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Yamareco

記録ID: 5057523
全員に公開
雪山ハイキング
大峰山脈

天女の舞|霧氷パラダイス

2023年01月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
tekari7 その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:46
距離
13.7km
登り
1,114m
下り
1,106m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
1:58
合計
8:37
7:59
3
8:02
8:02
57
8:59
9:24
35
9:59
10:16
70
11:26
11:48
16
12:04
12:16
6
12:22
12:23
39
13:02
13:06
27
13:33
13:48
50
14:38
14:55
27
15:22
15:22
65
16:27
16:27
4
16:31
16:36
0
16:36
ゴール地点
天候 曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天川村役場に駐車可。
綺麗なトイレあり。
無料

道中、凍結なくノーマルタイヤで問題なし
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし
アイゼン、スパッツ必携
稲村ヶ岳は黒々とした厚い雲に覆われていた
2023年01月03日 10:08撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 10:08
稲村ヶ岳は黒々とした厚い雲に覆われていた
霧氷が始まる
2023年01月03日 10:42撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 10:42
霧氷が始まる
ヒノキは氷びっしり
2023年01月03日 11:12撮影 by  SC-51A, samsung
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ヒノキは氷びっしり
繊細で白い、
2023年01月03日 11:29撮影 by  SC-51A, samsung
1/3 11:29
繊細で白い、
トゲトゲがびっしり。
2023年01月03日 11:31撮影 by  SC-51A, samsung
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トゲトゲがびっしり。
霧氷のオンパレード
2023年01月03日 11:53撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 11:53
霧氷のオンパレード
待望の青空が見えた
2023年01月03日 12:04撮影 by  SC-51A, samsung
1/3 12:04
待望の青空が見えた
霧氷のかけらが舞う
2023年01月03日 12:05撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:05
霧氷のかけらが舞う
真っ白
2023年01月03日 12:05撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:05
真っ白
素晴らしい
2023年01月03日 12:06撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:06
素晴らしい
天女の舞
2023年01月03日 12:13撮影 by  SC-51A, samsung
1/3 12:13
天女の舞
最高の眺め
2023年01月03日 12:15撮影 by  SC-51A, samsung
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最高の眺め
金剛山、葛城山、二上山
2023年01月03日 12:15撮影 by  SC-51A, samsung
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金剛山、葛城山、二上山
天女の頂へ
2023年01月03日 12:16撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:16
天女の頂へ
絶景を見下ろしながら休憩
2023年01月03日 12:37撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:37
絶景を見下ろしながら休憩
ときどき舞う
2023年01月03日 12:40撮影 by  SC-51A, samsung
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ときどき舞う
曇天にドーナツ状の穴が空いて
2023年01月03日 12:56撮影 by  SC-51A, samsung
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曇天にドーナツ状の穴が空いて
青空が広がる
(霧氷が落ちて、一気に茶色く変化)
2023年01月03日 12:58撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 12:58
青空が広がる
(霧氷が落ちて、一気に茶色く変化)
西から青空が押し寄せる
2023年01月03日 12:59撮影 by  SC-51A, samsung
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西から青空が押し寄せる
稜線の雲が取れた
2023年01月03日 13:01撮影 by  SC-51A, samsung
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稜線の雲が取れた
錆びついた鉄塔
2023年01月03日 14:29撮影 by  SC-51A, samsung
1/3 14:29
錆びついた鉄塔
稲村ヶ岳がみるみる晴れ渡り、
2023年01月03日 14:39撮影 by  SC-51A, samsung
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稲村ヶ岳がみるみる晴れ渡り、
白く輝く。
2023年01月03日 14:46撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 14:46
白く輝く。
左:バリゴヤノ頭
右:行者還岳
2023年01月03日 14:46撮影 by  SC-51A, samsung
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左:バリゴヤノ頭
右:行者還岳
異彩を放つ
2023年01月03日 15:56撮影 by  SC-51A, samsung
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1/3 15:56
異彩を放つ

感想

▼概要
近年になって注目を浴びつつある天女の舞。
弥山(みせん)までのコース中腹にある開けた緩斜面。ネーミングセンスが抜群だ。
美しい霧氷と大展望が魅力的だが、訪れる人は少なく静かな山行を楽しめる。
本日は4組の登山者と会った。

