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Yamareco

記録ID: 506039
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山五峰:別山〜三ノ峰縦走 上小池起点、逆さ別山辛うじて・・・

2014年09月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.2km
登り
1,758m
下り
1,765m

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:50
合計
9:50
5:30
80
上小池駐車場
6:50
6:50
120
六本槍
8:50
8:50
20
三ノ峰避難小屋
9:10
9:10
60
三ノ峰
10:10
10:10
50
御手洗池
11:00
11:50
30
別山
12:20
12:20
60
御手洗池
13:20
13:20
60
三ノ峰避難小屋
14:20
14:20
60
六本槍
15:20
上小池駐車場
天候 晴れ→三ノ峰辺りからガス発生
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道158号線から小池公園へ進む、約21キロ。カーナビは小池公園で検索、上小池駐車場では出てきませんでした。
長浜楽市→上小池駐車場:約150キロ、約3時間
コース状況/
危険箇所等
☆六本槍までは樹林帯を登ります。
☆六本槍から先、別山までは視界100%快適な縦走路が続きます。
☆急坂有りますが、ジグザグに登山道が切っていて大変登り易いです。
☆三ノ峰から先の多少のアップダウンは大して苦になりません。

★水の確保に注意、登山口の山水が最後の水場です。
★全体的に笹山、斜面の登山道では道の両サイドが笹で覆われています。踏み外しに気をつけて下さい。
★比較的長い縦走路です。雷・暴風雨から身を守る場所は三ノ峰避難小屋しかありません。別山の山頂も社はありますが、雨宿りも出来ないような超コンパクトサイズ、雷が鳴りかけたら、三ノ峰避難小屋まで即退散です。
上小池駐車場、車僅か7台、市ノ瀬とは大違い!
2014年09月07日 05:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 5:32
上小池駐車場、車僅か7台、市ノ瀬とは大違い!
別山まで水場はここだけ、水の確保はたっぷりと。
六本槍までは樹林帯を登ります。
2014年09月07日 05:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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別山まで水場はここだけ、水の確保はたっぷりと。
六本槍までは樹林帯を登ります。
六本槍に着きました、まだ上部はガスってます。
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六本槍に着きました、まだ上部はガスってます。
東の空のほうからガスがとれ光りが差してきました。
奥に見えるのは三ノ峰
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東の空のほうからガスがとれ光りが差してきました。
奥に見えるのは三ノ峰
47都道府県の最高峰を目指している関東からの登山者、健脚でした。
2014年09月07日 06:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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47都道府県の最高峰を目指している関東からの登山者、健脚でした。
六本槍を越えるとずーっと視界全開100%!!
2014年09月07日 07:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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六本槍を越えるとずーっと視界全開100%!!
登り甲斐のある尾根、元気出てきます、来てよかった・・・
2014年09月07日 07:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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登り甲斐のある尾根、元気出てきます、来てよかった・・・
これはアザミ
2014年09月07日 07:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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これはアザミ
9月を過ぎても花結構さいているんですね。
2014年09月07日 07:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9月を過ぎても花結構さいているんですね。
左奥には経ヶ岳、中央に赤兎山、そして右に大長山が続きます。
2014年09月07日 07:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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左奥には経ヶ岳、中央に赤兎山、そして右に大長山が続きます。
北陸のもう一つの百名山、荒島岳
2014年09月07日 07:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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北陸のもう一つの百名山、荒島岳
2014年09月07日 07:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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花と山と青空・・・
足が止まって前に進みません。
2014年09月07日 07:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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花と山と青空・・・
足が止まって前に進みません。
右に槍ヶ岳の小槍の様な尖った山が・・・
つなぎぶしの槍だそうです。
2014年09月07日 07:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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右に槍ヶ岳の小槍の様な尖った山が・・・
つなぎぶしの槍だそうです。
ウメバチソウ
2014年09月07日 08:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ウメバチソウ
2014年09月07日 08:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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振り返って登ってきた尾根
2014年09月07日 08:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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振り返って登ってきた尾根
2014年09月07日 08:15撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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右端に別山が見え、左端には大汝峰と御前峰が・・・
残念ながらこの後白山三峰はガスで隠れてしまいました。
2014年09月07日 08:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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右端に別山が見え、左端には大汝峰と御前峰が・・・
残念ながらこの後白山三峰はガスで隠れてしまいました。
2014年09月07日 08:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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右斜めの尾根を登ります。
