ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5046359
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

農鳥岳

2022年12月29日(木) ~ 2022年12月31日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
50:39
距離
21.6km
登り
2,653m
下り
2,654m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:05
休憩
0:15
合計
4:20
距離 6.8km 登り 1,049m 下り 221m
8:20
40
9:00
9:01
16
2日目
山行
11:48
休憩
0:20
合計
12:08
距離 8.3km 登り 1,396m 下り 1,387m
5:53
368
12:01
12:08
79
13:27
13:37
58
14:35
14:38
203
3日目
山行
2:54
休憩
0:08
合計
3:02
距離 6.5km 登り 194m 下り 1,043m
7:52
132
10:04
10:11
11
10:22
10:23
28
10:51
3
10:54
ゴール地点
天候 快晴??
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田第一発電所に駐車
奈良田第一発電所から出発
直進のゲートは北岳方面、農鳥岳は左の車道を進みます
2022年12月29日 08:18撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 8:18
奈良田第一発電所から出発
直進のゲートは北岳方面、農鳥岳は左の車道を進みます
この吊り橋は怖くない
2022年12月29日 09:00撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/29 9:00
この吊り橋は怖くない
快晴です
2022年12月29日 09:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/29 9:06
快晴です
2022年12月29日 09:13撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/29 9:13
この吊り橋は怖かった〜
2022年12月29日 09:34撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 9:34
この吊り橋は怖かった〜
謎のドラム缶
2022年12月29日 10:50撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 10:50
謎のドラム缶
大門沢沿いに進みます
2022年12月29日 11:43撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/29 11:43
大門沢沿いに進みます
渡渉点の壊れかけた橋
2022年12月29日 12:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/29 12:16
渡渉点の壊れかけた橋
見事な氷瀑
4時間以上かかって大門沢小屋に到着
2022年12月29日 12:43撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 12:43
4時間以上かかって大門沢小屋に到着
テント2張り設営

これは、ヒマラヤ対応のライペン EXPEDITION DOME6
2022年12月29日 14:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 14:06
テント2張り設営

これは、ヒマラヤ対応のライペン EXPEDITION DOME6
まだ15時ですが乾杯
2022年12月29日 15:08撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 15:08
まだ15時ですが乾杯
バラ色の富士山
2022年12月29日 16:35撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/29 16:35
バラ色の富士山
一日目の夕食はすき焼き(by wataちゃん)
2022年12月29日 17:24撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/29 17:24
一日目の夕食はすき焼き(by wataちゃん)
二日目は3時半起きで6時前に出発
2022年12月30日 05:53撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 5:53
二日目は3時半起きで6時前に出発
1時間ほどでモルゲンロート
2022年12月30日 06:57撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 6:57
1時間ほどでモルゲンロート
雪が深くなってきました。
先行者のトレースがあってよかった〜。
2022年12月30日 07:17撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 7:17
雪が深くなってきました。
先行者のトレースがあってよかった〜。
振り返ると富士山
2022年12月30日 10:59撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 10:59
振り返ると富士山
トレースに沿ってルンゼを詰める
2022年12月30日 10:51撮影 by  SHV45, SHARP
1
12/30 10:51
トレースに沿ってルンゼを詰める
途中夏道を外れ、補助ロープを出してもらったところも。
2022年12月30日 11:03撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 11:03
途中夏道を外れ、補助ロープを出してもらったところも。
急登を終えて夏道合流
2022年12月30日 11:39撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 11:39
急登を終えて夏道合流
大門沢下降点
稜線上は雪が少ない
2022年12月30日 12:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 12:06
大門沢下降点
稜線上は雪が少ない
何度も眺めてしまう富士山
2022年12月30日 12:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 12:06
何度も眺めてしまう富士山
2022年12月30日 12:29撮影 by  SHV45, SHARP
12/30 12:29
なかなかたどり着かない山頂
2022年12月30日 12:31撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 12:31
なかなかたどり着かない山頂
あと少しです
2022年12月30日 13:15撮影 by  SHV45, SHARP
2
12/30 13:15
あと少しです
農鳥岳山頂
小屋から7時間半もかかりました
奥に間ノ岳と北岳
2022年12月30日 13:28撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
12/30 13:28
農鳥岳山頂
小屋から7時間半もかかりました
奥に間ノ岳と北岳
左に西農鳥岳
2022年12月30日 13:33撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 13:33
左に西農鳥岳
塩見岳、荒川三山方面
2022年12月30日 13:34撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 13:34
塩見岳、荒川三山方面
下山開始
2022年12月30日 13:41撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 13:41
下山開始
素晴らしい景色を眺めながら
2022年12月30日 13:59撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/30 13:59
素晴らしい景色を眺めながら
下降点付近まで戻ってきました
2022年12月30日 14:30撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 14:30
下降点付近まで戻ってきました
下りは夏道通りにトラバース(トレースなし)
2022年12月30日 14:49撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 14:49
下りは夏道通りにトラバース(トレースなし)
二日目の夕食はカレー
2022年12月30日 19:49撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/30 19:49
二日目の夕食はカレー
テントの中は狭いですが暖かくて快適です。
2022年12月30日 21:14撮影 by  SHV45, SHARP
1
12/30 21:14
テントの中は狭いですが暖かくて快適です。
2022最後の日の出
2022年12月31日 06:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/31 6:14
2022最後の日の出
3日目は3時間ほどの下り
2022年12月31日 07:56撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/31 7:56
3日目は3時間ほどの下り
再び怖いつり橋
2022年12月31日 10:03撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/31 10:03
再び怖いつり橋

