初挑戦 雪の武奈ヶ岳
- GPS
- 06:26
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:26
天候 | 晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綺麗にトレースラインができており、迷うこともなく、また、深みにハマることもない(ワカンも不要) |
写真
感想
雪の武奈ヶ岳に初挑戦。
大晦日だが、本日は天気がいいので登山日和、雪山歩き日和となった。
比良駅からは4〜5名が下車してイン谷口に向かっていた。
イン谷口の駐車場は流石にいっぱいということはなかったが、10数台は停まっていたので登山者はそこそこいたのだと思う。
青ガレは雪が積もって、逆に落石などの心配が少ないようで、見かけた登山者の多くがこちらのコースを選択していたように思う。
大山口まではまだ道が土色だったので、アイゼンはつけなかったが、流石に大山口を越えると雪で滑るので、アイゼンを装着して雪道対策を万全とした。
その後、青ガレでは滑ることもなく、またトレースラインがはっきりしているので、ハマることもなく、迷うこともなく、ただ、疲れと闘いながら、金糞峠まで順調に到達できた。
ここからコヤマノ岳までが本当にしんどかった。なんせアイゼンが重くて、何もつけていない、もしくはチェーンスパイク程度経験がないので、足が本当に上がらない。その上登りで、足が引っかかり躓きそうになり本当に疲れた。
なんとかコヤマノ岳まで到達して、武奈ヶ岳が見えてくると少し元気を取り戻し、山頂まで到達することができた。
武奈ヶ岳山頂は、天気もよくて、結構遠くまで見渡すことができた。また、風もあまりないので、少し座って休憩できた。他の登山者も昼食などをゆっくり取れるほど、落ち着いた状況だった。
ここまでの登山路は完全にトレースラインができており、また、登山者もチェーンスパイクの方もいるなど、軽い装備で十分だったように思う。自身は12本爪の本格的なアイゼンを初めて装着したが、途中からこのアイゼンの重さで、ギブアップをしそうになった(下りは安定していい感じになるが、登りはウェイト・トレーニングとしか思えなかった)。
八雲ヶ原までは少し雪も深くなり、スノーシューやワカンの跡もあったので、トレースラインから外れれば楽しめそうだった(他の登山者情報ではイブルキノコバはスノーシューやワカンがないと大変だったとのこと)。
八雲ヶ原は池も凍っていて、昼食を落ち着いて取れそうな場所もないことから先を急いだ。
北比良峠は崖側が風のせいか雪が積もっておらず、何人かが休憩していたので、ここでランチタイムとしてカップラーメンをいただく。少し風はあるものの天気はよく、それほど冷たさは感じない。かといって手袋を取ると、すぐに指先が冷たくなったが。
昼食を終えて少し休憩をした後は、ひたすら大山口を目指す。
途中から、土が見える場所が増えてきて、アイゼンでは歩きにくい状況となったことから、雪は少しあるものの、アイゼンを脱着してトレッキングポールでなんとか滑らないように下山した。
途中、他の登山者と話をしながら駅まで向かったので、それほど退屈をすることもなく、無事に駅に到着して帰宅した。
今回、オーバースペックのアイゼンを装着したことで、足の負担が増えたことに加えて、ゲイターに引っかかり、結果的には左右のゲイターを破ってしまった。ゲイターは今回が初めての使用だったので残念なことになった。
ただ、天気もよく、また気温もそれほど下がらなかったので、初めての雪山の武奈ヶ岳だったが満足感は非常に高かった。
今年最後の登山となったが、それぞれの季節の良さがあるので、改めて、冬のこの時期に面白い山にチャレンジしてみたい。
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