【焼石岳周回】キツネの足跡に導かれて
- GPS
- 11:40
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
※過去ログ
本当は金明水小屋に泊まって、のんびり周回する予定だったけど連休が取れなくなり日帰りで。
いやー、残念。金明水小屋を見てさらに思った。
登りは中沼登山口から尿前川を渡る破線のコース。
金明水小屋から焼石岳まで縦走して金明水小屋、中沼を経由して下山。
1000m以上は雪だった。もう冬ですね。
沢歩きを考えて濡れること前提の水陸両用シューズで行ったんだけど、雪の上を歩くのはさすがに冷たかった。
やはりゴアテックスのハイカットの登山靴が良かったかなーと思ったけど、それだと下りでスピードは出せなかっただろうなー。結果的に良かったのか?
この日、ボクを抜いて行った人が2パーティ3人。全員同じ周回ルート。
すれ違った人が2人。1人はトレランだったけど、もう1人は同じ周回ルートの逆回り。
このルートは意外と歩いている人は多いのかも。
雪の歩きづらさで遅れ、一眼レフでのんびり写真を撮っているうちに遅れ、焼石岳登頂に北側のルートを使ったことで、山頂には予定の2時間遅れで到着。
さすがにまずいと帰りはボクにしては早いペースで下る。
中沼を過ぎるとすっかり暗くなってペースダウン。
それでもなんとか1時間15分遅れで下山。
いろいろあったにしろ、やっぱりもっと余裕を持った計画にしないとダメだなぁ。
まぁ、歩くのが遅いのにこんなに写真を撮ったり、じっくり眺めを楽しんだりしてるから遅れるんだよな。
でもなぁ、時間に追われて登るのはなぁ・・・。
■中沼登山口まで
砂利道の林道だけど、普通車でも走行可能。
あちこちに新しく砂利が撒かれていて、こまめに手入れがされているようだ。
■尿前川渡渉コース(正式名称は?)
歩き出しからぬかるんだ道、流れる水で心配だったけど、やはり尿前川の水量は多かった。
水量が少なければ濡れずに渡れることもあるらしいが、諦めて流れに突入。
尿前沢を渡ってしばらくすると雪が残る道になった。
どうやら前日に降ったらしい。これが水量が多かった原因か。
1090mの青岩の横を過ぎる。
YAMAP地図で!マークのある場所は痩せ尾根ということかな?
それほど危険とは思わなかったけど、刈り払いされていなければ要注意かな。
しばらく行くと沢沿いの道、というか沢登り。
流れの中じゃないところを歩くときは、雪で踏み跡も見えないので、ここかなというところを歩く。
とはいえ、ピンクテープがかなりぶら下がっているので迷うことはない。
破線ルートとはいえ、沢歩き以外は歩きやすく刈り払いされていれば迷うことはないと思う。
予定より30分遅れて金明水小屋に到着。
■金明水小屋
素晴らしい小屋ですよ。暮らしたい(笑)
1階、2階合わせて15人前後は余裕。
トイレはバイオトイレだから臭いもしない。
そして遠くに栗駒山を望む窓からの眺め。
ここに泊まることだけを目的に来ても良いなー。
小屋の前の広いスペースで日向ぼっことか。
本でも持って1日のんびりしたい。
■金明水小屋〜東焼石岳
登山道にに特に危ない場所はないが、この日は道がすっかり雪で埋まっていた。
特に急登が続くわけではないけど、牛形山分岐から六沢山がキツかった。
六沢山手前のピークだな、あそこがキツい。
東焼石岳への登りはそれほどでもない。
東焼石岳に登ると、ようやく目の前に焼石岳がバーンと現れる。
風景が変わりますね。
■東焼石岳〜焼石岳
東焼石岳を下りると10分くらいで分岐点。
左は姥石平分岐から南側から登頂するコース。
右に行くと南本内岳への道の九合目分岐に出て、北側から登頂するコース。
北周りの方が時間はかかるけど、ピストンではなくぐるっと周る。予定通りこちらを選択。
予定より遅れているんだから南から行くべきだったけど、下りで挽回すれば良いと思ったのが間違いだった。
北ルートは岩場だということを知らなかったリサーチ不足もあった。
コースタイム30分だから大したことないだろうと思い込んでいた。
九合目分岐から焼石岳に足跡があったので進んだけど、岩場の手前で引き返していた。
ちょっと悩んだけど人間だはなく動物の足跡があった。キツネかな?
足跡のない岩場を登る。岩に黄ペンキで矢印があるので迷いはしないが、踏み抜きに気をつけながら歩くのでペースが上がらない。
時々、道が分からず、どっちだ?と思ってあたりを見回すと、ほぼ登山道にキツネの足跡が続いている。その足跡に導かれるように登っていく。
岩場が終わり、最後の急登になっても足跡は続いていた。
「こっちだよ」という声が聞こえるようだった。
この辺りは雪が一段と深く、場所によっては膝下くらいまで埋まって、ちょとしたラッセルになった。
九合目分岐から1時間でやっと登頂。
時刻は14時半。下山前に暗くなることは間違いなかったけど、焦らずに行動食を摂った。
■焼石岳〜中沼登山口
雪解けでちょっとした沢になっている場所が多かった。
スピードを上げて歩いていたら、足の先の冷たさもなくなった。
選びながら歩くと遅くなるので、水に入るのを厭わずに歩いた。
木道などで整備されてはいるが、壊れているところが多いので注意が必要。
それほど急な場所もなく、緩やかに下っていく。
銀明水小屋を過ぎると森の中。
時間がなくて銀明水小屋は見学できなかった。
道は沢のようになった場所がちょいちょい出てくる。
残雪の時期もこんな感じなんだろうな。
つぶ沼コース分岐、上沼、中沼まで急な場所は特にない。
中沼から先もこんな感じかと思ったら、やっぱりそれじゃ計算が合わないだろうという感じで急な下りが出てくる。
崩れそうな場所は階段になっていたりする。
すっかり暗くなり、明るい月が出ているものの、さすがにそれだけでは危ないのでライトをつける。
まだかまだかと思うくらいに下りが続く。
逆に登りの時には、中沼まで頑張ればあとは楽なのかも。
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