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Yamareco

記録ID: 503393
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳(早月尾根〜小屋泊まりの予定が日帰りに)

2014年08月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
よしやん その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:07
距離
11.6km
登り
2,395m
下り
1,140m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:45
休憩
0:40
合計
14:25
4:05
235
馬場島
8:00
8:15
200
11:35
11:45
165
14:30
14:45
225
18:30
馬場島
天候 曇り、ときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
上市より馬場島荘までタクシー。タクシー会社2社あり。8,000円弱。
馬場島荘に前泊。
その他周辺情報 GPS電池切れ。下りのログは途中までしかありません。
出発1時間後でようやく空が白み始める
2014年08月31日 04:59撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 4:59
出発1時間後でようやく空が白み始める
やや急な登り
2014年08月31日 05:11撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 5:11
やや急な登り
暗かったので松尾平は気づかずに通過
2014年08月31日 05:19撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 5:19
暗かったので松尾平は気づかずに通過
朝焼けが美しい
2014年08月31日 05:27撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
3
8/31 5:27
朝焼けが美しい
小窓尾根方向
2014年08月31日 05:33撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 5:33
小窓尾根方向
2014年08月31日 05:41撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 5:41
富山湾方面
2014年08月31日 06:01撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 6:01
富山湾方面
2014年08月31日 06:04撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 6:04
リンドウ。開いていないけれどきれいです。
2014年08月31日 06:24撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 6:24
リンドウ。開いていないけれどきれいです。
ダイモンジソウ
2014年08月31日 06:36撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 6:36
ダイモンジソウ
2014年08月31日 06:49撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 6:49
煙がかって幻想的です
2014年08月31日 07:00撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 7:00
煙がかって幻想的です
2014年08月31日 07:02撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 7:02
2014年08月31日 07:10撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 7:10
イワイチョウとオタマジャクシ
2014年08月31日 07:31撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 7:31
イワイチョウとオタマジャクシ
猫又でしょうか
2014年08月31日 07:40撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 7:40
猫又でしょうか
小屋目前
2014年08月31日 07:59撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 7:59
小屋目前
予定より早く着きました
2014年08月31日 08:00撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 8:00
予定より早く着きました
花に囲まれた道標
2014年08月31日 08:18撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 8:18
花に囲まれた道標
2,400m
2014年08月31日 08:51撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 8:51
2,400m
いよいよ剱岳らしい岩稜になります
2014年08月31日 09:00撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 9:00
いよいよ剱岳らしい岩稜になります
2014年08月31日 09:05撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:05
岩登りっぽくなります
2014年08月31日 09:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:12
岩登りっぽくなります
ヘルメット装着
2014年08月31日 09:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:12
ヘルメット装着
2014年08月31日 09:33撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:33
小岩、浮石が多いので落石に要注意です
2014年08月31日 09:37撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:37
小岩、浮石が多いので落石に要注意です
チングルマ群生していました。
2014年08月31日 09:37撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 9:37
チングルマ群生していました。
ヨツバシオガマ
2014年08月31日 09:38撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:38
ヨツバシオガマ
リンドウ
2014年08月31日 09:39撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 9:39
リンドウ
ウサギギク
2014年08月31日 09:43撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 9:43
ウサギギク
マツムシソウ
2014年08月31日 09:48撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 9:48
マツムシソウ
トリカブト
2014年08月31日 10:05撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 10:05
トリカブト
開けてヨコバイタテバイのほうが見えてくる
2014年08月31日 10:21撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 10:21
開けてヨコバイタテバイのほうが見えてくる
2,800m
2014年08月31日 10:38撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 10:38
2,800m
上を目指す
2014年08月31日 10:39撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 10:39
上を目指す
クサリ。高度感ありますが、あまり怖くはありません。
2014年08月31日 11:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
8/31 11:12
クサリ。高度感ありますが、あまり怖くはありません。
2014年08月31日 11:17撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 11:17
道標。山頂はもうすぐ
2014年08月31日 11:27撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 11:27
道標。山頂はもうすぐ
到着
2014年08月31日 11:34撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 11:34
到着
2014年08月31日 11:35撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 11:35
ガスで展望はないので、早々に下山に向かう
2014年08月31日 11:43撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 11:43
ガスで展望はないので、早々に下山に向かう
2014年08月31日 11:52撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 11:52
クサリはゆずりあって
2014年08月31日 12:08撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 12:08
クサリはゆずりあって
横のクサリ
2014年08月31日 12:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 12:12
横のクサリ
2014年08月31日 12:53撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 12:53
早月小屋到着 14:30。下るか泊まるか?!
2014年08月31日 14:34撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
8/31 14:34
早月小屋到着 14:30。下るか泊まるか?!
なんとか真っ暗になる前に馬場島到着。必死だったので途中の写真はいっさいありません。
2014年08月31日 18:28撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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8/31 18:28
なんとか真っ暗になる前に馬場島到着。必死だったので途中の写真はいっさいありません。

