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Yamareco

記録ID: 5051171
全員に公開
ハイキング
東海

男埵山、高土幾山

2023年01月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:32
距離
20.1km
登り
1,463m
下り
1,466m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:09
休憩
0:20
合計
7:29
距離 20.1km 登り 1,476m 下り 1,473m
6:58
168
9:47
9:54
163
12:37
12:48
52
13:41
13:41
44
14:25
14:27
2
14:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬籠峠から長野側に50m程の駐車できるスペース
コース状況/
危険箇所等
男だる山:積雪0〜20cm程、激藪、急登、細尾根等
高土幾山:積雪0〜15cm程、登山口までの林道に泥濘あり
カラーコーンの奥が取付きポイント
2023年01月02日 06:57撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
2
1/2 6:57
カラーコーンの奥が取付きポイント
多分たぬき
2023年01月02日 07:28撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 7:28
多分たぬき
ロープ場と細尾根
ちょっと怖かった
2023年01月02日 07:32撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
3
1/2 7:32
ロープ場と細尾根
ちょっと怖かった
チェーンアイゼンの金具が曲がって外れてしまった(急登すぎた?)
ペンチ代わりにストックで叩いて応急処置をした
2023年01月02日 07:37撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 7:37
チェーンアイゼンの金具が曲がって外れてしまった(急登すぎた?)
ペンチ代わりにストックで叩いて応急処置をした
多分うさぎ
2023年01月02日 07:51撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 7:51
多分うさぎ
レコで見たことあるやかん
2023年01月02日 07:56撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 7:56
レコで見たことあるやかん
イノシシがすごい勢いで逃げていったと思ったら笹の葉でできたベッドがあった
起こしてごめんなさい
(そしてこっちに向かってこなくてよかった)
2023年01月02日 08:14撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 8:14
イノシシがすごい勢いで逃げていったと思ったら笹の葉でできたベッドがあった
起こしてごめんなさい
(そしてこっちに向かってこなくてよかった)
尾根に出て本日の初めての日光を浴びる
激ヤブすぎてか急登すぎてかわからないが
アイゼンはまた違う箇所の金具が曲がってしまったのでザックのポケットに収納してツボ足で行く
2023年01月02日 09:03撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
4
1/2 9:03
尾根に出て本日の初めての日光を浴びる
激ヤブすぎてか急登すぎてかわからないが
アイゼンはまた違う箇所の金具が曲がってしまったのでザックのポケットに収納してツボ足で行く
一体いつまでヤブを漕ぎ続ければいいのだ
と思っていたところ男垂山到着
ここから南沢山方面に向け激ヤブ急坂を降りるのだが
この後悲劇が起きる
2023年01月02日 09:48撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
3
1/2 9:48
一体いつまでヤブを漕ぎ続ければいいのだ
と思っていたところ男垂山到着
ここから南沢山方面に向け激ヤブ急坂を降りるのだが
この後悲劇が起きる
ヤブを抜けた先の南沢山とのコル
ここに到達するちょっと前にザックに固定していたスノーシュー、ストック、ザックのポケットに入れていたアイゼン、水筒を落としていたことに気づく
熊鈴も無くなっていたのでザック外側の全ての装備を失っていたことになる
恐らく倒木をまたいだり、くぐったり、絡まったヤブを強引に突破したりしているうちに落として気づかなかったのだ
落としたことに気付いた時、50m登れば恐らくその範囲内で全て回収できるような気がしたがとてもこのまま登れる気がしなかったので
ひとまず余計なものをデポできるであろうここまで降りてきた
ストックはその辺に落ちている棒っきれで代用できるし水の予備もザック内に2リットルある
しかし足元の装備が皆無ではさすがに南沢山は諦めるしかない
回収するとして、仮に見つかったとしても体力と時間を大きく消費してしまうことだろう
遭難時のセオリーに反するが沢を下れば林道に到達できることは地図上で確認できる
とても悩んだ
2023年01月02日 10:20撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
5
1/2 10:20
ヤブを抜けた先の南沢山とのコル
ここに到達するちょっと前にザックに固定していたスノーシュー、ストック、ザックのポケットに入れていたアイゼン、水筒を落としていたことに気づく
熊鈴も無くなっていたのでザック外側の全ての装備を失っていたことになる
恐らく倒木をまたいだり、くぐったり、絡まったヤブを強引に突破したりしているうちに落として気づかなかったのだ
落としたことに気付いた時、50m登れば恐らくその範囲内で全て回収できるような気がしたがとてもこのまま登れる気がしなかったので
ひとまず余計なものをデポできるであろうここまで降りてきた
ストックはその辺に落ちている棒っきれで代用できるし水の予備もザック内に2リットルある
しかし足元の装備が皆無ではさすがに南沢山は諦めるしかない
回収するとして、仮に見つかったとしても体力と時間を大きく消費してしまうことだろう
遭難時のセオリーに反するが沢を下れば林道に到達できることは地図上で確認できる
とても悩んだ
最悪コルまで引き返せるルートを確保しつつ沢を降りていくことにした
林道まで行ければラッキー作戦だ
2023年01月02日 10:29撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
3
1/2 10:29
最悪コルまで引き返せるルートを確保しつつ沢を降りていくことにした
林道まで行ければラッキー作戦だ
林道に出た
遭難はまぬがれてホッとする
ホッとしたら道具を失った自分に腹が立ったり
ちょっと笑えてきたり
情けなくなったり
山にゴミを捨ててしまった罪悪感だったり
いろいろ思いながら林道を歩く
2023年01月02日 10:51撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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1/2 10:51
林道に出た
遭難はまぬがれてホッとする
ホッとしたら道具を失った自分に腹が立ったり
ちょっと笑えてきたり
情けなくなったり
山にゴミを捨ててしまった罪悪感だったり
いろいろ思いながら林道を歩く
恵那山北から見るときれいだな
2023年01月02日 11:36撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
6
1/2 11:36
恵那山北から見るときれいだな
ブランコ
2023年01月02日 11:36撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
2
1/2 11:36
ブランコ
中山道まで戻ってきた
水車がある
2023年01月02日 12:20撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
4
1/2 12:20
中山道まで戻ってきた
水車がある
一旦車まで戻り
スパイク長靴に履き替えて
予定していなかった対面の高土幾山を目指す
2023年01月02日 12:38撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
2
1/2 12:38
一旦車まで戻り
スパイク長靴に履き替えて
予定していなかった対面の高土幾山を目指す
登山口までの林道で今日一番の展望
恵那山から(多分)南沢山まで全部見える
2023年01月02日 13:17撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
7
1/2 13:17
登山口までの林道で今日一番の展望
恵那山から(多分)南沢山まで全部見える
高土幾山への取付き
この山は急登もなく
背丈以上の藪もなく
穏やかに森を歩いていく感じ
2023年01月02日 13:24撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
1
1/2 13:24
高土幾山への取付き
この山は急登もなく
背丈以上の藪もなく
穏やかに森を歩いていく感じ
針葉樹林帯の下は雪が積もるイメージなかったけど
この山は結構積もってる
そういう地形なのかな?
2023年01月02日 13:36撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
2
1/2 13:36
針葉樹林帯の下は雪が積もるイメージなかったけど
この山は結構積もってる
そういう地形なのかな?
高土幾山到着
モヤモヤした気持ちが少しだけスッキリする
2023年01月02日 13:40撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
6
1/2 13:40
高土幾山到着
モヤモヤした気持ちが少しだけスッキリする
試しに買って車に置いていたスパイク長靴
意外と良い
グリップ感はチェーンアイゼンと同等だ
使わなくなったスノーボード用のブーツのインナーをハサミで切って余丁を埋めるための脚絆にしたり、ソールも流用したが
足の裏がだんだん冷たさを感じてくるのでそこは改良が必要だ
2023年01月02日 13:56撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
4
1/2 13:56
試しに買って車に置いていたスパイク長靴
意外と良い
グリップ感はチェーンアイゼンと同等だ
使わなくなったスノーボード用のブーツのインナーをハサミで切って余丁を埋めるための脚絆にしたり、ソールも流用したが
足の裏がだんだん冷たさを感じてくるのでそこは改良が必要だ
撮影機器:

感想

新年早々惨憺たる登山をしてしまった。
徐々に雪山に対するレベルを上げていったつもりなのだが、まさか雪山の前に藪に道具を剥ぎ取られてしまうとは、、、
落としそうだなと思って(実際何回か水筒を落としている)ちょこちょこ気にはしていたのだが目を離した下りで全部失ってしまった。
敗因はパッキング技術の低さ、
藪山はロクロ天井で経験したので大丈夫、という奢り、
そもそも雪山を登るための装備が不足(チェーンアイゼンで登る場所ではない)、
といったところだろう。
生きて帰れてよかった。
勉強と割り切るしかない!

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