沼津駅。紙の切符で降車。SUICAは、東京方面から熱海を越えてJR東海とまたがると使えないので注意。
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12/25 8:32
沼津駅。紙の切符で降車。SUICAは、東京方面から熱海を越えてJR東海とまたがると使えないので注意。
駅前にあった、沼津アルプスの地図。今日は右から左へ。これを<北行>というようだ。5つの山と3つの小ピークがある。
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12/25 8:31
駅前にあった、沼津アルプスの地図。今日は右から左へ。これを<北行>というようだ。5つの山と3つの小ピークがある。
バスで30分、多比バス停で降りる。乗客は多かったが、沼津アルプスに向かった人はいなかった。
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12/25 9:14
バスで30分、多比バス停で降りる。乗客は多かったが、沼津アルプスに向かった人はいなかった。
多比神社に安全祈願。
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12/25 9:15
多比神社に安全祈願。
多比は江浦湾に面する漁村のようだ。例によって、登山口がわかりにくいが。。。
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12/25 9:23
多比は江浦湾に面する漁村のようだ。例によって、登山口がわかりにくいが。。。
親切な道標がある。手作り感いっぱいの道標で、見るだけで楽しい。
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12/25 9:26
親切な道標がある。手作り感いっぱいの道標で、見るだけで楽しい。
登山口。
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12/25 9:39
登山口。
地元の人からのメッセージだな。
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12/25 9:39
地元の人からのメッセージだな。
緑が多い森だ。上層はタブノキ、中層はトベラ、ヤブニッケイ、下層はアオキが多いようだった。沿海性の照葉樹林だ。
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12/25 9:49
緑が多い森だ。上層はタブノキ、中層はトベラ、ヤブニッケイ、下層はアオキが多いようだった。沿海性の照葉樹林だ。
ひと登りで尾根に出て、まずは第一の山の大平山へ向かう。
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12/25 9:59
ひと登りで尾根に出て、まずは第一の山の大平山へ向かう。
右には、海が見える。
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12/25 10:01
右には、海が見える。
あとで思い返すと、このあたりは大した急登ではない。
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12/25 10:02
あとで思い返すと、このあたりは大した急登ではない。
あっと言う間に大平山。楽勝じゃんとこの時は思っていた。
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12/25 10:09
あっと言う間に大平山。楽勝じゃんとこの時は思っていた。
展望は今一つだが、海が間近というのはいいね。
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12/25 10:11
展望は今一つだが、海が間近というのはいいね。
分岐に戻って、第二の山の鷲頭山に向かう。快適な尾根歩きだ。
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12/25 10:24
分岐に戻って、第二の山の鷲頭山に向かう。快適な尾根歩きだ。
右側には富士山だ。
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12/25 10:23
右側には富士山だ。
左側には海。
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12/25 10:26
左側には海。
そして、岩場歩きが楽しい。
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12/25 10:25
そして、岩場歩きが楽しい。
これがただの岩場ではなく、岩場に樹木が張り付くように群立している。この樹は、、、、
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12/25 10:29
これがただの岩場ではなく、岩場に樹木が張り付くように群立している。この樹は、、、、
これはウバメガシだ。紀州の備長炭の原料だ。
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12/25 10:27
これはウバメガシだ。紀州の備長炭の原料だ。
ウバメガシの純林。
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12/25 10:29
ウバメガシの純林。
岩に張り付いている。ウバメガシは岩場に優占するといわれるが、、、
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12/25 10:30
岩に張り付いている。ウバメガシは岩場に優占するといわれるが、、、
延々と続くウバメガシ林は、、、
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12/25 10:35
延々と続くウバメガシ林は、、、
見事としか言いようがない。
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12/25 10:36
見事としか言いようがない。
岩の上を歩いているのか、、、
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12/25 10:37
岩の上を歩いているのか、、、
ウバメガシの根の上を歩いているのか、、、