感想

 山岳会の冬季合宿で、当初は北アルプスの予定でしたが、天気が悪い予報だったので出発3日前に南アルプスに変更、全員初めての農鳥岳に行ってきました。結果、3日間天気に恵まれ、終始富士山がきれいに見えて、楽しい山行になりました。
 一日目は奈良田第一発電所(864m)から大門沢小屋(1711m)まで。雪が少なめでツボ足で登りました。荷物が重く(私のは皆よりかなり軽いけど)、思ったより時間がかかりました。一日目でもう少し標高を稼ぎたいところでしたが、小屋より上部には大きいテントを張れる場所がなかった(偵察に行った皆さんありがとうございます)ので、結局小屋前にテント泊しました。水場もあり眺めも良く、快適なテント場でした。
 二日目は標高差1300m、夏なら5時間くらいの行程ですが、雪が深く時間がかかりました。幸い先行者のトレースがあったため何とか山頂まで行くことができました(ラッセルしていただいた2名には途中でスライドしました)。山頂からの眺めは素晴らしく、北岳から続く稜線を眺めていつか縦走したいと強く思いました(冬季は体力的に厳しいかな〜)。下りはトレース通りに歩いても深雪で足を取られることが多くかなり疲れました。疲れすぎたせいか、胃の調子が優れず夕食(酒)をほんの少ししか食べられなかったのが残念です。
 三日目は下山だけなのでのんびり撤収、途中までアイゼンをつけて下りました。荷物も軽いせいか、休憩しながらゆっくり下っても思ったより早く下山できました。
 昨年に続きまたもや冬の北アルプスは行けませんでしたが、とても楽しく、いい体験ができました。リーダーはじめ、同行の皆さんにはとても感謝しています。

本格的な北アルプスの冬山を体験する!という目標で、今回も狙いを北アルプスに定めていたのですが、天気の安定している南アルプスに変更となりました。
初めてテント泊での冬山登山をするメンバーもいた中、3000m級の山に登れたのは良かったです。
やはり、学生登山と違い予備日が充分に取れない冬山登山の計画は、改めて難しいと感じました。

美しい富士山に見守られ、とても有意義な合宿になりました。

今回、もともと技術的なルート「積雪期北アルプス」 爺ガ岳東尾根」を予定していたので、それに向かい皆でロープワークをしたり、雪上生活の予行練習をしたので、それもとても楽しく有意義でした。

今回は快晴の、東農鳥岳=標高3026M。
標高2500M超だと人体に影響を及ぼす可能性が高まる登山というスポーツ。
岩手県最高峰岩手山は、標高2038M。
最近それを学ぼうとせず山に入る人を多く見かけます。
私達の山岳会では、体験を通し先人達の知恵やメッセージをリスペクトしながら山を楽しめるようになって欲しいと考えています。

自身初の南アルプスだった。農鳥岳という山も爺ヶ岳が悪天候でリスケしている段階で知った。リスケの提案に関わることができず申し訳なさを感じた。とはいえ皆の考えを聞く良い機会だったと思うし、私を含めた冬山初心者がいて、かつメンバーも多い中でリーダーがどのような考えで計画を立てているのか勉強になった。

結果として登頂できた。素晴らしい景色を堪能した。メンバーと交流できたし、南アルプスに接点を得ることができてよかったと思う。以降次回山行に活かす為に学んだことと反省点、課題を抜粋する。

学んだこと
•シェルのリペア方法
•シャベル、ワカンの外付けの方法
•テントの生活の仕方(靴、スパッツの置き場所)
•ガス缶を温めると火の威力が回復すること
•レイヤリングの可能性(下はミッドレイヤーなしでもいいかも、上はベストを着用することで手の自由を得る)
•足の指の癖(薬指、小指が内側に剃り気味で長時間歩行で擦れる)

反省点&次回に持ち越す課題
•アイゼンで急斜面歩行でシェルに穴をあけた
•雪から水を作る方法を知れなかった
•爆風でのテント設営ができなかった
•なぜ往路でルンゼに行ってしまったのか

テントの中では卵付きのすき焼き、ドライカレーなど手間暇かけた豪華な食事をいただいたりして、梅酒やワインもあって楽しい時間を過ごせました。メンバーに感謝です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:578人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら