予想外の雨と、予想以上の星と太陽に会えました、北岳最高!
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
8:38 広河原
8:50 広河原山荘
9:20 白根御池分岐
11:30 二俣 12:00
14:00 草すべり分岐
14:20 小太郎尾根分岐
15:20 肩の小屋
9/6(土)
4:10 肩の小屋
5:00 北岳 6:15
6:26 吊尾根分岐
6:49 吊尾根北岳山荘トラバース分岐
7:15 八本歯のコル
9:30 二俣
11:52 白根御池分岐
12:20 広河原山荘
12:25 広河原
天候 | 9/5 くもりのち雨、のちくもり 9/6 夜から晴れて、一日中快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗り合いタクシーは、1200円でした。(バスは、1130円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはない。 雨の日は、八本歯のコルから二俣へ降りるところの木のはしごが、滑りやすそうです。 |
その他周辺情報 | 温泉は、駐車場のちょっと下の金山沢温泉に!850円 小さめの温泉で、清潔で気持ちよかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
軽アイゼン(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
鍋(1)
バーナー(1)
ガス缶(1)
|
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感想
山が好きグループで知り合った仲間たちと、北岳に行って来ました。
しかも、金曜日を休みにして、3連休の山行です。贅沢だ〜
ただ、天候の問題から、一泊で降りてきましたが、山の大変さとたのしさと、すばらしさが凝縮された最高の山行になりました。
7:50の乗合バスが集合場所
余裕を持って、3:00に千葉を出たら、6:00についちゃいました。
しばらく仮眠です。この時点で芦安は雨も降ってないし、時折青空でした。
7:00過ぎにみんな集まってきたので、準備してたら、乗り合いタクシーの方が、全員揃ったらタクシー出せるよ~
と言われたので、早めに出発できました。
8:10くらいに広河原に着いたら、ここは雨。
それは明るいのに雨が降ってる~
ここで、トイレとか登山届を出して出発です。
今回は、アトム隊の一員としての参加なのですが、ルートを歩いたことがあるのと、年長?かな、で、先頭を歩かせてもらいました。
ペースが上がり過ぎないように調整しながらのぼります。
(でも、時折早くなってましたね、すみません)
しばらくいくと、すぐに雨が降りだし、その後は降ったりやんだり。
二俣につく頃には、まわりはガス。
ここから、急に上り坂になるんですが、このがんばりどころで、大粒の雨が!
濡れてしまっては、行けないと思い、早めのカッパ装着です。
だけど、かっぱを着てののぼりは、暑い。汗だくになって、汗ななんだか、雨なんだかわかんないけど、ビショビショになりました。
この急坂で、みんなの心が音を立てて折れていく感じがよくわかりました。きついから、しーんとなるし、展望はゼロだし、雨だし・・・
でも、2番手を歩いてくれためぐちゃんが、明るく引っ張ってくれて助かった。
あ、俺自信は、のぼってる間は、雨でも何でも良いので、実は楽しかったんです。酸素が薄くなってきて、どんどんハイテンションになっていく自分がおもしろかった〜。俺って、やっぱり変なのかもなあと思ってました。(^^)
途中で昼ごはんタイム
また歩き出して、小太郎尾根についたときには、みんなのテンションも上がって来てひと安心。
あとは、楽しい稜線歩きです。(ガスだけど)
ちょっとした鎖場もあったり、もう今日の苦行のゴールが見えてるので、がんばれました。
ということで、ようやく肩の小屋に到着。
テン場にテントは、二張のみ。そりゃそうだよね。
ということで、我々のテント5張りをよさ気なところに張って、受付をして、ビールを買って、ミニ宴会です。
あ、稜線に出た頃から、雨はやんでました(^^)b
てっちゃんの巨大ザックから、大量の食材が出てきた時にはびっくりした。他の人も、いろいろ出してくれて、どれもうまかったです。
おでんに、梅酒に、枝豆に、ウインナキャベツに・・・
俺はというと、自分の食べ物と、ちょっとしたつまみってことだったので、ろくなものをもってこなかった・・・
ごちそうになりました(^^)
ひとしきり、飲んだあとには、ねむくなってきたので、解散して眠りにつきました。
気持よく眠りについて、のどが渇いて起きてみたら、まだ、夜中の0時だった。外が明るそうだったので、もしかして、晴れてるかなあと思って、テントの窓から外を見たら、星が見える!!
急いで、テントのファスナーを開け放すと、どどーんと星空が!!!
天気回復は予想していたけど、こんなに早く、こんなに完璧に回復するとは思ってなかったのでビックリ。
しかも、奥の方には、富士山らしき影も見えてる〜
星空と甲府の夜景と鳳凰三山のシルエットと富士山と北岳が全部見える最高のロケーションの場所でした。
少し寒かったので、テントの中で寝袋にくるまりながら、カメラを引き寄せ、三脚がないので、目の前の石を引き寄せ、そこにカメラをおいて、星空撮影にチャレンジ!これがやりたくて一眼レフ買ったんだもん。
露光時間やISOをいろいろ試して何枚も撮った。
台座が石なので、水平が取れずそこは苦労したけど、何枚かは何とか見られる写真が撮れた感じ。富士山もいい感じに撮れました。
最初だからこんなもんでしょ。もっと勉強します。
レリーズは持ってきてたので、これは有効でした。ずっとシャッター押さえてるとぶれちゃうからね。
外に出て、見渡すと満点の星だった。
流れ星も何個か。月はちょうど、肩の小屋の方に落ちて行ってたけど、鳳凰とかは、月明かりに照らされてて、すごくきれいだった。
浅間方面には、雷鳴が連続して発生してて、それもまたきれいだった。
これは、黙ってられないと思い、ご迷惑かとは思ったし、怒られてもしょうがないと思ったけど、隣のテントまで歩いて行って、
「ほ、星がみえてますよ〜、富士山もいい感じですよ〜」
って、起こしに行っちゃった。
無事、寝起きが良くて、起き出してきて一緒に見れました(^^)
共感できるって、うれしいっす。
その後も、何枚か撮って、寝て、今度は2:30頃起きて、また写真撮って。
予定では3時起床で様子を見て、土曜日の行程を検討しようということだったけど、この天気は本物だから、できれば山頂で日の出が見たいと思い、少し早めに起こしまわって、4:10出発することになりました。
天気は穏やかで、風もそうでもなく、空は雲なし、じわじわと明るく、オレンジが見えてきて、それに加えて、空の青さが濃くなってきて、も〜、たまらん。
やっぱり、この時間が一番好きだ〜
山頂には、5時頃到着。みんなでハイタッチ!
めいめいに景色を撮り、それぞれを撮り合い、かっこいい集合写真を撮ったりして、しあわせな時間を過ごしました。
で、待ってましたの御来光(^^)
東の空には雲があったので、若干遅れ気味だったけど、きれいな日の出でした。
金峰山、鳳凰三山、八ヶ岳、浅間、甲斐駒、槍穂高、乗鞍、御岳、仙丈、木曽駒、塩見、間ノ岳、荒川三山、そして富士山と、ぐるりと全部見渡せました。
なんて、しあわせ(^^)
西の空というか、眼下には、厚い雲がたっぷりありました。
あれが来たら、荒れそうな感じがまじまじ。
この後、北岳山荘まで行って、そこにテント張って、間ノ岳ピストンして、次の日下山というのが当初のプランだったけど、金曜日に散々雨に降られたので、晴れているうちに降りるのがいいね、ということで、八本歯のコル経由で降りることにしました。
と、西の空を見ると、切れ切れのガスが西から東に流れてて、向かってきてました。そこに太陽があたって、ブロッケン現象が発生。
6人並んでみてたんだけど、その並んでる姿そのままに、写っててかなりビックリ。しかもガスが流れて移動してくるので、ブロッケンがこっちに向かって移動してくるのがめっちゃ面白かった。
あんなの初めてみましたよ。
と、山頂を満喫したあとは、のんびり下山です。
あとは降りるだけだし、時間はたっぷり。
写真撮りまくりで、のんびり下山できました。
八本歯のコルからのくだりは、丸太のはしごが有名でどんなんやろかと思ってましたが、思っていた以上にしっかりしてて、不安なところはありませんでした。整備ご苦労さまです。
北岳バットレスも、間近でばっちり。
すごい迫力でした。これ、前回はガスで、見れなくて見たかったからうれしかった。
くだりはのんびりと言いつつも、暑くなってくるし、二俣は見えてるのになかなか辿り着かない。途中の沢で休憩を多めに取りながら、ぼちぼち降りました。
この日はほんとにいい天気だったなあ〜
バスの時間もなにも調べずに広河原まで帰ってきたら、あと5分で乗り合いタクシー出ますよ〜とのこと。
余韻に浸るまもなく、タクシーに乗って帰路につきました。
芦安では、みんなで温泉入って、反省会。
また、一緒に登りましょということで、握手して別れました。
今回の山行は、一日目は、予想以上に雨が激しくて、しょんぼりすることもあったけど、二日目は、予想以上に天気が早く好転して、最高の朝を迎えることが出来ました。ありがとう。
いい山行でした。
やま最高! やま仲間最高!!!!!!
ryu さん
実は私も北岳行きました。(^-^)/
(まだ下書き。。。)
ただ、広河原にかなり遅い時間の到着で
しかも白根御池小屋泊です。
ニアですが全くかすりもしません。(笑)
残念ですー。
初日は雨でテンション
翌朝の明るい陽射しを見たら
「昨日がんばって登ってよかったぁ!」
と思いましたね。
早朝出発のバスが平日にもあれば
肩ノ小屋まで一気に歩きたかった。
でも、どちら周りでも結構キツそう。(^^;
できれば今度は縦走してみたい!と思ってます。\(^o^)/
お〜、同じ日程で歩いていたとは!
残念。
金曜日は、もうちょっと天気が良いと思っていたんだけど、しっかり雨でしたね。
俺達は、がんばって予定通り肩の小屋のテン場まで行ったので、土曜の早朝からの最高の天気を満喫してきました。
早朝のバスに乗れたら、sionさんなら日帰りできそうですよ。
きついけどね〜
あ、後半の記事かかなきゃ!
すばらしい!山の上で過ごす朝は特別ですね。
ブロッケン現象か〜話にはよく聞くけど出会ったようなないような。
こういう稜線を歩くと、まだ先に道があるのに降りるのがもったいなくなりますね。
ブロッケンは、朝か夕方の太陽が浅い時に、ガスが湧けば結構な割合で見れますよ。
今回のように、6人並んでのブロッケンは珍しいと思うけど(^^)
次の日雨予報でなかったら、歩いてたんだけどね(^^)
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