感想

さて今年一番の目標であった剱岳への挑戦です。

当初の予定は馬場島から早月小屋まで登って一泊し、翌日山頂を踏んで馬場島に戻るというものでしたので、魚津市内にでも宿泊してゆっくりめの出発を考えていましたが、馬場島荘に宿泊すれば荷物を預かってもらえるということもあって、前日に予約して宿泊することとしました。

馬場島荘は食事もおいしく、働いている方々の登山者への心配りがとても嬉しかったです。

天候は不安定で読みにくく、とにかく早立ちして、小屋についたら先を考えればよいという馬場島荘の方のアドバイスもありましたので、早朝発としました。うまくいけば本日中に山頂を踏んで、下山途中で早月小屋に宿泊となります。

ということで気合十分、「試練と憧れ」を胸に朝4時の出発です。夜明け前というのに樹林帯の下の方は蒸し暑く、早く出発して正解と思いました。休む間もないほどの急登の連続と聞いていましたが、きっと覚悟の方が上回ったのか、それほどきつくは感じません。徐々に白み始めた空の向こうに小窓尾根などを眺めながら高度を上げていきます。

早月小屋の到着は8時。休憩時間も考えると9時半過ぎになるのではと思っていましたので予想よりだいぶ早いです。この時点でもしかしたら日帰りできるのでは、との考えが頭をよぎります。早月小屋の方には正直に「宿泊するか、もしかすると日帰りするかもしれない」と話をして、荷物をデポさせてもらえるか相談しましたところ、快諾していただけました。本当にありがたいです。

小屋から先も登りが続きます。2,500mくらいから岩登り風になってきましたのでこの日のために新調したヘルメットを装着して慎重に取りつきます。手をかけようとした岩が浮いていることも時々あり、少し緊張が高まってきます。

ただ、岩稜帯の合間にはたくさんの花々が咲いていました。チングルマやトリカブトがたくさん咲いていてお花畑のようです。厳しいイメージの強い剱岳ですが、このような一面もあるのですね。

2,800mからはクサリの連続する核心部と聞いていましたが、クサリがある分恐怖感はありませんでした。「カニのハサミ」という箇所も知らぬ間に通り過ぎていたようです。

やがて山頂に。山頂は別山尾根側から登ってきたのであろうたくさんの登山者で賑わっていましたが、残念ながらガスのため眺望はありません。真新しい祠にお参りをして下山に入ります。

早月小屋の到着は午後2時半。多少疲労感はありましたが、下山のためだけに小屋に宿泊するというモチベーションがわきません。多少急げば暗くなる前に馬場島に到着できそうですし、小屋の方とも相談をして下山を決定しました。

ここから先はただひたすら高い段差の下りと精神力との戦いです。一昨年に参加した六甲山全山縦走の経験が活きました。余裕は全くありませんでしたが、悪態をつきながらも、とにかく止まらずに前に足を出し続けます。高度差200mごとにあるプレートのおかげで進捗がわかるのでだいぶ助かります。

馬場島到着は午後6時半。なんとかヘッドランプなしで降りることができました。

余談ですが、その日は魚津のビジネスホテルに宿泊。次の日はトロッコ列車に乗って欅平 名剣温泉に宿泊しました。お湯、食事、雰囲気、接客のどれも最高の温泉で十分体を休めることできました。今回は剱岳の壮大な雄姿を見ることができませんでしたので、次は水平歩道を通って仙人池に向かい、剱岳を満喫する旅ができたらと思いました。

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コメント

標高プレート
yoshiyanさん、今晩は
厳しく・長い早月尾根での『剱岳』日帰り登頂おめでとうございます

急坂に次ぐ、きゅうとう、厳し〜い山道を恐怖に負けず達成され感動いたしました
本当に標高プレート(結構いい加減らしいですが(笑))で気持ちに張りがありましたよね
これからも御夫婦仲睦まじく 楽しんでくださいね
2014/9/3 19:07
Re: 標高プレート
toshi0113さま,返信いただいて有難うございます。

お花の名前にお詳しいのですね!驚きました。
キヌガサソウとミネウスユキソウを探しながら登っていたのですが,
鎖場を楽しんでいたら,見つけられませんでした。

疲れがとれた今,いつかまた早月尾根のお花に会いに登りたいね,
と思っています。

またどこかの山でお会いできますように。

                           yoshiyan妻
2014/9/4 18:30
プロフィール画像
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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