平標山・仙ノ倉山
- GPS
- 05:20
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
平標登山口[8:55発] →(40分)→ 鉄塔下[9:35通過] →(25分)→ 松手山[10:00-05]
→(40分)→ 大山祇[10:45通過] →(15分)→ 平標山[11:00-20、昼食]
→(35分)→ 仙ノ倉山[11:55-12:00] →(30分)→ 平標山[12:30-40]
→(20分)→ 平標山の家[13:00、小休止] →(35分)→ 登山口林道[13:35通過]
→(20分)→ ゲート・水場[13:55通過] →(20分)→ 平標登山口[14:15着]
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
11日(日)に行くつもりで新幹線の切符を取っていたが朝4時におきて調べると天気予報が雨に変わっている。5時半に駅まで行って一旦取り消して、翌日の新幹線に変更する。
翌日は晴れの予報なので、東京駅6:32発の上越新幹線で越後湯沢駅まで行き、バスで平標登山口に8:50に着く。駐車場まで歩き、トイレを利用してから出発する。少し車道を歩き、右に平元新道ルートの道を分け、橋を渡ると松手山ルートの登山口がある。「熊出没注意」との看板がある。今はどこにでもこういう標識がある。
登り始めると、すぐに木の階段状のジグザグの急な登りとなる。20分ほど登ると展望が開け、緩やかな道になる。正面に送電線の鉄塔が見えて、ふり返ると苗場山が見える。すぐにまた急な登りとなり、もう20分で鉄塔下に出る。休憩するにはまだ早いので、松手山まで登ることにして、そのまま進む。
また急な登りとなり、階段状の道を登り切り、着いたかと思うと緩やかな道になるがもう少し先に標識が見えてそこが松手山だと分かる。
松手山からはビロードのように見える笹に覆われた平標山方面の山肌が雄大に広がっている。休んでいると後から登ってきた人からシャッターを押してくださいと頼まれる。登り始めてちょうど1時間だとのお話で、小生より1割くらい速い。その人はほとんど休まずそのまま登って行く。
歩き始めるとしばらくは右側が切れているが緩やかな登りだ。しかし、ルートが少し左に向きを変えると急な登りとなり、木の大きな階段状の道となる。このルートで何人かを追い越す。登り切ってもう少し行くと大山祇の小さな石碑がある。そこからは緩やかな展望の良い尾根道となる。
登り切ると平標山の頂上に着く。予定より30分以上早い到着だ。しかし、この頃になると次第に曇り始め、冷たい風が吹くようになる。ヤッケを出して着て昼食とする。
この山頂は十字路になっていて、北が平標新道、南が平標山の家に下る道、正面が仙ノ倉山に行くルートとなっている。仙ノ倉山方面を見ると笹に覆われた緩やかな山肌に1本の登山道が真っ直ぐに通っている。1つピークを越えた先にあるのが仙ノ倉山のようだ。
一旦緩やかに下り、木道を通って登り返すと手前のピークだ。西側を巻いてもう一度下る。階段状の道を登ると仙ノ倉山の頂上に着く。
3年前の3月に地元山の会の先輩女性2名が北尾根で遭難死されているので、北に向かって黙祷を捧げる。このことがずっと気になっていたので本当はもっと早くここに着たかったのだ。北側の小ピークが間近に見えるので行きたいと思うが、笹に覆われていて行くのは難しそうなので諦める。
山頂にある大きな銅の方位盤には巻機山や平ヶ岳も見えるように書かれているが、ガスが出てきたので遠くは霞んでいる。谷川岳に向かう縦走路はかなりアップダウンがあって険しそうだ。万太郎山までのコースタイムは3時間25分となっているがきつそうだ。中高年のパーティがそちらに向かって行ったが、この日はどこの避難小屋まで行くのだろうかと思う。
平標山に戻って一息ついてから下山を開始する。平標山の家に下る道も木の大きな階段状になっている。平標山の家までの山は笹に覆われているが、その先の大源太山は紅葉した樹木に覆われていて山肌が大きく異なっている。ちょうどその間のコルに赤い屋根の平標山の家が見えている。
山の家まで下ると水が豊富に出ているので、喉を潤す。休むにはまだ早いと思い、すぐに下山を開始する。
ここからは平元新道を下る。途中の道の脇には紅葉した木々があり、ナナカマドの赤い実もきれいだ。またもや階段状の道が続き、下り切ると林道の登山口に出る。
林道歩きは長いがペースは速く歩くことができる。しばらく行くと送電線の下をくぐり、右手を見ると3つ目の鉄塔が朝下を通った所だと分かる。
もう少し行くと遮断機のあるゲートに出る。その脇に豊富な湧き水が出ているので、再び喉を潤す。
その先で橋を渡り、少し行くと林道から右の沢に降りるようになっている。地図では林道を歩くようになっているが、途中に別荘地があるので新しくルートが付けられたのだろうか。
ルートは沢沿いに進み、そのまま駐車場の手前に出る。バス停まで行って確認すると、やはりバスは15:51までない。1時間半待つのは困ったと思い、駐車場に行くと、ちょうど単独の男性が下りて来られる。お願いすると越後湯沢駅まで送っていただけることになる。良かった。
その方は栃木県から来られ、6時に出発して小生とは逆回りに歩いて仙ノ倉山を往復されたそうだ。
越後湯沢駅まで送っていただき、駅ビルの中にある「ぽんしゅ館」で温泉に入浴する。予定より早い帰宅となり、自宅出の夕食に間に合う。
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