全体的にこの尾根道は急坂でもジグザグに道が切ってあり、大変登り易い感じ。
2014年09月07日 08:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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右斜めの尾根を登ります。
全体的にこの尾根道は急坂でもジグザグに道が切ってあり、大変登り易い感じ。
夜露に濡れて、お日様を待っているかのでしょうか。
2014年09月07日 08:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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夜露に濡れて、お日様を待っているかのでしょうか。
尾根道を境にガスと晴れの空気が拮抗しています。
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尾根道を境にガスと晴れの空気が拮抗しています。
盛りを過ぎても精一杯咲いています。
2014年09月07日 08:40撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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盛りを過ぎても精一杯咲いています。
ハクサントリカブト
2014年09月07日 08:43撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ハクサントリカブト
2014年09月07日 08:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年09月07日 08:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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三ノ峰避難小屋に向けてもう少し。
青空に吸い込まれそうな気持
2014年09月07日 08:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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三ノ峰避難小屋に向けてもう少し。
青空に吸い込まれそうな気持
タカネナデシコ、最後の一輪でしょうか。
2014年09月07日 08:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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タカネナデシコ、最後の一輪でしょうか。
三ノ峰避難小屋到着
2014年09月07日 08:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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三ノ峰避難小屋到着
寝るには十分ですが、屋内にトイレがあり、(この部屋とは仕切りで区切られていますが)少し臭うのが気になりますね。
2014年09月07日 08:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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寝るには十分ですが、屋内にトイレがあり、(この部屋とは仕切りで区切られていますが)少し臭うのが気になりますね。
三ノ峰周辺は低い笹で覆われています。
2014年09月07日 09:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 9:03
三ノ峰周辺は低い笹で覆われています。
さぁ、これから右奥の別山に向けて出発!
白山連峰の天空の縦走路です。
2014年09月07日 09:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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さぁ、これから右奥の別山に向けて出発!
白山連峰の天空の縦走路です。
三ノ峰から別山を望む、奥にわずかながら白山本峰が。
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三ノ峰から別山を望む、奥にわずかながら白山本峰が。
三ノ峰山頂で、ecopasoさん
2014年09月07日 09:10撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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三ノ峰山頂で、ecopasoさん
三ノ峰から先、多少アップダウンはありますが、疲れは感じません。いやらしく無い尾根道です。
高度感はありますね。
2014年09月07日 09:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 9:13
三ノ峰から先、多少アップダウンはありますが、疲れは感じません。いやらしく無い尾根道です。
高度感はありますね。
2014年09月07日 10:14撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 10:14
逆さ別山、粘りましたがこれが限界でした。
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逆さ別山、粘りましたがこれが限界でした。
御手洗池、『おてあらいいけ』ではありません。
みたらしいけ・・・と呼びます。
水が無くなったら、最悪この水に頼ることになります。要煮沸が安全でしょうね。
2014年09月07日 10:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 10:16
御手洗池、『おてあらいいけ』ではありません。
みたらしいけ・・・と呼びます。
水が無くなったら、最悪この水に頼ることになります。要煮沸が安全でしょうね。
2014年09月07日 10:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 10:17
稜線はもう秋の気配
2014年09月07日 10:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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稜線はもう秋の気配
2014年09月07日 10:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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別山神社
2014年09月07日 11:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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別山神社
ecopasoさん、初めての別山は如何、病みつきになりそうでしょう。
2014年09月07日 11:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/7 11:03
ecopasoさん、初めての別山は如何、病みつきになりそうでしょう。
今年2度目の山頂
2014年09月07日 11:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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今年2度目の山頂
別山頂上から、御舎利山方面。千振尾根から結構登ってこられます。
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別山頂上から、御舎利山方面。千振尾根から結構登ってこられます。
別山から下山途中、御手洗池を眺めます。
2014年09月07日 12:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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別山から下山途中、御手洗池を眺めます。

