城山・一丁平・多摩丘陵の花 オオヒナノウスツボ、ミツバフウロ等

2014年09月09日(火) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 10.6km
• 登り: 707m
• 下り: 842m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:50

9:25 小仏峠登山口
10:15 10:20 小仏峠
11:05 11:40 城山
12:45 12:50 一丁平
13:45 13:55 もみじ台
15:05 ウッディハウス愛林
15:15 ゴール地点

花探しの為コースタイムは全く参考になりません。
出発地点はGPSの測位が正確でないままスタートしてしまいずれています。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日影に1台駐車、4名でもう1台に乗車し小仏峠登山口に駐車
日影に下山後、車を取りに小仏峠登山口へ移動

写真

今日は小仏峠登山道利用です　途中シュウカイドウの密集地帯があります

タマアジサイの花期の長さには毎回驚かされます
未だ蕾も有りました

少し花が疎らですがベニバナイタドリが綺麗でした

高尾方面では今年初めて目にしたツリフネソウ

シュウブンソウ （秋分草）　大変地味な花で見過ごしてしまいそうです

ミズヒキは沢山有りますが開花しているものは少ないです

先週に続きオオヤマハコベ　今日は50mm単焦点で撮影したのですがこの有様です

フジカンゾウは至る所で長い期間目にすることが出来ます

小仏峠近くでこの花が沢山咲いている場所がありました　ミツバフウロです

本日のヒット　トチバニンジン　目玉の様です
小仏峠から城山へ向かう直ぐ近くで

至る所で咲いているヒメキンミズヒキ

ヤマハッカ　余り匂いはしませんでした

チジミザサ　何かシャープさを感じます

マルバノホロシの花と実　ヒヨドリジョウゴの紫版と言った感じです

先週との一番の違いはイヌショウマがかなりどこでも開花していることです

大分色付いてきたフジレイジンソウ　（アズマレイジンソウではありませんでした）

今日お会いした殆どの方がこの場所をご存知でした
皆さん通です

城山東尾根を少しばかり下りコシオガマの確認に行きましたが陰も形も無いのでホソエアザミの撮影です

ここにもヤマハッカがありましたがなかなか上手く撮影出来ません

ユウガギク　優雅な気分になれますが優雅ではなくて柚香でした　城山頂上近くにて

タイアザミの横顔です

城山頂上からの景色　台風がかすれて期待したのですが...

