西丹沢/鬼石沢

2011年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 09:05
• 距離: 9.2km
• 登り: 947m
• 下り: 943m

コースタイム

9:15大滝橋-10:15一軒屋避難小屋-10:40-10:55F2-11:18F311:50-12:30巨岩帯-13:53登山道(1160mコル)-14:00畦ヶ丸14:20-15:05 1,079mピーク-15:30鬼石沢920m地点-16:00F3-16:30F2-17:15一軒屋避難小屋17:40-18:25大滝橋

天候

1日雨でした

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

車は大滝橋の路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

・計画書は西丹沢自然教室
・温泉は山北駅のさくらの湯(6月からは閉館時間21:00に戻ったとのこと)
・食事はガキ対象を避けて、255号沿いのリンガーハットへ。

ファイル

非公開 5096.xls

計画書
（更新時刻：2011/06/16 05:00）

写真

最初から沢靴のttoiは沢へ洗濯に。登山靴のharuは梯子へ。

一軒屋避難小屋までのアプローチもなかなかシンドかった。

避難小屋が似合う漢(オトコ)

ワクワク。

第一堰堤を越えたところから入K!

最初がF2(10m)流芯右からttoiさんリード

水量多し

心配そうに祈る(ビレイする)haruさん。

セカンドharuさん。実はボルダラー

F3(20m)。tyakuりード。流芯右にハーケン多数。

登りでロープを出したのはF3が最後でした。

小滝が続く。

ttoiさん危機一髪?の後の登り

胎内潜りの巨岩帯(仮byGTOさん)。
どこを抜ける?

明るい空に向かって・・・奮闘につぐ奮闘

後半のチョックストーン。見た目よりは簡単。

お家みたいな可愛いケルンにいたずらしたのはharuさんです。

最後のチョックストーン。さっきのより簡単。

畦ヶ丸からは登山道を離れて1,079mピークを目指します。雨が強まってきました。

藪を漕いだら、沢山の虫がヒーッついてました。みんなで大パニック。haruさんが「芋虫探し要員」tyakuが「芋虫取り要員」とのこと。

かなりシビアに読図しましたぜぃ。

沢くだり〜

F3を懸垂!

全身ズブ濡れ。

カメラ目線の漢も・・・

強い水圧に漢も撃沈!

山ガールに変身。メットついてますがね。

感想

tyaku

「頼れる先輩CL不在で沢へ。」をテーマに鬼石沢へ行ってきました。

ガスガス天気で背中を押したら今すぐにでも雨が降ってきそうです。
車は、大滝橋のところで、キャンプ場敷地の駐車場に停めるか悩みつつ、
橋の路肩に駐車。代車のttoiさん不安そうヘへへ。

結局出発時には雨が降り始めました。気温も6月中旬とは思えない肌寒さ。
水浴びないといーなー。

一軒屋避難小屋までのアプローチは予想以上に長く、1時間みっちり。
避難小屋はかなりきれい。ありがとうございます。ここでガチャ類
装着して出発。ちなみにttoiさんから、「tyakuは読図要員」と
任命されました。。。「登攀要員」じゃなかったのか・・・

haruさん、ttoiさんはシーズン初の沢。嬉しそうにご対面してます。
ちなみに、私、気づいたらシーズン3本目。なんでこんなに沢行ってるん
だろう・・・やはりharuさんの魔術か。

ロープを出しての登りはF2、F3のみ(F1は通常登りません)。F3をリード
しました。どちらも手がかり足がかり多く、困難さは感じなかったです。

その後は途中荒れてるところがあったりしますが、そこはCLが、蜘蛛の巣を
払いながら、時に気付かず顔にまとわりつかれつつ、後続の2名は快適に
歩くことができました。「といちゃんは、蜘蛛の巣取り要員ね」by haru

F3の後は、傾斜が緩んで水量が寂しくなったり、堰堤があったりしますが、
総じて気持ち良く歩くことができました。そんなこんなで大したツメもなく
無事に登山道へ抜けた-。1人乗り気な私の希望で畦ヶ丸のピークへ。
この登りがなかなかにシンドかったっす。ある意味核心。畦ヶ丸山頂からは
ガスガスでしたが、心眼では富士山が見えましたよ。

休みもほどほどに。登山道を離れ読図を交えて1.079mピークへ。最初は藪で、
大量の虫の幼虫にまとわり憑かれて皆で大騒ぎしました(haruさんが
「芋虫探し要員」、私が「芋虫取り要員」らしい)が、先を急がねば
なりません。権現山へ通じる道なので、基本的に踏み跡もありますが、
途中迷いそうな支尾根が幾つかあるので読図はきちんと。

1,079mピークからは南南西方向に延びる尾根をつたって鬼石沢を目指します。
ここも踏み跡、所々ピンクテープがありますが、読図を入念にして下降。
最後はやせ尾根でしたが、無事に鬼石沢に帰還。

泥んこになった足元を流しながら初の沢下降。いい場所に降りてきました。
緩傾斜の中気持ちよく歩けました。ちょうど私たちが降りてきたところより
上部は、CSとか小滝とかが連続するので、かなりの時間がかかったろうな。
ナイスジャッジ!

F3で初懸垂。私、初沢懸垂。水量多いところで、全身ずぶ濡れ。先行して
降りたので、残りの二人にもずぶ濡れになってもらいました。
・・・なぜか笑顔が絶えません。そして、F2。懸垂支点に適当と思われる木の
ところに高巻くのが、今日一番のしょっぱさ。慎重に、確保しつつ何とか
クリアしたのでした。F2からは、降り続ける雨の中、楽しい1日を振り返り
ながら何とか出発地点に帰ってきたのでした。

登攀、遡行、読図、沢下降、懸垂下降、楽しいメンツ・・・もろもろの要素が
入ったとっても楽しく、なお且つ身になる充実の1日でした。雨(時々大雨)の中、
モチ下げずに、これまでの技術を工夫しつつ実践できたことは収穫です。

反省点は、やはりスピード。遡行スピード、ザイルアップ!、ロープの
からみ取り、パートナーとの意思疎通、懸垂をスタートするまでのもろもろの
動き。これは谷川での課題と同じ。ゆっくり楽しみながら登りたいけど、
まずは経験の中でスピードつけていかないとですね。。。頑張ります。

ここでは書けませんでしたが、1日笑いながら楽しい沢でした。
haruさん、ttoiさん、ありがとうございました。

ではまた〜

コメント

miw

お疲れ様でした〜
盛り沢山の沢トレ無事成功おめでとうございます
でも、あんな雨の中…、すごいなぁ。しかも笑顔で。
寒くなかった〜？？？

tyakuさんが着てるのは、今年新調した沢ヤitem？
雨の中の着心地はいかがでした？
他の2人は普通の雨具かな。

ttoiくんの代車は沢の香りでいっぱいね

tyaku

ナイスふぁいんとらっく！
ウェアはファイントラックの
沢仕様のです。水捌け良しです。
でも、さすがに寒かったので
下りは雨具着用しました。

鬼石沢、なかなかオススメです。