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12/25 10:39
ウバメガシの根の上を歩いているのか、、、
見上げると、美しい樹相。
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12/25 10:49
見上げると、美しい樹相。
これってみんな同じ樹だよな。やっぱりウバメガシだ。
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12/25 10:49
これってみんな同じ樹だよな。やっぱりウバメガシだ。
ウバメガシ林が途切れると、富士山。
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12/25 10:50
ウバメガシ林が途切れると、富士山。
なるほど崩落地だ。
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12/25 10:50
なるほど崩落地だ。
ここが唯一の切り立った危険個所。慎重に。
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12/25 10:51
ここが唯一の切り立った危険個所。慎重に。
再びウバメガシ林。赤テープをたどって、ウバメガシの密林を潜るように行く。
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12/25 10:58
再びウバメガシ林。赤テープをたどって、ウバメガシの密林を潜るように行く。
おっ、分岐だ。左か右か。珍しく道標がない。
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12/25 11:04
おっ、分岐だ。左か右か。珍しく道標がない。
左は、どうもかなり荒れた道のようだ。
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12/25 11:04
左は、どうもかなり荒れた道のようだ。
右はかなり、下るようだがホントかな。
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12/25 11:06
右はかなり、下るようだがホントかな。
右で正解だった。下るとすぐ道標がありました。ここが多比峠。「沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」とある。確かに見事だった。
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12/25 11:07
右で正解だった。下るとすぐ道標がありました。ここが多比峠。「沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」とある。確かに見事だった。
ここからはひと登りで。
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12/25 11:11
ここからはひと登りで。
鷲頭山です。最高峰392m。展望はいまひとつで、人も多かったので、先を急ぎます。
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12/25 11:20
鷲頭山です。最高峰392m。展望はいまひとつで、人も多かったので、先を急ぎます。
少し下って登ると小鷲頭山。展望は良いが、ここも人がたくさん。腹が減ったがどこで食べるか、鷲頭山に戻ったのでした。(実は、無意識の行動。先に進んだつもりだったが気づいたら鷲頭山だった。30分のロスともいうが)。今度は鷲頭山に人がいなかったので、ゆっくり食事。
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12/25 12:05
少し下って登ると小鷲頭山。展望は良いが、ここも人がたくさん。腹が減ったがどこで食べるか、鷲頭山に戻ったのでした。(実は、無意識の行動。先に進んだつもりだったが気づいたら鷲頭山だった。30分のロスともいうが)。今度は鷲頭山に人がいなかったので、ゆっくり食事。
再び小鷲頭山に戻ってきて、じっくり撮影。ここからの富士山がいい感じだ。
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12/25 11:33
再び小鷲頭山に戻ってきて、じっくり撮影。ここからの富士山がいい感じだ。
南アルプスも見える。中央に並んでいるのが、左から聖岳、赤石岳、荒川岳。
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12/25 12:05
南アルプスも見える。中央に並んでいるのが、左から聖岳、赤石岳、荒川岳。
アップ。左が聖岳、右が赤石岳。
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12/25 12:05
アップ。左が聖岳、右が赤石岳。
右へパン。荒川岳。
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12/25 12:05
右へパン。荒川岳。
さらに右へパン。これがよくわからない。低いから櫛形山だろうか。
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12/25 12:05
さらに右へパン。これがよくわからない。低いから櫛形山だろうか。
第三の山の徳倉山に向かう。小鷲頭山の直下は急降下。ロープを頼りに何とか降りる。
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12/25 12:12
第三の山の徳倉山に向かう。小鷲頭山の直下は急降下。ロープを頼りに何とか降りる。
振り向いて。
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12/25 12:16
振り向いて。
この急傾斜が長いんです。
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12/25 12:19
この急傾斜が長いんです。
降りたところに史跡「中将さん」。
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12/25 12:22
降りたところに史跡「中将さん」。
平重衡は、平家滅亡後、ここ鷲頭山に隠れ住み自害したという伝説があるんですね。史実ではなさそうだが、鎌倉に来ているからなあ。
