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Yamareco

記録ID: 5047579
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

グランパパで年越しキャンプ、田貫湖で初日の出、長者ヶ岳で登山

2023年01月01日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:21
距離
5.3km
登り
484m
下り
661m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:38
休憩
0:08
合計
2:46
距離 5.3km 登り 494m 下り 663m
11:55
11:56
8
12:04
63
13:07
13:12
28
13:40
8
13:48
13:49
11
14:07
14:08
0
14:08
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス

感想

20230101_1_田貫湖の初日の出
https://youtu.be/4B7VuB-PSdc
20230101_2_長者ヶ岳
https://youtu.be/4HXDEtq20gc

ー−−−−−−−
大晦日 夜でもうっすら富士山が見えることに気づく。テントの中でアルミシートを二枚重ねしたせいか、熱くて寝られなくなる。極寒の中で熱中症になるかもしれないと下着だけになって何とかする。せっかく買った足先が冷たくならないように買ったシューズが無駄になる。 わりと近くのサイトでずっとせき込んでいる人がいてとても気になる。一緒のテントで寝ている人は最悪だろう。
元旦 田貫湖で初日の出を見て、その後すぐに登ろうとするが、朝食にカレーを注文していたので、カレーを食べて、テントなどを片付けてから登ることにする。

ー−−−−−−
20221231
13時過ぎ 出発
   自動車専用道路に入れないので遅くなるが、冨士から北上する。荷物が多く凍結によるスリップが怖いので、このルートが安心だ。まぁ、この時間帯なら凍結はないとは思うが、なんだか嫌な予感がするので、今回は富士のから行こう。道の駅 富士あたりで左折し、富士川沿いに北上する。ナビ通りに富士川を渡るともう少し早かったかもしれないが、自分が走り慣れている岩本山公園の方へ進む。太い道に出る。車が沢山いて安心できるが、信号にたびたび引っ掛かるので、ちょっとイラっとするが、山道を通るより、こっちの方が安全面で分があるので仕方ない。それより、富士辺りで右のお尻が痛くなり、今アマプラでよく聞く「可愛くてごめん/HoneyWorks feat.ちゅーたんあるいは feat.かぴ」が、「尻痛くててごめん」に変換され、頭の中でずっとリフレインしている。原曲とくにかぴの方はちょっとイラっとしたりすることがあるけれど、「尻痛くてごめん」のおかげで痛みが和らいでいるので、意外といい曲かもしれないと思えてくる。 自動車専用道路の入り口で左折して、白糸の滝の方へ向かい、いつもは芝川の方から上がって、左折して田貫湖の方へ行く交差点に出る。今回のルートからだとほぼ直進して行くことになる。
14時46分 グランパパ 到着
   受付がなんだかごちゃごちゃして情報が錯綜している。キャンプ場を管理している人が1人いて、あとはお手伝いに来ている人だろうか。あまり慣れていないというか、統率されていない感じがする。受付をPayPayで済ませると1000円位高かったので、質問すると、夜のラーメンと朝のカレーを入れての値段だそう。もらったレシートは引換券になるので、なくさないようにとのこと。受付から道をぐるっと回ると、男性が立っている。道路にスクーターを置いて荷物を降ろしたらフェンスの中に入れるようにと指示されるが、その後、後ろから車が来るから中に入れるようにと別の男性に言われて、サイトの中に停めて作業をする。 シートを張り、荷物を置き、スクーターをフェンスの中の駐車場の隅に停めてテントを張る。富士山を見ようとするが雲で隠れて見えない。明日も富士山が見えなかったら最悪だ。あと、車が止まっているのだが、ソロサイトの奥の人の車のようだ。おそらく指示されておいたのだろうけれど、私の場所から富士山を見るとばっちりその車が視界に入ってしまうので、なんだか損した気分だ。 トイレに行こうとすると、雲が晴れてきて、富士山が見えだす。