新穂高発 双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳+ちょっぴり伊藤新道 テント泊
- GPS
- 34:45
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 2,853m
- 下り
- 2,852m
コースタイム
天候 | 14晴れ、15日くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場マップ http://www.hida.jp/kita_alp/sinhotaka_p_map.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
山は完全なる冬の寒さでした。登山口の夜で10℃前後、山頂付近は朝、夜は0℃にせまる気温でした。凍ってなかったので氷点下まではいってないみたいです。平地で20℃後半なのでギャップがすごいです。万全の防寒対策を。 よく整備されていますので特別な危険はないと思いますが、通常山に存在する危険は沢山あります。ガレ場、浮石あり、細い道ありですので油断は禁物です。槍の絶景に見とれたり疲れたりすると危ないです。先輩に景色はちゃんと止まって見ようねと言われました。 登山道は総じてよく整備されている&明瞭ですが、双六-三俣蓮華間はガスってると若干方向感覚をつかみにくくなるかもしれません。 携帯の電波(ドコモ): 鷲羽岳の山頂はなんとかつながりました。それ以外は鏡平のあたりまでいかないと電波が入らなかったと思います。 ドコモの山岳通話エリアのマップ でも、地図で繋がれるとされてるエリアでも圏外なことがよくあります。 http://nagano.docomo-de.net/area/sp/m0/ma/a0305.html シーズン基地局なるものがあるとのことで、オフシーズンは基地局をヘリで降ろすので圏外となるようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
フリース
ダウンベスト
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック45l
ザックカバー
行動食
非常食
飲料(2.5l)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプx2
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ(適温4℃)
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感想
はじめに
でっかい槍ヶ岳を見てみたい。ということで三俣蓮華へ行ってきました。いつも日帰りなのですが、私の体力でそれは無理なのでテント泊に。テント泊は残雪期の笠ヶ岳に続いて二回目です。テントがショボイのに、どういうわけか二度とも寒いときに行ってしまいました。
全体の感想
このルート最高です。本などを見て、いいんだろうな〜と想像はしていたのですが、それをはるかに超える絶景のオンパレードでシャッター切りまくりでした。いろんな確度からの槍まつりです。おまけに憧れの伊藤新道の一部も見れて大満足です。
出合い
新穂高から真っ暗ななかヘッドライトを点けて1人で歩いていると、もう1つ灯りが。なぜだか会話がはずみ鏡山荘付近までご一緒しました。70になるという御方は毎日10km歩くそうで、ものっすごい健脚、ずーーっとリードしてもらって、かなり楽をさせていただきました。やっぱ話をする人がいて引っ張ってもらうと全然違いますね。暗闇の中を1人でもくもくだと結構しんどいですからね。剣岳の早月尾根もでしたが、なぜだかダブルスコア(歳が)のスーパーな先輩とご一緒させてもらうことが多いような気がします。経験豊富だからお話も楽しいです。
話は飛びますが、伊藤新道をお散歩です。
伊藤新道は誰も行く人がいないのかなと思っていましたが、いました。それもおっさんじゃなくてお姉さんが。へ〜、興味持ってる人っているんだな〜。この方にお話を聞いてみると熊がよく出てくるよとのこと。たしかにレアなフンがころがってますし、おいしそうな木の実もなってます。びびってちょっとしか行けませんでした。しかしここだけじゃなくて双六あたりでも出るみたいですね。実際、フンもありましたのでつい最近登山道に出てきたんですね。
今回の山行は寒かったです。
朝晩めちゃ冷え込みます。昼でも太陽が隠れるととても寒いですし、稜線上で風に吹かれると、まー寒いです。風を防げるウェアが欲しいです。動いていればまだ体温を保てますが、テント場でじっとしてるとか、朝日待ちでじーっとしてると、とにかく寒いです。ウィンドシェル+ダウンジャケットくらいあるといいです。
ダウン量400gのシュラフで快適に眠ることができました。0℃前後になる北アルプスの春、秋に活躍します。
鷲羽岳の山頂に朝日を見るために1時間くらいいましたが、寒かったです。初の鷲羽岳を暗闇の中進んで行くのは若干不安でしたが、なんとかなるものですね。
捻挫をしてしまう。
これは厳しかったです。帰り道、コースタイム4時間分くらい残ってるとこで、足首を捻挫。うげっ、足を地面に着けただけで痛い。歩けない。やべー、こんなんで助けを呼ぶわけにもいかないし、まいった!ちょっと焦るも痛み止めと病院で処方してもらった湿布を貼ると、なんと痛みがやわらぐ。おおっ、助かった。ちょくちょくぶり返しながらも、なんとか帰ることができました。用意しといてよかったー。
おわりに
道中、そして目的地の三俣で、さらに、色々なアングルから、とにもかくにも槍を見放題です。どこから見てもカッコイイし、朝、昼、晩、快晴、くもがかかってる、どんな姿も素晴らしいです。あと、三俣山荘の水がかなり美味しかったです。
お姉さんが!(゚Д゚)かっこいー!ソロだったら尊敬しちゃう(≧∇≦)
双六-三俣間に木の実いっぱいの大きな熊の熊のウンチありましたねー。
あまりに大きいので写真を撮っちゃいました。笑
説明不足ですんません。お姉さんも偵察(お散歩)だったと思います。直近でもまだ湯俣川の水量が多いとのことです。ある日、森の中で熊さんにーは勘弁してもらいたいですね。笑 伊藤新道は割りとそんな感じでした。
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