個人的には忙しくない年の瀬、扇山から百蔵山そして桃太郎の話
- GPS
- 06:00
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高尾08:21(JR中央本線) 鳥沢08:49 復路: 猿橋15:33(JR中央本線) 高尾16:08 |
写真
感想
「年の瀬」という言葉は、年末の忙しい時期を川の流れの速い「瀬」に例えた言葉だそうだ。
が、自分にとって年末年始はまとまった休みがあるうえに何もすることのない暇な時期なのである。
暇なので近場の山に歩きに行こうかとも思うのだが、誰かと約束しているわけでもないと朝が寒いのでそのまま二度寝してしまって結局行かないことが多い。
そんな暇な年末に扇山から百蔵山を歩く企画に参加。
JR中央本線の鳥沢駅に9時集合なのでそんなに朝も早くなくてちょうどいい。
扇山は今年は5月のヤマツツジの時季に登ったし、昨秋には扇山から権現山まで歩いたりしているので扇山はそれなりに来ているが、百蔵山はかなり久しぶりになる。
車で来る2人とは鳥沢駅で待ち合わせ。
寒い時期だからか年末だからか分からないが、中央線も空いている。
山のかっこうをした人たちも藤野や相模湖など比較的近くで降りていく。
中央道も混んでいなかったそうで、鳥沢駅で合流し、扇山の登山口へ向かう。
ゴルフ場の横をブラブラと登っていく。
扇山は登山口までが遠いが、話をしながらだとそんなに遠く感じない。
朝は雲も多く、今日はもっと寒いかと思っていたのだが、陽も射してきて暖かい。
梨ノ木平からの登りは最初スギの植林地で暗いのだが、広葉樹のところまで来ると葉の落ち切った梢の向こうに富士山が見えた。
冬型の気圧配置が緩み、南側ほど雲が多いが思ったよりも天気は回復してくるようだ。
これまで来た時は人がいっぱいだった扇山の山頂も今日は他に1人しかいなかった。
山頂標の隣の案内板は完全に色が落ちてしまって何が書いてあったのか分からない。
10年ほど前に来た時は確か「秀麗富嶽十二景」の案内板だったと思う。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-301579.html
その時に削られるように付けられていた落書きだけ残って、そこから塗装がひび割れて何かアートのようになっている。
案内板を作ってもこういう風に落書きされたり結局消えてしまうので、現在は山頂標にQRコードを付けてスマートフォンからアクセスしてもらう方法に替えたようだ。
百蔵山へは一度かなり下る。
扇山から下るときは隠れそうな陽がもう夕日のようだったのに、百蔵山に向かい登っていくと陽が出てきて今度は朝日のように感じるのが不思議だ。
百蔵山まで来ると富士山は隠れてしまったが、陽射しはさらに暖かで、もう春がそこまで来ているように感じた。
百蔵山からは今回も東ルートで下ってしまったため、春になったら西ルートから登ってみようかなと思った。
浄水場脇に出て、そこからは目の前に富士山、三ッ峠山、岩殿山を見ながら町歩き。
登山後の町歩きも好きだ。
km君が、鳥沢駅と猿橋駅と「鳥」と「猿」はいるのに犬はどうしたんだろう?と言うので、甲州街道には犬目宿があり、「鳥」「猿」「犬」が揃い、大月には桃太郎伝説の発祥の地という話があることを教えてあげる。
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