思わず写真に撮る。近くの人たちも写真を撮っている。 トイレの近くから見る富士山もとてもよい。 トイレに入り流しで手を洗おうとするとお湯が出る蛇口があり、そこで手を洗う。このお湯が出るサービスはとてもありがたい。調理をするときこのお湯を使えば短時間で済む。蛇口は5つあるが、右の2つからは水が出ないようだ。まぁ3つあれば十分だろう。 キャンプ場をぐるっと回る。川の方のソロサイトに男性が一人降りていく。自然を満喫するにはこちらがいいと思うが、この場所からは富士山が見えないだろう。 テントに戻り、4時を過ぎようとしたところで、隣に自転車に乗った高校生か大学1年くらいの男の子がやって来る。そろそろ日が暮れるのに大丈夫だろうかと心配になる。 その後、私より頭一つ分くらい背が高い黒人がやって来て英語でしゃべり出す。二人とも自転車を通じて国際的な交流をしているのだろうか。とても気になるが、ソロキャンプなのに話しかけるのもどうかと思うので、干渉しないことにする。 薪をモーラナイフで割ってバトニングを済ませるが、ラーメンが来てから火を起こそうとしばらく待つ。 受付のところへ行くと、若い男性が2人待っている。 これから作るようだ。 左側にテーブルがあるので、そこでしばらく待つ。 子どもを連れた男性が、バーナーで火を起こそうとしていて、なかなかつかない。先に来ていた人たちのラーメンができ、器を持って帰っていく。火を起こそうとしていた男性はせっかく火が付いたのに帰ってしまったと悔しがっている。しばらくするとその必死につけた火が消えてしまい、太い薪をバーナーで燃やそうとすることはしない方がいいということを学ぶ。男性は子供連れで、その子どもが700円の薪を見て、これが700円?ぼったくりじゃん!と周りの大人を気にせずものを言う。自分の気持ちに正直な少年だ。 しばらくして私のラーメンができ、テントに持って行き、火を起こして、温まりながら食べる。さすがに横浜でラーメン屋を営んでいるだけあっておいしい。油がしっかり入っていて、すぐには冷えず、身体が温まる。 ラーメンを食べた後は焼きマシュマロをして、野菜をゆでて、ゆで卵やメンマを入れて、即席ラーメンのスープをお湯に溶かして、麺なしの味噌ラーメンを作って食べる。一瞬、みそらーめんの「めん」を取ったら「みそらー」かな?となんだか発明をした気分になったり、そもそもラーメンではないのだからと、突っ込んだり、これは、ただの鍋だろ、と冷静に分析したり、しばらく思考を楽しむ。ラーメンの器を返しに受付に行くと、テーブルの近くで火を付けていた男性が来て、どうしたのか尋ねたので、ラーメンの器を返しに来たというと、シンクのところに置くように言われる。それから、山によく登るという話をして、男性は山梨の大月から来ているそうで、富士山を山梨側から登ってはどうかと提案される。男性は数日手伝いに来る
21時30分ごろ
火が弱くなる。着火のために用意した不要になったプリント類を時々燃やして火を一瞬大きくする。しかし、すぐに消えてしまう。たびたび髪を宝利混むのが面倒になり、炭火に手をかざしながら、チョコレート(アルフォート イチゴ味)を食べ、水筒に残っていた、ふわカフェエクセラのミルクの星の数が3つあるものを飲み、空を見る。星が良く見える。星や星座に詳しければ、知的に楽しめるかもしれないが、オリオン座くらいしかわからない。ただ、キレイだと眺めるだけでも満足だ。それにうっすら雪をかぶっている富士山が夜でも見えることがわかっただけで、大収穫だ。 眺めに満足して、焚火台を灰入れに持って行き、灰をして、たたんで、防火シートも片付け、荷物をテントに入れて、シートを1枚減らす。もっとシートを少なくすれば、翌日、泥だらけにすることを防げたのだが、この時は気づけない。
22時前 
歯を磨き、トイレを済ませて、シュラフに入る。今回は、足先が寒くならないようにと、ふかふかのシューズを買ってきた。最初はそのシューズが寒かったので、電熱ソックスを履いて、その上に履くことにする。 スマホで明日の天気や日の出の時刻を調べていると、シュラフの中の熱さに耐えられなくなる。 電熱ソックスを脱ぎ、上着を脱いで様子を見る。 しばらくして、耐えられず、眠ることができない。 外は極寒なのに、熱中症になりそうだと、下着姿になり、シュラフのファスナーを腰くらいまで下ろし、熱くなったら外気を取り込むことにして、ようやく落ち着く。しかし、眠ることができず、翌日の3時半ごろに温度が下がり、ちょうどよくなってきたので、ヒートテックの上下を着て、仮眠する。

