南八ヶ岳から国内最高地野天風呂


- GPS
- 08:32
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 2,129m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:31
天候 | 曇り所々晴れ間、ガスはなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:稲子湯からバスで小海線小海駅。 |
その他周辺情報 | 水:不動清水(コースから往復徒歩7分) 赤岳展望小屋(500mlで500円) 硫黄岳山荘(1Lで100円) |
写真
感想
初の八ヶ岳トレラン。赤岳から硫黄岳のあの素晴らしい稜線を走ってみたくて。
ヤマレコでみると美濃戸口から周回でトレランする人が多いみたいだけど、自分は美濃戸口から出発しつつ、硫黄岳からは夏沢峠経由で稲子湯に降りるワンウェイを選んでみた。稲子湯から硫黄岳にかけては、鏑木毅さんが「全国トレランコースガイド」でオススメしてるコース。途中に国内最高標高の野天風呂があるのも魅力。
*****
前日午後に路線バスで美濃戸口入りし、翌日は例によって、妻は麓でスケッチ、自分はトレラン。
初めての八ヶ岳で正直不安はあった。赤岳と横岳は岩登りや鎖場が多いらしいし、普通に歩くと14時間近い山ってのもほぼ初体験。
*****
美濃戸口から阿弥陀岳まではほとんど人に会わなかった。朝早く出たのが大きいかな。阿弥陀岳で一気に人が増え、赤岳直下の鎖場では上り客と下り客が交錯して1、2分待たされることも。
横岳一帯も鎖場や狭い岩場で人待ちが結構あった。まあすいてたところで危なくて走れない。トレランということは忘れ、このあたりは安全第一で進む。
台座ノ頭の南側あたりから険しさがなくなり、道幅も広くなるので、少しジョグできた。
夏沢峠からしばらく、ルートは国土地理院の地図よりも200mぐらい北を通る。道を間違えたかと思ったけど、1キロほどで地図のルートに合流できた。昭文社の地図は現地と一致している様子。
本沢温泉から稲子湯までは、さすが鏑木さんオススメなだけあって、通好みって感じ。苔とシダと湿地と古木――きっと何百年も変わってないんだろうなと思わせるようなしっとりしたトレイルで、傾斜がゆるくて走りやすい。人はほとんどいない----これはバスの時間が迫っていたせいもあるかも知れないけど。
*****
標準歩行時間の6掛けで行ければ14時5分稲子湯発のバスに乗れるなと思ってたら、最初から最後までほぼずっと6掛けペースだった。
稜線上の気温はおそらく5〜10度だったと思う。
上半身は長袖ジップロック。インナーとして、finetrackのフラッドラッシュパワースキン。赤岳到着直後に強風で寒かったので、モンベルのバーサライトジャケットを着たけど、風が止むと暑くなるので、横岳手前で脱いでしまった。標高の低いエリアではジャケットなしでさえ少し暑かった。
下半身はSkinsに短パン。ニューハレと種子骨サポーターを着用。足は最後までバテなかった。
稲子湯に入るかどうかは計画時点で少し迷った。本沢温泉の野天風呂に入ったあとにまた走るわけだけど、稲子湯でも風呂に入るなら着替えも余分に持たなきゃならない。結局バスの時間もギリギリだったので稲子湯は利用しなかったけど、下着だけでも換えを2つ持って来といても良かった。
硫黄岳山荘までに取った水分は1200mlぐらい。気温が低めだったせいか、少なめ。
ラン中に取ったカロリーは1300kcalぐらい。最後少し足りなくなって、本沢温泉でビスケットを買って走りながらほおばった。自分の場合、時間が長くなればなるほどカロリー摂取量が加速度的に増えるのを忘れてた。
もう1つの誤算は、夏沢峠過ぎあたりから頭痛が来たこと。バッグの中の頭痛薬を野天風呂で飲もうと思ったら入ってなくて、結局小海駅の薬局で頭痛薬を買って飲むまでずっと辛い状況だった。今後は頭痛薬を忘れないようにしないと・・・。
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