感想

☆山と高原地図で白山連峰の登山道を眺めると、北は中宮温泉から南は石轍白まで南北に長く連なる山域で四方に広がる尾根に沿って魅力的な登山道が張り巡らされています。

☆白山本邦の南部の別山は、甚之助避難小屋の手前辺りでいきなり右手に出現し、誰もがその存在感に感嘆の声を上げる白山本邦に勝るとも劣らない雄大な山です。もし・・・ですが、もし白山が無ければ、きっと百名山に選ばれていたことでしょう。

☆白山から眺めるだけではもったいない、ということで今回は南の縦走路、上小池駐車場からのルートにしました。別山に登るルートとしては、一番距離が短く、朝早く出れば日帰りも十分可能です。

☆この縦走路は、バリエーション豊富で登る者を飽きさせてくれません。
・六本檜までの樹林帯、急坂が無いのでありがたいです。
・六本檜から先は、もう視界を遮るものは何もありません。三ノ峰避難小屋のあるコルまで尾根道を一気に登り詰めます。時期的に期待していなかった花も待ってくれていたかの様に楽しませてくれます。背後には、荒島岳、経ヶ岳、赤兎山、大長山等眼下に広がります。
・避難小屋まで行けば三ノ峰山頂まであと少し、別山までの快調な縦走路が白山御前峰まで連なります。白山のメイン道である砂防新のピストンでは絶対に味わえない白山連峰の縦の長さを実感、白山のまさに『天空の縦走路』です。
・別山山頂がどんどん近くなり、あと一息のところには別山平という平原があり、7月には一面ニッコウキスゲで覆われます。少し進むと御手洗池(みたらしいけ)、逆さ別山のベストショットを狙いたいところですが、直ぐにガスが発生してなかなか上手くいきませんね。
・御手洗池から別山はもう少し、眼前にそびえています。別山の南面には大平壁と呼ばれる台岩壁が山頂まで垂直にへばりついています。大平壁は登りませんが、ちょっとビビりながら痩せた尾根を一気に山頂へ。
・山頂は360度のパノラマが広がります。晴れていれば、御前峰、大汝峰の主峰は勿論、北アルプスなどの大展望に感動・感動・感動の連続!!

☆南竜山荘の営業は10月15日まで、今年の夏は短かったですね。秋本番もすぐそこまで来ています。色付き始めた時期にも登りたいし、最盛期の白山、別山も期待大です。今年、あと何回登れるかなぁ。

 今回は、表白山と全く違った白山を体験できました。
別当出会いからの本峰へのメジャーコースの賑やかさとは正反対の静かな
登山が楽しめました。登山道もよく整備されていていますし、往復15km〜という距離もまたほどよい達成感を味わえました。
上部はガスっておりましたが「またさらなり」という感じでした。
白山三峰は分かりますが、五峰があったことも知りました。よい山行きができ感謝。

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コメント

もォ〜〜〜!ステキ過ぎます(*^^*)
yoshikun1さん, ecopaso さん こんばんわ〜^^
このレコを拝見した瞬間 行きたい!って思いました
こんな景色を見ながらのんびり歩いてみたいなぁ
あ、のんびり歩いてたら日帰りできない!?w
ホント、ステキすぎるレコをありがとうございます
2014/9/9 23:53
Re: もォ〜〜〜!ステキ過ぎます(*^^*)
multifloraさん、こんにちは−
2,000Mを越える山の高度感は本当に素晴らしいですね。
少し遠いですが、秋本番の白山・別山を是非是非!!
日帰りも何とか可能でしょうが、
折角なので室堂か南竜山荘一泊でゆっくり、まったり・・・がおススメです。

ところで、沢登りのシーズンはもう終わりですか?
今年はハマっておられましたね。
えっ、秋も勿論?、ひょっとして冬は氷壁にトライされていたりして
2014/9/10 7:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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