▼日記
年末年始3企画目となる本山行、行き場所に悩んだ。

天気予報によると、「冬型の気圧配置となり、上空約1,500mでマイナス6℃前後の寒気に覆われる」らしい。
台高山脈や大峰山脈南部は晴れるらしいが、他は曇り〜ガス。

これは悩ましい。
当初、天女の舞に行こうと思っていたが、曇りやガスだと何だかもったいない。かといって、近場の金剛山も...。

予報サイトを詳しく見ると、ガスは八経ヶ岳(1915m)のみで、山上ヶ岳(1719m)や釈迦ヶ岳(1800m)は曇り〜晴れとなっている。
雲底は1800m以上だろうと踏んで、天女の舞に決定。

前夜、母がおやつを作ってくれていたが、私が全員分のヘッデンを用意しているのを見て、長丁場を予感したのかおやつを増やして用意してくれていた。

当日朝は4:45起床、5:50出発。気温は4度と最近では寒い方だった。
駐車場を開放してくれている天川村役場には7時半過ぎに到着。気温はマイナス2度。
綺麗なトイレがあった。

川沿いに進んで集落を抜けるとすぐに登山口。
序盤は金網式の階段を辿って植林地をひたすら進み、一気に高度を300m上げる。途中の鉄塔からは稲村ヶ岳の山肌が目前に見えたが、山頂部は黒々とした厚い雲に覆われていた。

1020m地点で雪が増えてきたため、アイゼンを装着。父と私は12本爪。
林道出合いで小休止。風もなくときおり日差しが降り注いで心地よい場所だった。おまけに稲村ヶ岳〜バリゴヤノ頭の展望ポイントでもある。

すぐに山道へ戻るが雪深く、踏み跡を外すと脛まで埋もれることもあった。スパッツをつけて進む。

しばらくして、霧氷が現れる。ここから霧氷のオンパレードだった。心底、ここに来てよかったと感じた。冬山シーズンに入ってまもない繊細に輝く霧氷は、シーズン真っ只中のそれとは異なる美しさを放っていた。

寒気流入のおかげで、未明〜今朝に霧氷が育ったのだろう。さらに午前中を通して曇天の影響で日差しを浴びなかったため綺麗に保存されていたと思われる。
自然からの思わぬプレゼントに両親ともにとても喜んでおり、母は新しい装備でスタスタ歩いていた。

栃尾辻にはトタン板で覆われた簡易的な小屋があった。この周辺の霧氷が最も美しかった。細長いトゲトゲの微小な氷が枝葉をびっしりと覆っていた。

天女の舞は栃尾辻からすぐ近くにある。
白さを増した樹林帯をくぐり抜けると一気に視界が開ける。稲村ヶ岳方面がよく見渡せ、後方には金剛山・葛城山・六甲山と奈良・大阪の市街地が広がっていた。

冬型で寒気が流入しているにも関わらず、そして北西に開けているにも関わらず、天女の舞は無風の静けさと白い輝きと大展望を兼ね備えている、まさに別天地だった。

樹林に覆われた不明瞭なピーク、天女の頂に立ち寄ってから、再び天女の舞でおやつ休憩をとった。
父が座布団用に持ってきた黄色いマットが温かい。

帰路は途中で林道を辿ったが、大展望の連続で素晴らしかった。踏み跡も固まっており、ワカン不要だった。稲村ヶ岳〜バリゴヤノ頭の雲が晴れて、白く輝いていた。暗緑の森の向こうに光る岩峰は日本離れした景観だ。

なお、道中の霧氷はすっかり消えており、実に日照後の賞味期限は1時間ほどだった。青空と霧氷の両立は難しいのだろう。

ゆっくりゆっくり歩いて、日没直前に帰還。
改めて、天女の舞は人静かで良いところ。
人工物の気配が少なく、秘境感に溢れていた。

霧氷も大展望も楽しめて、素晴らしい1日だった。

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訪問者数:300人

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ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
天川村川合から栃尾辻を経て天女の舞まで
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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