20230101
4時50分頃
4時過ぎくらいに、車が1台で定期、人の足音がしたりする。半分眠って半分起きているような状態でしばらくシュラフの中にいて、もう起きてしまえと、出発の準備をする。モンベルの水筒の中のお湯でカフェラテを作り、パンを2つ食べる。 荷物をスクーターのリアケースに入れる。スクーターは霜がたくさんついていて、雪が降ったのかと思うほどだ。
5時、出発
門を内側から開けて、外に出る。ナビ通りに歩くとかなり大回りすることになるが、もっと近道はないのだろうかと、昨日聞いておけばよかったと後悔する。 徐々に明るくなり、少し小走りになったりする。後ろから時々車が来るので、止まって、後ろの車を見て、轢かれないか確認する。 一応目立つように、夜のウォーキングで腕に巻いている点滅するLEDライトをつけているが、遊歩道を抜けた辺りの車道から歩道が殆どない道が続くので、慎重になった方がいいだろう。泉の森キャンプ場の横を通り、橋を渡り、田貫湖が見える。もう、明るくなってきた。 小走りで駐車場の方へ行くと、湖のほとりに人がたくさんいる。 先週の下見では、ここよりは、もっと奥で写真を撮った方が、富士山をまっすぐ見ることができる。遮蔽物が無い写真を撮るなら、もっと先だ。ここでは、鶏の群れが飛んでいる写真や、湖の写真を数枚撮って、奥へ行くことにする。 目的の場所へ行くと、カメラマンが湖の近くで何人も陣取っている。 もう少し奥へ行き、カメラを構えると、フレームの右側に、折れて中途半端に湖面から出ている木の枝が入って美しくない。 どうにか入らないようにアングルを変えたりして、きれいな富士山を撮る。 しばらく日の出を待つが、一向に太陽が出てこず、2,30分待たされる。7時を過ぎて10分くらい経った頃にようやく太陽が出てくる。シャッター音が沢山するが、私は写真ではなく、映像を撮る。映像を撮りながらでも、写真を撮ることもできる。太陽の光が強いせいか、緑色の光が太陽にかかって残念な状態になる。 動画をある程度撮った後は、パノラマ写真を撮る。これなら、緑色の光は入らない。 撮影をした映像や写真を新年のあいさつと共にFacebookに投稿する。なかなかアップロードされず、5分ほど待つ。まわりに人が少なくなる。 いいアングルの場所に行けるようになったので、そこでも写真を撮る。 駐車場へもどると、渋滞している。この状態ではなかなか帰れそうにないので、トイレを済ませて、山を少し登ることにする。公園を過ぎ、林に入ろうとしたところで、写真を撮っていると、後ろから50歳代くらいの男性が抜いていく。この男性も私と同じことを考えていたのだろうか。下を見て、渋滞もなくなり、朝食のカレーが食べられなくなる可能性も考えられるので、カレーを食べてから山に登ることにする。
8時30分ごろ キャンプ場
徐々に片づけを始める。自転車の子たちもテントをたたんでいる。
9時少し前 受付
カレーを受け取るときに、山に登ってきたのかと聞かれ、途中まで登って、カレーが食べられなくなりそうだったので、帰ってきたと笑いを取る。田貫湖までは回らないのかと質問をすると、川を渡らないとならないとのこと。吊橋でも作ってもらえないだろうかと思う。器はどうすればいいか聞くと、自分のゴミにしてもらえればいいと言われる。荷物を減らしたい人間にとっては回収してもらった方が助かるのにと思う。 テントに戻り、テントを片付けている自転車男子の前でカレーを食べる。できるだけ、見ていないことにするため、富士山の方を見て食べる。食事を済ませ、歯を磨き、テントを片付けていると、背の高い黒人が歩いて帰っていく。男の子一人になり、おじさんが話しかけている。二人分のキャンプ道具を持って自転車で来て、帰りはバスで帰るらしい。じゃあ、あの黒人はどうやって来たのだろうと疑問に思うが、話に混ざれずテントを片付ける。男の子が自転車に荷物を積み終わったので、スクーターをサイトに入れて、荷物を積み始める。自転車男子は車道に自転車を止めて、富士山の写真を撮っている。自転車の横にバッグが取り付けられていて、
