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Yamareco

記録ID: 5029572
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山(丹波天平〜三条の湯〜雲取山)(R22)

2022年12月25日(日) ~ 2022年12月26日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
12:18
距離
33.8km
登り
3,140m
下り
3,145m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
0:14
合計
5:26
6:17
6:22
9
6:31
6:32
10
6:42
26
7:08
7:13
19
7:32
7:33
37
8:10
42
8:52
34
9:26
5
9:31
57
10:28
10:30
59
11:29
2日目
山行
6:25
休憩
0:23
合計
6:48
6:27
179
9:26
42
10:08
10:09
1
10:10
10:12
6
10:18
10:26
14
10:40
10:42
16
10:58
5
11:03
29
11:32
10
11:55
12:03
21
12:24
12:25
11
12:36
12:37
34
13:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

2022年の登り納めは小屋の予約が取れたので三条からの雲取山
親川からの丹波天平を通りサオラ峠からの三条の湯
翌日は水無尾根を上がって雲取山へ登り鴨沢へ

小袖乗越の村営駐車場に早朝到着
まだ暗い駐車場には思っていたよりも全然車が停まっていなかった
いつもおと同じような位置に停め ちょっと仮眠
予定の時間になり出発準備をして出発

まずは親川までのアプローチ
暗い夜道は微妙に濡れている 猿が出る道だからチョイチョイ上を気にする
国道に出てからは少し気が楽になる
親川からいよいよ山道へ
まずは高畑集落跡へ
九十九折りで高度を稼ぐ
すると さっきまでいた村営駐車場から所畑へ下りる林道が見える
下って上って……

道は荒れていないがやはり歩く人が少ないのか
トレースは微妙に薄い
集落に着いた頃には陽が上っていた
次は後山集落跡へ
同じような道のり
道幅はあまりなく基本ザレている
自分としては下りでは使いたくない道

まだ人が住んでいてもおかしくないような家が見えたら
後山集落跡 ここから保之瀬天平までは
九十九で一気に上げる
今回はここでまずやられた(笑)
九十九で樹林帯を抜けて開けてくる手前から
落ち葉と霜柱でズボズボ嵌る道にやられる
足を獲られてなかなか進まない
落ち葉で見えなくて嵌る
やっとのことで保之瀬天平の辺りに出ると
あとはアカマツの林の中を進んで行く

ちょいちょい上げる所はあるが そんなのを繰り返しているうちに
丹波天平に到着 ここで補給
多分今日は誰にも会わずに三条の湯に到着するんだろうなと思った
ただ 何となくコースタイムを考えると サオラ峠までで会わないとそうなるからだ

さてここからは 過去に熊と出くわしたポイントがあるので
注意が必要 いまだにあの時の光景は思い出す
確か 丹波山の辺り(笑)
今回は無事に通過しサヲウラ峠に到着
祠に一礼して三条の湯方向へ
ここで今日は誰にも会わないと確信(ここの時点では)

誰もいない山道を静かに歩く 
が それも御岳沢の手前までだった
見つけてしまった 熊の落とし物 しかもまだ新しいやつを!
一気に緊張する 辺りをキョロキョロ
例の上から熊が落ちてくるYouTubeの動画の1シーンを思い出す
しばらく歩いて御岳沢が見えてきたら
何と人がいた(笑)
ホッとしてしまった(後で分かったが三条の湯のオーナーの娘夫婦だった)

御岳沢を過ぎれば三条の湯まではあと1時間くらい
残置ロープのザレている部分と 落ち葉ラッセルさえ気をつければ
あとは 大丈夫 と思っていたら
落石3発! 最初の1発はアッと思ったらボーリング位のが落ちてきた
で、 足を止めていたら 2発目! 
1発目よりは全然小さかったが結構な勢いで落ちてきた
やり過ごして歩き出そうと思ったら 3発目!
上を確認して足早に通り過ぎる
ガンバ谷を過ぎて上り切ると三条の湯が見える

小屋が近づくにつれて薪を燃やす匂いが風に乗ってくる
小屋に到着するとオーナーが作業をしていた
とりあえずザックを下ろし 一息つく
ちょうどオーナーも作業が一段落したようなので
手続き ココヘリ・JIRO割引500円で2食付きで8500円
今日の部屋は 「飛龍」大部屋ではなかった
部屋に着き荷物を解き 温泉の準備
「12時30頃過ぎには沸くよ」と言われたので
持ってきた宴会セットから1本飲みながら外を眺めながら過ごす
そして
時間になったので入りに行く のんびりと贅沢な時間を過ごす
そろそろ出ようかな〜と思っていたら
日帰りで入りに来た外国の方が入ってきた
お祭りから上がってきて温泉入って帰るそうだ

