赤岳(杣添尾根からピストン)1泊
- GPS
- 08:57
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:49
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後、灯明の湯で一浴 |
写真
感想
初めて八ヶ岳連峰の最高峰・赤岳を登ってきた。ルートは杣添尾根からのピストンで、赤岳頂上山荘に1泊した。
登山口は八ヶ岳高原海ノ口自然郷の別荘地の奥にある。8年前に日帰りで横岳に行った時より別荘がさらに上部に建ち並んでいた。登山者用駐車場のすぐ近くに登山口があり、登山届をここで投函して出発する。
暗い樹林帯をひたすら登る。標高2500mを過ぎると樹木の背がだんだん低くなり、青空が見えるようになる。2700m付近からハイマツ地帯に入り、赤岳などの主稜線がはっきりと見える。
標高2825mの三叉峰に着く。左に行くと赤岳、右に行くと横岳方面。ここから近くの横岳をピストンして赤岳に向かうことにした。
緩い傾斜を登ると無名峰に着く。横岳を示す標識は、この先に奥ノ院にある。すこし下って、また登り返す。二つのハシゴを経て奥ノ院に到着した。
再び三叉峰に戻り、まずは鞍部にある赤岳天望荘を目指す。ハシゴを下りて、ここから地図には書いてなかったクサリやハシゴはいっぱい出てくる。予想外に時間が掛かった。
赤岳天望荘にたどり着いた時は、3時を過ぎていて、くたくたに疲れていた。ここから今夜泊まる赤岳頂上山荘までは標高差約180mの急斜面だ。両手で岩やクサリに掴まり、コースタイム2割増しで、やっと山荘に到着。受付前にとりあえず、目と鼻の先にある赤岳山頂を踏むことにした。
翌日、御来光を見てから朝食を食べる。食堂からは、東側の眺望が良い。小屋を出ると素晴らしい眺めなので、山頂でたっぷり撮影タイムを取った。雲海の上に富士山が頭を出している。権現岳の奥に南アルプスが雲海上に浮かんでいるように見える。中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスなどすべてが見えた。
昨日、苦労した天望荘までの道を順調に下る。ガスが東側から上がってきている。地蔵ノ頭を過ぎて、ハシゴ、クサリがある岩峰が立ちふさがる。
昨日通ったところなので、三叉峰まで短く感じた。
横岳は昨日行ったので、パスして杣添尾根を下る。
3連休の初日なので、本日はどの小屋も1000人以上入ると小屋の人は言っていたが、ここ杣添尾根はすれ違う人も少なく静かな山登りが楽しめる。危険なところはないが、深い樹林帯の中、単調な下りが続く。沢の音が聞こえてくると、まもなく橋に着く。ここから数分で東屋がある貯水池に出た。
以前、飛び石で水流を渡るところがあったが、それが無くなっていた。コースが変わったのだろうか。別荘池に入り、最初の自動車道で、登りに通った遊歩道ではなく車道を下る。遊歩道より楽ちんである。まもなく駐車場についた。駐車場は約10台ぐらい停まれるが満車だった。
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