況により判断という計画。薊端分岐への登りも暗がりを避け6時出発予定。しかして30分送れて外に出るとすっかり明るくなってしまっていた。木道から薊畑脇を登り膝下ラッセルを交えながら1時間20分かけて分岐に着いた。木の根元にザックをデポしてサブザックにワカンとテルモスを突っ込み上へ向かう。ガスがはれ右手に上河内岳と富士がみえる。聖の上部はガスっている。
登り始めて二人でラッセルしながら小ピークを目指す。ルートはテープと頼りに地図で確認しながら比較的明瞭だがそこそこのラッセルは続く。稜線に出るとルートはしっかりするが強風が続く。稜線の風がしのげる箇所が時折あり少し休憩してさらに登り続け小聖に9時40分。ここから山頂へ所々着雪したガレ場だ。下で見た時よりガスが下のほうへ降りてきてる。ここで山頂へ行かない選択はない。急ぎ前聖を目指す。
稜線を詰めてガレ場に取付く。風はさらに強くなるがあとはひたすら登るだけ。1時間40分登り暴風雪の山頂。登頂を分かち合い。記念写真を撮った後速攻で下山する。暴風域どんどいさがっているようだ。何度か休憩を取りながら2時間弱でデポ地点に戻る。風を避けるように下り続け苔平を14:00に通過してから適地を捜しながら大木広場の少し手前で幕営した。二日目の夕飯は私の担当でポトフと牡蠣のアヒージョでパスタで締める予定。アヒージョ鍋をひっくり返してちょっと焦ったが何とか食事を終えた。その日も若干寒かったが平穏な就寝
翌朝は5時起き撤収7時出発。2時間下って徒渉。林道を歩き便が島に10時、さらに1時間半あるいて芝沢ゲートに戻る。
今回も頼りになる相棒のおかげでピークを踏めた。よく考えたら厳冬期初の3000峰だった。
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