大雪山/黒岳〜北鎮岳〜比布岳〜当麻乗越〜裾合平
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:25
12:05黒岳七合目→13:37黒岳/13:43→14:00黒岳石室
【2日目】
6:07黒岳石室→6:44御鉢平展望台/6:57→7:21北鎮岳分岐/7:31→7:48北鎮岳/8:05→9:13比布岳/9:30→9:37愛別岳分岐→9:45安足間岳/9:52→11:05昼食(当麻岳の尾根標高1800m付近)/11:52→12:08当麻乗越→12:27ピウケナイ沢/12:33→13:02裾合平13:14→14:32姿見池
天候 | 【1日目】曇りのち雨、【2日目】晴れときどき曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:姿見(ロープウェイ)→旭岳温泉(バス)→旭川(JR)→札幌 |
コース状況/ 危険箇所等 |
比布岳から当麻岳の先までは稜線を歩く。痩せた箇所もあるので、風雨が強いときは体温低下や転落に注意が必要。悪天候のときはこのコースは避けた方が無難。 当麻乗越と裾合平の間にあるピウケナイ沢。川幅は5mほどで、飛び石を伝って渡るが、融雪期や降雨後の増水時は徒渉困難となるので、事前に情報を得るよう。 |
その他周辺情報 | 下山後、旭岳温泉の「湧駒荘(ゆこまんそう)」で入浴。 「湧駒荘」はソチ五輪スノボ銀メダリストの竹内智香選手の実家。日本秘湯を守る会に加盟する渋い温泉宿。 建物のわきには「神泉」と名付けられた大雪山の湧水の取水場があり、冷たくて軟らかい天然の水を自由に汲むことができる。 |
写真
感想
まだ早いかなと思っていたが、ことしの大雪山の紅葉は平年より相当早く、ウラジロナナカマドやウラシマツツジ、チングルマの草紅葉がかなり色づき、すでに見頃を迎えていた。
加えて、近年にないほど良い色づきだそうで、文字どおり錦繍の山を歩いてきた。
初日、黒岳五合目のリフト乗り場から見上げた黒岳の斜面には、ところどころに鮮やかな赤い模様があった。
歩き始め、九合目あたりから濃いオレンジに色づいたウラジロナナカマドが現れた。左手に見えてきたマネキ岩の斜面にも赤や黄色が広がっていた。
黒岳の山頂に達した直後に強い雨に襲われた。紅葉を愛でるのもそこそこに小屋(石室)に駆け込み、その後は小屋で停滞。
手持ち無沙汰のため午後4時半前から酒を飲みながら夕飯を食べ、午後7時には寝た。
夜中に目が覚めたとき、風の音が聞こえた。トイレに行くため小屋の外に出ると強い風が吹いていたが、空には薄雲のかかった月があり、雲の切れ間から星も見えた。
翌朝、風はおさまっていたが、どんより曇っていた。
ご来光を見に桂月岳に登った同宿者もいたが、目的を果たせず、ガスに濡れて戻ってきた。
小屋を出発する頃になると、青空がでてきた。それからは晴れたり曇ったりの天気。
ガスに覆われることもあったが、晴れ間が広がったときは、ため息が出るほど素晴らしい景色を堪能した。
北鎮岳から裾合平までの間は歩く人も少なく、出会った登山者は6組7名だった。
山を下り、旭岳温泉の湧駒荘で入浴後、ビールを飲んでいると激しく雨が降り出した。
この日、山では雨に遭わなかったのに、風呂に入ったあと雨に濡れながらバス停に立つ羽目になるとは、何とも皮肉と暗い気持ちになった。
しかし、バスが来る時刻になると雨は上がった。ラッキーな一日だった。
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