蓬莱山
- GPS
- 06:18
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,324m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:19
天候 | 曇り(一時雪) 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬莱駅から小女郎ヶ池、蓬莱山まではトレースがしっかりしており、安全に登山可能 |
写真
感想
蓬莱山を目指して、蓬莱駅から歩いて小女郎峠を目指す。
舗装道路の部分が長く、荷物も重く、さらに気温も高く汗もひかないので、未舗装登山道に入る前でバテバテとなってしまい、帰りたくなった。
雪道になってからは、景色の美しさと、歩きやすさで楽しみながら上がることができた。雪道はトレースが綺麗にできており、迷うことはなく、大きくハマることもあまりなかった。雪質もよく、きちんと踏みしめられるしっかりとした雪だったので、登りでは、スパイクも軽アイゼンも使うことなく、快適に登ることができた。
ただ、小女郎峠の手前の急斜面は非常に疲れた。よくこんなコースをトレースしたなあと先人に感謝。
峠に上がると同時に天気は崩れだし、視界も真っ白に遮られたので、ちょっと残念なこととなった。それでも、小女郎ヶ池に向かう。休憩できるような状況でもなく早々に立ち去るが、池の一部では、はまったような跡があったので、どこから水があるのかはわかった。
そこから蓬莱山までは真っ白で吹雪。トレースはあるので、下を見ながら淡々と目的地を目指す。お地蔵さんに見守られながら、なんとか蓬莱山までたどり着いた。
そこからは琵琶湖バレイスキー場なので、大勢のスキー客の邪魔にならないように、ゲレンデの端を通って打見山まで向かう。
本当はここから、クロトノハゲを経由して、志賀駅まで向かう予定をしていたが、本来の登山路と思われる部分でさえ膝上の雪で、雪が浅い部分も見出せず、30分以上は何とかならないか格闘したが、この先の状況もわからないので、あまりにも危険と判断して戻ることとした。戻るに当たっても、そこそこの斜面を強引に降りていたので、なかなか元の琵琶湖バレイに戻ることができず、目の前に見えているテラスに行くために、四つん這いになって、雪から出ている木を掴んで、なんとか、戻ることができた。貴重な経験となったが、体力の限界も感じたので戻る判断は正しかった。
打見山で軽アイゼンをつけて、再度、蓬莱山、小女郎ヶ池を目指す。
今回はホワイトアウトではなく、下の景色も綺麗に見れる状況となっていたので、結果オーライで、琵琶湖と街、また、連なる山々、雲から差す光など景色を満喫しながら、雪道を歩くことができた。
小女郎峠からの下山は、雪がクッションとなり、それほど足腰の負担はなく、楽しく下ることができた。
今回は、天気の悪いときの山の怖さ、ラッセルの大変さと、引き返す際の迅速な判断、雪の景色の美しさなど、多くのことが学べた。
今回のコースは、軽アイゼンなしでも大丈夫だと思われる。また、ワカンも持参したが使うことはなかった。
クロトノハゲまで行くのであれば、ワカン、スノーシューは必要だったが、コースの確認をしながら、滑らないように、沈み込まないように、またラッセルしながら、歩くのは自分の実力では無理なので来た道を戻って本当に良かった。
(追記)
他の方の記録からクロトノハゲから打見山には行けるルートがある模様
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