温泉から出てビール! まったりと過ごしていたら
もう1人の小屋泊泊りの男性が
慌てて広げていた荷物をまとめ挨拶
男性はお祭りから歩いてきたそうだ 
男性は横浜から来たそうだ
あちこち歩いているようで
最近は多摩100とかいろいろやっているらしい
博識な方で いろんな話を聴かせてもらった
男性が風呂から上がり夕食までの時間も色々と話で盛り上がった
(夕食の時に男性から「話色々聞いてもらったから」とビールをごちそうしてもらった)
ちなみに、今日の小屋泊は3名 テン泊は2名
春までは週末だけの営業とのこと

夕食後は食堂でウイスキーのお湯割りを飲みながら
食堂にある本を読んで過ごす
時々暖炉のから聞こえてくる薪がはぜる音が心地よい
持ってきた酒類は全て飲んでしまったので就寝
(寝る時にオーナーが湯たんぽを用意してくれたので暖かく寝れた)

2日目 
深夜に小屋が揺れる位の風が吹いていたが
朝食の時には止んでいた 冷え込みもそんなではない
朝食を摂っているとオーナーが「今日は-2℃位、そんなに寒くないね」と
小屋からしばらく行ったところに大きくザレて落ち葉で隠れた部分がある
オーナーからは「小屋出て橋わたって少し行ったら凍結しているかもしれないから」
とアドバイスもあったので
出発時からチェーンスパイク装着
凍結は無かったが 相変わらずのザレた高巻きの路
落ち葉ラッセルもあり 朝一にはなかなか堪える
そんな高巻きが終わろうとした時に
前を歩いていた男性が「上!気をつけて!サルがいるから!」
「石投げてくるから気をつけて!」
一瞬、なんのことやら……
と思ったが そういえば少し前からやけに落石多いな?
納得し、上を見てみると何頭かサルがいて 確かに下にめがけて投げていた!
サルの攻撃をかわした所でちょっと休憩 チェーンスパイクは一旦外す

もう1つの高巻きのポイントを登り切ったところで
余りにも強風なので防寒対策 
手袋はラックナー+テムレス(中抜き)
そして 高巻きを下り切ったところで再度チェーンスパイク装着
(結局ここから七ツ石小屋下分岐まで装着した)
日影の部分には雪が残り 落ち葉の下に凍結している部分もあり
なかなか……
雲取山からの白い稜線が見え 左を見上げると飛龍山からの稜線が近づいてくると
三条ダルミが近い 右側には富士山が見えてきている
三条ダルミからは見事な富士山を眺めちょっと一息
ここからの急登に備える
たった40分弱しかしこの急登はしんどい

少しずつ少しずつ上っていく 
空が近づいてきて誰もいない雲取山に到着
山名盤にちょこんと誰かが作った雪だるまが置いてあった
避難小屋で補給 
雲取山までの強風は収まり 気温も少し上がったので
手袋も1枚でいいくらい 上着も1枚脱ぐ
コースタイムの確認をして出発

避難小屋からの稜線はずーっと富士山が見えているので 
歩いては 止まりの繰り返し 雪が残っているところもあるが
氷の部分もある そして 霜柱で足が嵌るところも…

ヨモギの頭の辺りで雲取山に向かう人とすれ違う
何人かとすれ違ったがブナ坂で パタッといなくなった
ここからは 七ツ石山へは行かず巻き道で七ツ石小屋下分岐へ
分岐までの道は 所々凍結場所がありチェースパイクがあると安心
分岐手前の小さな滝は凍結していた
分岐でチェースパイクを外し 
小袖乗越迄の下り 転倒しないよう気を引き締める

堂所で3名とすれ違い あとはひたすら下る
陽が陰り少しうす暗い時もあり 無意識にペースが上がる
天気は良いはずだけど どうしても空が陰るとちょっと…
風呂岩 茶煮場 祠 とポイントを過ぎる度にカウントダウン(笑)
林道が見え隠れしたらあと少し

小袖乗越の駐車場に着くと車は8台しか停まっていなかった
昨日とそんなに変わらない
荷物を片付け ちょっと着替えて自宅へ帰る

127/155
5:3%
4:27%
3:40%
2:19%
1:11%

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