先週に続きキアゲハ登場です

キアゲハはアザミの蜜を特に好むのでしょうか　何度も戻って来ました

未だ色が薄いガマズミの実　もう直ぐ真っ赤になるでしょう

歯並び、いえ花びら並びの悪い　シラヤマギク

ノダケは大分開花が進みました

まばらなところが何故か魅力的なシラヤマギク

オケラの蕾

ナンテンハギ　同行した植物博士が何とナンキンハゼと言われたので一瞬名前を忘れました

何故か菊の中ではユウガギクが一番好きかも知れません　

先週は花が咲いていたのにもう実になったボタンズル

ヘクソカズラの青い実とツルニンジンの蕾　ヘクソ君は綺麗な色に変身します

又撮影してしまったシラヤマギク
ここまでは視界の開けた場所の城山巻道です

ツルニンジン（ジーソブ）　本当はバーソブを今日は探していました

イヌショウマは誰が一番立派な花を見つけるのか4人で競争です

ヤブタバコ　これもシュウブンソウと同様地味で気が付き難いです

本日一番希少な花　オオヒナウスツボです
発見したのは今日のメンバーの植物博士

どのイヌショウマも私が一番綺麗だから撮影してと言っている様です

今日はシモバシラは影が薄いのですが一応証拠写真です

同じユウガギクでもこんなに花弁が綺麗に密集したものも有る様です

ワレモコウはピントが合わせずらいですが一応証拠写真です

一丁平展望台から微かに見える大山　当然今日は富士山は見えませんでした

一丁平園地の近くでほんのり色付いたヤマボウシの実
未だ甘味が足りません

気が付いてみるとこのお粗末な写真しか無かったツリガネニンジン

ホウチャクソウの青い実
一丁平からの巻道　今日は全て巻道です

ウマノスズクサの実　この場所も多くの皆さんがご存知だった様で脱帽です　

もみじ台南巻道の草刈りが済み歩きやすくなりました　コウヤボウキ

この赤い実は何でしょう？　確かここにはウメモドキの花が咲いていたと思います

先程の証拠写真よりは多少ましなシモバシラの花

首が上を向いているガンクビソウ

白が基調のツルリンドウ　大変清楚な花です

葉がエノキに似ているエノキグサ　一応上部は花です

マツカゼソウも至るところで咲いています　日影林道にて

アキノウナギツカミでしょうか　大変薄いピンク色でした

この時期にクワガタソウ？と近づくとミツバフウロでした
大変綺麗です

ハグロソウ　日影林道は途中からハグロソウだらけになります

陽が差してシャープさに輝きが加わったチジミザサ

オオヤマハコベは日影林道で群生も登場します　そう言いながら撮影したのはひっそりと一輪だけ

毎回撮影してしまう好きな花の一つヤマホトトギス

地味なシュウブンソウは拡大しても地味でした

日影で今年初めて目にしたキツリフネ
群生していました

ちょっとインパクトの無いミヤマフユイチゴ

(ここからは多摩丘陵編です)
キバナアキギリ　特長的な花です　紫色のアキギリは希少です

シロシキブ
色付く前のムラサキシキブのようですが紫色にはなりません

ヤマホタルブクロ

ツルニンジンは当たり年？
蕾が豊富です

ツリバナの実
赤味を増した実がどんどん増えています

イチビ　別名：キリアサ（桐麻）　雑草ですが大変綺麗です
多摩丘陵の里山にて

同じく里山にてヒガンバナの蕾

(ここからは東京薬科大学構内です)
滞水池を背景にバンパスグラス　咲き立で綺麗です

オオタデ　背が高く花も大きいので見応えがあります

見頃を迎えたガジュツ　ウコンの仲間です

極小ですが綺麗で可愛いシロネ
地下茎が白いらしい

1株から8升の豆が収穫出来ることから名がつけられたというハッショウマメ　花も巨大です

これは薬用植物ではありませんが多摩丘陵の自然の中の植物園ですのでヌスビトハギを始め色々な花が咲いています

ヌスビトハギと比べて大変優雅な名が付けられたマキエハギ(蒔絵萩)　大変小さく清楚な花です

アカザカズラ　珍しい花が咲き始めていました
多摩丘陵の中にある東京薬科大学の薬用植物園は花の宝庫です
日曜・祭日は休園ですので要注意です

感想

ランツベルク

今回は先週と同じ様なコースを歩きましたが違いはたまたまスケジュールが合った4名での山行です。
車2台にて日影で待ち合わせて1台はそこに駐車、もう1台に全員乗車して小仏峠登山口まで移動して駐車後山行を開始、日影へ下山してから車を取りに小仏峠登山口まで戻りました。


ご一緒した方は、

1. Sさん、ヤマレコユーザーでユーザー名はKukimohuさん
写真撮影の大先輩で足元にも及ばない師匠的存在です。
これまで同行させて頂いた山行は私の出来の悪い写真では全く参考にならないと考えヤマレコにはアップしていません。
今回は私がよく行く奥高尾ということで恥を忍んでアップすることにしました。
其々の花の真の美しさはSさんのヤマレコをご覧ください。驚くほど素晴らしい写真ばかりです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-507127.html

2. Wさん、ヤマレコユーザーではありません
数年前にWさんからメールに添付されていたキツネノカミソリの写真を見て花の撮影に触発されました。
植物に対して学者並みに詳しく同定の仕方など教えて頂いています。花の開花時期だけでなくそれぞれのライフサイクルにも詳しいので冬には冬芽や葉痕について昨年からレクチャーを受けています。

3. Uさん、ヤマレコユーザーではありません
Uさんはゴルフをこよなく愛していますが一緒に山行するのもお好きです。しかし写真撮影されることは殆どありません。
歴史や城に詳しく、その関係の山行では教えて頂くことが多いです。
花探しのゆっくり歩行にも歩調を合わせるほど温厚な方ですが昨年ヒメオドリコソウがお好きだと判明しました。

以上男性ばかり4名での花探しの山行は奇異かも知れません。
しかし、8つの目でいつもより多くの花を見つけることが出来ました。