うんてんしゅ
遊び人
Lv20
と書かれている。
レベル20の遊び人の運転手のようだ。ドラクエ3なら、賢者に転職できるレベルなのだが、彼は転職するのだろうか。 自転車男子が去り、奥の車の男性も去り、いつのまにか自転車男子の向こう側の人もいなくなっていて、富士山頂某ぼっちサイトはわたしだけになる。
10時45分 キャンプ場 出発
11時前 田貫湖駐車場
着替えをして、トイレを済ませる
11時22分 登山開始
今回は犬は現れずほっとする。
11時55分 富士山展望地
進行方向を見て右側にベンチがあり、なぜか、霜柱のかたまりが木の上に置いてある。近づいて見ると、そこから富士山が見える。前回は湖側からしか富士山を観ていなかったが、道の反対側から見えるとは思わなかった。新たな発見だ。霜柱を置いた人に感謝をしないといけない。
13時7分 長者ヶ岳
標柱の近くに男性が立っている。近くのベンチに老夫婦とその娘、その奥のベンチに老夫婦が座っている。男性が降りていき、天子ヶ岳の方から白髪の女性がやってきて、写真を撮っている。わたしもおりんの映像を撮りたいのだが、中央の3人家族の雰囲気が台無しになりそうなので、手前の小さなテーブルがある場所で、食事をすることにする。パンは朝に2個食べてしまったので、ザ・ビッグで買ったブロック状のライトミールを食べる。今回は水筒は持ってきておらず、ナルゲンの1Lの容器に入った水で水分を補給する。 キャンプ場でお湯を沸かしてきて、ここでカフェラテでも作れば、もっといい気分になれたかもしれないが、いまさら遅い。 老夫婦が去り、スキー靴では甘い。と言い残して去る。その通り、今回は登山靴ではなく、バイクに乗るときに寒くならないようにスキー靴を履いている。登山靴を持って来たかったが、荷物を増やしたくなかったので、そこは妥協した。だから、甘いんじゃなくて、妥協したのだよと、ボブっぽい後ろ髪を眺める。 家族がいなくなったので、山頂標柱にお鈴を置き撮影をする。奥のベンチの老夫婦はお湯を沸かして調理をしていて、楽しそうだが、そちらの視界にはあまり入らないと考えることにする。 撮影をすませ、三角点や南アルプスの方も撮影をして、下山する。 休暇村分岐の少し手前で、老夫婦と娘を抜き去る。下りは膝のクッションを聞かせながら、スイスイ下れるので、あっという間で、休暇村分岐で撮影をする頃には、少し右側の方でガスってきていて、展望地のところではガスの領が増えている。
14時08分 駐車場
トイレを済ませ、初日の出の時に撮影した場所へ行き、写真を撮り、スクーターの近くで着替える。スクーターを置いた場所の近くには灰皿が設置されていて、そこでタバコを吸いだす人がいて、スクーターを置く場所を失敗したと後悔する。その奥のトイレには外国人が入っていたが、おそらく、本来の女性トイレの入り口が、防寒のための扉の中にあると気づかなかたったように思う。この辺りは、外国人でもわかりやすくすべきだと思う。
14時51分 駐車場出発
路面の心配はなく、荷物が減ったので芝川の方から帰る。

18時頃 帰宅 
今回初めて使って大活躍したモンベルのバラクラバが見つからない。下着類に混ざって見つかり、次回から、バラクラバを使った後、すぐにバラクラバ用の小さな袋に入れようと心に誓う。

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