信越トレイルスルーハイク
- GPS
- 104:00
- 距離
- 62.7km
- 登り
- 3,412m
- 下り
- 3,542m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:00
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:35
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:05
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:30
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:00
天候 | 8/31くもり(夜に雨)、9/1くもり(夜に雨)、9/2くもり、9/3晴れ、9/4晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飯山駅(飯山市コミュニティーバス)斑尾高原ホテル、500円 天水山松之山口(東部タクシー)松之山温泉バス停、約3500円 松之山温泉バス停(東頸バス)十日町駅、1100円 十日町(ほくほく線・JR)越後湯沢(JR上越新幹線)東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
湿った赤土の急登は滑りやすい。ぬかるみは多い。が危険個所はほぼなし。 |
その他周辺情報 | 松之山温泉は時間が早過ぎたので、越後湯沢駅構内の温泉に入った(タオル付800円) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(適宜)
1/25
000地形図(必要数)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
スリング・カラビナ(適宜)
水筒(1L)
プラティパス(2)
バンドエイド(適宜)
てぬぐい(2)
携帯電話(2)
計画書(2)
雨具(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
手袋(2)
ストック(1)
ビニール袋(適宜)
替え衣類(適宜)
替靴下(1)
シュラフ(1)
シュラフカバー(1)
ザックカバー(1)
クマよけ鈴(1)
帽子(1)
時計(1)
非常食(適宜)
|
---|---|
共同装備 |
テントマット(1)
ツェルト
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(1)
ローソク(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
トランシーバ(使用帯430・144Mhz)(1)
カメラ(1)
プラティパス(2)
|
備考 | 出発時ベースウェイト10.6kg、水除く13.8kg、水3.0Lで16.8Kg、帰着時ベースウェイト11.8kg |
感想
今回の信越トレイルは夏の北アルプスなどのメジャー地域でなく、特殊なルールや事情もあるので事前準備が必要(以下は信越トレイルをソロでテント泊でスルーハイクする場合で、この他セクションごとに区切るセクションハイクや加盟宿泊施設に泊まる旅もできます)
この信越トレイルは日本初の本格的ロングトレイルで、NPO信越トレイルクラブが管理してます。以下注意点です。
注意点1:昭文社の地図がない
昭文社の山と高原地図に含まれているのは、かろうじて斑尾山だけなので信越トレイルオフィシャルマップが必要。(別途国土地理院2万5千図は持参した)ネット通販で500円×全3巻。実際の道標の番号がオフィシャルマップに記載されていてわかりやすい
注意点2:常駐の管理人がいない(グリーンパル光原荘除く)
テントサイトはネットで事前予約し郵便振替で事前送金する。当日は受付の必要がない。
注意点3:水が不安
メジャー地域は水場がある、または山小屋で販売してるかだが、信越トレイルには安心できる水が入手出来ない。浄水器を持参するか3分以上煮沸するかしかない。私は浄水器スーパーデリオス300ml(ICIで約4000円)を持っていった。またソロでテントのスルーハイクなら最大4リットルほど運べる容器が欲しい(行動中運んだ水はだいたい2.5リットルくらい)
注意点4:水以外食料の補給がほぼ出来ない。
メジャー地域ならテント泊でも毎日ラーメンや生ビールを買えるがここにはない。日数分の食糧をすべて背負うことになる。
ただしグリーンパル光原荘のみ缶ビール(350mlで300円)と自販機でジュース購入可能。
注意点5:交通が不便。
飯山駅から斑尾高原ホテルまでのバス以外に公共交通機関がない。
宿泊ならたいていの加盟宿が送迎してくれるらしいが、テントハイカーには送迎はもちろんない。下山時はタクシーを呼ぶしかない。
以上信越トレイルはスルーハイクかセクションハイクか?テント泊か宿泊か?でずいぶん違う旅になる。
ただし一番面白そうなのはテント泊のスルーハイクでしょう?
<第1日:8/31(日)>
斑尾高原ホテルを出発。かえでの木トレイルを歩き斑尾山へ。ここが信越トレイルの起点だ。日曜日のせいかぼちぼち人に会う。袴岳を下り里山を通過すると赤池に到着。駐車場にあるトイレは水洗・洋式できれい。トイレの外に水道があるが浄水必要。
ここから200mでテントサイト。ツキノワグマらしいうんこ3つ発見。
ツエルト張り、夕食終了後に雨。深夜に降り止む。
ツエルト天頂部の縫い目からぽたぱた浸水したが布からは浸水しなかった。ただし結露はする。
<第2日:9/1(月)>
希望(のぞみ)湖、毛無山、涌井、富倉峠を経て、黒岩山手前のあずまやで昨日あったセクションハイクの方に再び出会う。今日は関田峠からだそうだ宿泊ハイクで荷物は少ないが早足だ。
桂池手前に太郎清水という水場がある。水量豊富だが浄水が必要。
桂池テントサイトにはなんとシェルターがある。ラッキーだ。要はドアのない避難小屋だ。今日も行動終了後雨なのでツエルトなしでシェルター内にてシュラフで寝る。
<第3日:9/2(火)>
今日はツールドフランス的に言うと「山岳ステージ」
仏ヶ峰、鍋倉山、黒倉山の3つの山を越え、関田峠を過ぎ次の分岐を30分で光ケ原高原キャンプ場に到着。ここは今回のテントサイトで唯一管理人がいる施設だ(グリーンパル光原荘の敷地内にある)
料金は事前振込でなくグリーンパルで払う(1000円)なんか久しぶりにお金を使う感じ。
グリーンパルは素泊まり基本の宿泊施設で風呂はないがシャワーはあり、200円で入れる。3日目でシャワーはうれしい(石鹸はフロントで販売しているがお湯シャワーで十分満足)さらに缶ビール(350ml300円)も販売している。信越トレイルのオアシスだ。
<第4日:9/3(水)>
今日は山は花立山ひとつだが、全行程で一番長いロングコース。
明るくなると同時の05:00にスタート。
山はひとつだが峠はたくさん。平地は少なく一日中アップダウンの連続(これは全行程ずっと)途中の伏野(ぶすの)峠に何やら物が置いてある。
クーラーボックスだ。信越トレイルクラブが用意してくれたもので、中にミネラルウォーターのペットボトルがたくさん入っている。この前後に水場が無い為の配慮だ。ありがたいが今のところ足りそうなのでそのまま進む。野々海(ののみ)高原キャンプ場は大震災で壊れた水道がやっと直っていた(ここも浄水が必要)休憩含む11時間半の行動だった。
<第5日:9/4(木)>
最終日は短距離。実は初日から左ひざが痛く、下りがずっと辛かった。
リタイヤも考えたが3日目早めに到着し入念にストレッチしたせいか、昨日の長距離をなんとか持ちこたえた。
今までうとましかったあと何キロの距離表示も、トレイル終点の天水山が近づくにつれ名残り惜しくなっていく。
という間にあっけなく天水山ゴール。
携帯でタクシーを下山口の松之山口に呼んで来てもらう。
雄大な景色や、危険なスリルは信越トレイルには無いが、こんな山旅が好きだ。やりきった満足感がある。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
マスコット写真もっと載せれば良いのに(^O^)
マスコット写真3点追加しました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する