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Yamareco

記録ID: 5043864
全員に公開
雪山ハイキング
京都・北摂

皆子山☆登り納めは雪の西尾根へ

2022年12月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
7.9km
登り
460m
下り
461m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:02
合計
3:48
距離 7.9km 登り 462m 下り 461m
10:58
132
スタート地点
13:10
13:12
94
14:46
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大見集落へ
これから先の時期は百井の集落から先は車の通行は四駆のスタットレスでない限り困難と思われる
火打谷の右岸尾根の上部の快適な自然林
2022年12月31日 12:08撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 12:08
火打谷の右岸尾根の上部の快適な自然林
西尾根の手前ca820mの小ピークは西尾根と皆子山の好展望が広がる
右手には蓬莱山
2022年12月31日 12:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 12:17
西尾根の手前ca820mの小ピークは西尾根と皆子山の好展望が広がる
右手には蓬莱山
左俣の広々とした源頭
2022年12月31日 12:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
9
12/31 12:20
左俣の広々とした源頭
源頭のシンボリックな孤樹
2022年12月31日 12:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 12:21
源頭のシンボリックな孤樹
再び源頭を俯瞰して
2022年12月31日 12:22撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 12:22
再び源頭を俯瞰して
2022年12月31日 12:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:32
西尾根
2022年12月31日 12:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 12:35
西尾根
なだらかな尾根の源頭
2022年12月31日 12:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 12:37
なだらかな尾根の源頭
西尾根の中間部ca830mのピークは西側に好展望が広がる
2022年12月31日 12:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 12:42
西尾根の中間部ca830mのピークは西側に好展望が広がる
南側には比叡山を眺望
2022年12月31日 12:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 12:43
南側には比叡山を眺望
雪原を眺めながらランチ
2022年12月31日 12:45撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 12:45
雪原を眺めながらランチ
皆子谷右俣の源頭へ
美しいカエデの孤樹のシルエット
2022年12月31日 13:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:06
皆子谷右俣の源頭へ
美しいカエデの孤樹のシルエット
PH氏のプレートが視線の高さに
既にかなり積雪があるようだ
2022年12月31日 13:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:12
PH氏のプレートが視線の高さに
既にかなり積雪があるようだ
北東には光り輝く武奈ヶ岳
2022年12月31日 13:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:13
北東には光り輝く武奈ヶ岳
2022年12月31日 13:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:13
再び西尾根を引き返す
2022年12月31日 13:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:24
再び西尾根を引き返す
ca830mの南斜面の孤樹と比叡山
2022年12月31日 13:25撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:25
ca830mの南斜面の孤樹と比叡山
再び左俣の源頭
2022年12月31日 13:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:43
再び左俣の源頭
下山は西尾根から北に伸びる尾根に
2022年12月31日 13:45撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 13:45
下山は西尾根から北に伸びる尾根に
大見集落の手前の雪原に
2022年12月31日 14:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 14:48
大見集落の手前の雪原に
撮影機器:

感想

例年、12月に入り雪が降るとよほど天皇が悪くない限り休日は新雪の山を訪れるのに費やすものなのだが、今年は雪の便りを聞きながらも私用で忙しく、雪をいまだに踏み締めることが出来ないでいた。何末の最終日になってようやく、今年初めての雪山への山行に出かけることが出来る。

山行先は躊躇なく皆子山の尾根を選択する。というのも積雪が多くなると皆子山の登山口となる大見への道路が通行できなくなるからだ。昨年もこの時期、この時期の新雪直後に皆子山に出かけていったのだった。

京都市内に初めて雪が降ったのはクリスマス前の23日だったが、大原を過ぎるあたりまで雪は見当たらない。しかし国道477に入ると途端に道端にわずかに雪が現れ始める。

前畑峠を越えて百井の集落に入ると途端に雪景色が広がるようになる。大見に向かう道に入ると路面は積雪している箇所が頻繁に現れるが、ゆっくりと運転するうちになんとか大見の集落まで辿り着くことが出来る。

集落の手前の道路余地に車を停めると、最初は林道を火打谷との出前まで歩いて戻る。火打谷右岸の尾根は北側が植林になっているために積雪が少なめであるが、あせびなどの下生の藪はなく、登りやすい尾根が続く。尾根には十分に雪がつながっているので、早速にもスノーシューを装着する。

尾根の中ほどで気がつくとトレッキング・ポールの先につけたばかりのスノー・バスケットがなくなっている。引き返して探すが、雪の中に埋もれてしまったのだろう、見つけることが出来なかった。

標高800mあたりで植林が終わり、自然林の尾根になると足元の雪は途端にモフモフとした新雪特有の柔らかい感触に変化する。この数日以内に新たに雪の供給があったのだろう。スノー・バスケットのないトレッキング・ポールを雪面に挿すと深いところでは1m近く潜り込む。二週間ほどまでのヤマレコの山行記録ではほとんど積雪していない様子であったが、この一週間ほどで積雪が増えたということだろう。

西尾根の手前の小ピークca820mは東側に展望が広がり権現山から蓬莱山へと続く南比良の稜線の左手に皆子山とその西尾根を俯瞰する絶好の好展望地である。皆子山の左手には武奈ヶ岳も見えている。もしも皆子山の山頂から西尾根へと足を伸ばすことがあれば、この好展望のピークまで足を伸ばすことをお薦めしたい。

まずは左俣の源頭を横切って西尾根に乗る。左俣の緩やかな源頭が描くU字の曲線が美しい。西尾根の稜線にはところどころで小さな雪庇が出来ている。昨年は雪の後ということもあって尾根には綺麗に霧氷が発達していたが、今回は流石に霧氷は見当たらない。しかし柔らかい冬の日差しと尾根から南北に広がる展望に恵まれる。予想していたことではあるが、トレースは全くない。

p926を過ぎて、西尾根のほぼ中間部にあたるca830mの小ピークは斜面の西側が草原となっているので、ここも西尾根の好展望が広がり、南側には比叡山を眺望することが出来る。先月に足尾谷からツボクリ谷を遡上してこの皆子山を訪れた時にもランチをしたところだ。ここで展望を眺めながら行動食でランチをとった後はコーヒーとクッキーを楽しむ。

皆子谷の右俣のシンボリックなカエデの孤樹にご挨拶してから山頂に至る。PH氏の小さな木製のプレートが視線の高さにあるので、既にかなりの積雪があるのだろう。山頂には真新しいトレースの跡がある。多くはツボ足のように見受けられる。山頂からは北東に午後の陽光を受けて武奈ヶ岳の西南稜が白く輝いているのが見える。

西尾根を引き返すと下山は西尾根の西端からp892に向かって北に伸びる尾根を辿る。しばらくはアップダウンの少ない自然林の尾根が続く。p892から西に伸びる尾根に入ると、ここは雪に埋もれた夏道の跡があり歩きやすい。

Ca790mで尾根を乗り換えて南西に伸びる尾根に入る。最後は植林の尾根となるが、緩やかに下降して尾越へと続く道路に着地する。道路には数日前のものと思われる車のタイヤの跡があった。10分ほど車道を歩くと再び大見の集落に戻ることが出来る。

短い山行ではあったが、スノーシューの裏に新雪の柔らかい感触を十分に堪能した山行であった。

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