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12/25 12:21
平重衡は、平家滅亡後、ここ鷲頭山に隠れ住み自害したという伝説があるんですね。史実ではなさそうだが、鎌倉に来ているからなあ。
しばらく照葉樹林の中を歩く。豊かな森だ。
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12/25 12:32
しばらく照葉樹林の中を歩く。豊かな森だ。
沿海林の代表格、トベラの実。
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12/25 12:35
沿海林の代表格、トベラの実。
ヒサカキ。どこにもある樹だが、沢山の芽を付けていました。
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12/25 12:36
ヒサカキ。どこにもある樹だが、沢山の芽を付けていました。
森が途切れて展望が開ける。きらら展望台とある。
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12/25 12:38
森が途切れて展望が開ける。きらら展望台とある。
眼下は瓜島、遠くは大瀬崎。
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12/25 12:38
眼下は瓜島、遠くは大瀬崎。
振り返って、鷲頭山と小鷲頭山。
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12/25 12:48
振り返って、鷲頭山と小鷲頭山。
少し登り返すと、、、
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12/25 12:52
少し登り返すと、、、
小ピークの志下山。
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12/25 12:56
小ピークの志下山。
さらに登ると、、、
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12/25 13:11
さらに登ると、、、
千金岩。ここはよい展望スポットで、、、
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12/25 13:12
千金岩。ここはよい展望スポットで、、、
鷲頭山と奥に淡島。これいいね。
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12/25 13:12
鷲頭山と奥に淡島。これいいね。
照葉樹林が深くなって地味な登りを行くと、、、
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12/25 13:14
照葉樹林が深くなって地味な登りを行くと、、、
小ピークの象の背。ちなみにこの特徴的な樹皮はカゴノキですね。
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12/25 13:20
小ピークの象の背。ちなみにこの特徴的な樹皮はカゴノキですね。
今度は、戦争遺跡がある。
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12/25 13:32
今度は、戦争遺跡がある。
手書きの説明書きが生々しい。
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12/25 13:32
手書きの説明書きが生々しい。
なんだか、沖縄戦のガマ(洞窟)を連想してしまった。
0
12/25 13:33
なんだか、沖縄戦のガマ(洞窟)を連想してしまった。
また急登。登りの方がまだよい。
0
12/25 13:36
また急登。登りの方がまだよい。
徳倉山。
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12/25 13:44
徳倉山。
富士山方面だけ展望がある。
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12/25 13:44
富士山方面だけ展望がある。
徳倉山の直下も急降下。またかよ、って感じ。
0
12/25 13:49
徳倉山の直下も急降下。またかよ、って感じ。
横山峠。残りの山はあと二つ。第4の山、横山へ、
0
12/25 14:08
横山峠。残りの山はあと二つ。第4の山、横山へ、
ロープはあるけど、登りはたいしたことはない。
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12/25 14:22
ロープはあるけど、登りはたいしたことはない。
横山は、展望がない。
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12/25 14:27
横山は、展望がない。
右が、最後、第五の山、香貫山へ。「急坂ロープあり」にギクッ。
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12/25 14:28
右が、最後、第五の山、香貫山へ。「急坂ロープあり」にギクッ。
またまた、激下りだ。ここも長く続く。
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12/25 14:43
またまた、激下りだ。ここも長く続く。
やっと降りてきた。
0
12/25 14:49
やっと降りてきた。
ここからは車道。ここからゴールの沼津駅までは近い。第5の山、香貫山に行くか行くまいか悩む。
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12/25 14:54
ここからは車道。ここからゴールの沼津駅までは近い。第5の山、香貫山に行くか行くまいか悩む。
振り返って、横山。高くないんだけどな。
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12/25 14:56
振り返って、横山。高くないんだけどな。
香貫山への登山口。まあ、行ってみるか。
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12/25 14:59
香貫山への登山口。まあ、行ってみるか。
近道??
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12/25 14:59
近道??
