初己祭:比叡山・辨天堂
- GPS
- 05:43
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 924m
- 下り
- 973m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
例年、初己祭に比叡山の山頂へ登ってから、無動寺・辨天堂に行っている。今年も本坂から根本中堂を経て、大比叡へ登り始めると雪が出て来て靴が滑るが、何とか山頂までスパイクを付けずに登った。誰かはプラスチックスパイクを付けて楽々だと言っている。
大比叡は小さな小高い塚に杉などが大きくなっているので、昼でも薄暗いほどだ。そんな所で居合わせた若者に集合写真をお願いして撮ってもらう。山頂からの下りは流石に滑るので、何人かはスパイクを履いて下るも、分岐を過ぎると南向きの尾根は雪がなくて、折角の装備も邪魔な風だ。ドライブウエーを横断してケーブル延暦寺駅に来ると、琵琶湖と伊吹、鈴鹿の山並みが見事であった。今日は暖かいようで、展望台の駅前は寒さを感じない。辨天堂に進む道すがらはお詣りを済ませた方々が御朱印を持ってシンドそうに坂道を登ってくる。我々はそこを下るだけだ。
赤白幕を張った辨天堂には沢山の燈明が設置されて、1年のもっとも賑わうハレの日なのかも知れない。辨天堂には10個弱の小神社が祭られているので、それらをお詣りしてからお神酒を戴いた。かす汁や三つ豆なども自由に戴けるのだ。お詣りの方もそろそろ少なくなってきた頃、我々もお暇をして明王堂、大乗院を経て玉照院という中国風の延暦寺関係の建物の最後の場所でランチタイムとした。ここの陽だまりの風のない場所に座り込んだ。
これから進む、無動寺道は尾根を何本かを越えるので、意外と上り下りが多く、1個所は崩落があって、やや不安定な谷越もあるのだ。ただ、樹林の中にも関わらず、森林浴をしながらの陽だまり歩きなので気持ちがいいのである。途中、紀貫之の墓への分岐があり、遠見岩という展望地からは琵琶湖や鈴鹿が良く見える場所でゆっくり休憩をしてると、あっと言う間に車の通る県道に出る。そこから京阪の松の馬場駅は直ぐだが、今日は旧国道161まで歩いて反省会をするとのことで、坂本の町中を延々と歩いた。昔は何度も歩いたはずであるが、最近の変わりように驚きながらであった。何時ものようにビールで乾杯して、我々の初己祭は無事終了した。
”八”、”竹”、”柳”、”長"
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