なるほど、すぐ車道に出た。香貫山へは車道が通っているが、今は、通行止め。
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12/25 15:05
なるほど、すぐ車道に出た。香貫山へは車道が通っているが、今は、通行止め。
色々手書きの補足が書かれている道標。なるほど旧車道というわけだ。せっかくの車道だから、素直に従う。
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12/25 15:07
色々手書きの補足が書かれている道標。なるほど旧車道というわけだ。せっかくの車道だから、素直に従う。
打ち捨てられた林道みたい。
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12/25 15:08
打ち捨てられた林道みたい。
香貫山は、公園のようにきれいに整備されている。人も多い。散歩に来られているようだ。園路が多くてうろうろ迷う。
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12/25 15:25
香貫山は、公園のようにきれいに整備されている。人も多い。散歩に来られているようだ。園路が多くてうろうろ迷う。
山頂の道標をみつけた。
2
12/25 15:29
山頂の道標をみつけた。
香貫山の山頂は、しかし山頂らしくない。展望が良いはずなのだが、、、
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12/25 15:31
香貫山の山頂は、しかし山頂らしくない。展望が良いはずなのだが、、、
一緒になったパーティの方に聞いたら、展望台が別にあるんですね。
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12/25 15:40
一緒になったパーティの方に聞いたら、展望台が別にあるんですね。
展望台。ここの眺望がすばらしかった。
2
12/25 15:42
展望台。ここの眺望がすばらしかった。
まず、富士山。ここからだと愛鷹山がじゃまだけどね。
3
12/25 15:43
まず、富士山。ここからだと愛鷹山がじゃまだけどね。
沼津市街。。。
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12/25 15:44
沼津市街。。。
千本松原。。。
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12/25 15:45
千本松原。。。
そして、大瀬崎に沈む夕日。さらに、、、
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12/25 15:45
そして、大瀬崎に沈む夕日。さらに、、、
何と言っても、今日歩いてきた沼津アルプスが全望出来るのだ。奥から、鷲頭山、小鷲頭山、徳倉山、谷を挟んで横山かな。
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12/25 15:46
何と言っても、今日歩いてきた沼津アルプスが全望出来るのだ。奥から、鷲頭山、小鷲頭山、徳倉山、谷を挟んで横山かな。
あとは園路を下山するだけ。
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12/25 16:03
あとは園路を下山するだけ。
車道に出てきた。ここは香陵台。ここまでは車で来れる。桜の名所らしい。
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12/25 16:11
車道に出てきた。ここは香陵台。ここまでは車で来れる。桜の名所らしい。
市民が多く散策していた。
1
12/25 16:13
市民が多く散策していた。
なぜか五重塔。慰霊平和塔というらしい。
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12/25 16:14
なぜか五重塔。慰霊平和塔というらしい。
まったりと夕日を眺める。
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12/25 16:23
まったりと夕日を眺める。
のんびり車道をいこうとしたが、沼津駅とは逆方向ということに気付く。また、急傾斜を下る。
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12/25 16:26
のんびり車道をいこうとしたが、沼津駅とは逆方向ということに気付く。また、急傾斜を下る。
やっと登山口。最後まで気を抜けないのだった。
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12/25 16:33
やっと登山口。最後まで気を抜けないのだった。
振り返って、五重塔。
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12/25 16:43
振り返って、五重塔。
加茂川越しの富士山。白い雲に、白い富士が浮かんでいるよう。
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12/25 16:43
加茂川越しの富士山。白い雲に、白い富士が浮かんでいるよう。
もう一つの富士山は、雲の塊でした。
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12/25 16:45
もう一つの富士山は、雲の塊でした。
沼津駅に着いた時には暗くなっていた。充実の一日でした。
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12/25 16:59
沼津駅に着いた時には暗くなっていた。充実の一日でした。
伊豆半島では大仁駅近くの城山にも稜線上にウバメガシの林がありますが、沼津アルプスほど広範囲には広がっていないと思います。
城山だけだとちょっと寂しいですが、ロープウェイで気軽に登れる葛城山や、淡島+富士山の展望で有名な発端丈山も合わせて巡ると、充実した山行になると思います。
あと、神奈川県にもウバメガシは少し生えていますが、伊豆半島のように純林状にはならないようです。
例えば浦賀駅近くの叶神社(東叶神社)では、アカガシなどの大木に混ざってヒョロヒョロと細長く伸びたウバメガシが散在していて、樹高数mのウバメガシが密生している伊豆半島のウバメガシ林とは全く違う景観になっています。
さすがardisiaさん、各地の森をよく観察されていますね。
私は初めてウバメガシの実物を見て、写真で見ていた印象とだいぶ違っていて、近所の大磯丘陵の高麗山の岩場で見て同定できなかった樹が同じもしれないと思って、昨日確認に行きました。しかし、その樹は完全に落葉していました。違う樹なんでしょう。他にいろいろ探し回りましたが、見つかりませんでした。樹木観察は難しいです。
ご紹介いただいた城山や発端丈山も行ったことあるんですが、全然気づきませんでした。
三浦半島にはほとんど行っていないんですが、伊豆半島と植生が似ているとも聞いていたなか、ウバメガシ林の景観が全然違うこと、興味深く伺いました。
私にとって森は、登山の楽しみの大きな要素となっていますので、少しずつでも観察眼を養っていければなあと思っています、今後もよろしくお願います。
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