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Yamareco

記録ID: 5113710
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳天神尾根で寒さとの戦い

2023年01月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
5.0km
登り
821m
下り
496m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:27
合計
4:17
9:08
30
10:01
10:01
37
10:38
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29
11:07
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14
11:21
11:41
6
11:47
11:51
12
12:03
12:06
9
12:15
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3
12:18
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7
12:25
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8
12:33
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52
13:25
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0
13:25
ゴール地点
天候 晴だけど山頂付近だけ強風
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道 水上ICから
谷川岳ベースプラザ立体駐車場に駐車
1回1,000円
7:30頃着でしたが15分程度駐車場の入場待ちで並びました。

ロープウェイにて天神平へ
往復3,000円ですが、モンベル会員は100円引き
営業時間は8:30〜16:00

道路状況はホテル湯の陣辺りを過ぎると、路面に雪があります。スタッドレスタイヤが必要です。それまでは、融雪用の水が流れているので雪はありません。
コース状況/
危険箇所等
前日の土曜日が強風によりロープウェイ・リフトが運休し、更に降雪があったため踏み跡が消えて踏み抜きやすいフカフカの雪でした。
本日の先行者の踏み跡はあれど、踏み抜きだらけのルートで、非常に疲れやすいコンディションでした。途中に岩場等は無く、雪上オンリーなのでスノーシューが使いやすそうでした。因みに私は終始12本アイゼンでした。

切り立った崖の上を通ることもあるし、上り勾配も急なので滑落の危険性はかなりあります。トレッキングポールでもいいがピッケルも安全対策の上で重要です。

ボーダーやスキーヤーがスノーシューを付けて登山道に入り込んできてます。バックカントリー目的なのであちこちに踏み跡や滑走痕があるためルートを間違えないように気を付けたい。
その他周辺情報 宝川温泉
https://www.takaragawa.com/
ロープウェイからは、車で25分とちょっと離れていますが露天風呂人気ナンバーワンの温泉です。映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとなった温泉旅館です。
せっかく近くまで来たので寄ってきました。
日帰り温泉は16:30までで、受付16:00、15:00推奨です。1,500円でした。
男女共湯浴みを着用しての混浴です。
露天風呂3〜4箇所、内湯1個所を利用出来ます。
露天風呂は全体的に湯温ぬるめです。露天風呂間は湯浴みで移動できますが、内湯は離れているので一旦着替える必要があります。内湯は湯温高めです。
休日の14時過ぎでしたが混んでません。外国の方が多めでした。
スマホやカメラの持ち込み禁止なので、今回写真ありません。
来週は寒波襲来で、積雪期前半の登山はギリギリセーフかな?と思い、谷川岳にやって来ました。ベースプラザの駐車待ちの写真。
2023年01月22日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 7:28
来週は寒波襲来で、積雪期前半の登山はギリギリセーフかな?と思い、谷川岳にやって来ました。ベースプラザの駐車待ちの写真。
3階に駐車して6階のチケットセンターに来ました。
2023年01月22日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 8:13
3階に駐車して6階のチケットセンターに来ました。
ロープウェイに乗って天神平に到着。
リフト待ちしているボーダー・スキーヤー達。
2023年01月22日 08:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 8:58
ロープウェイに乗って天神平に到着。
リフト待ちしているボーダー・スキーヤー達。
さて登山準備。アイゼン付けて
ポール、手袋等々。
2023年01月22日 08:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 8:58
さて登山準備。アイゼン付けて
ポール、手袋等々。
少し登って振り返る。
少し雲があるが、天気は悪くない。
2023年01月22日 09:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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少し登って振り返る。
少し雲があるが、天気は悪くない。
フカフカの雪なので一列になって進みます。
2023年01月22日 09:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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フカフカの雪なので一列になって進みます。
あそこに登ります。雄大ですね。左側のピークがトマノ耳、右側がオキノ耳だな。
現在天気はいいのですが、山頂付近で雪煙が舞い上がるのが気になる。
2023年01月22日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 9:32
あそこに登ります。雄大ですね。左側のピークがトマノ耳、右側がオキノ耳だな。
現在天気はいいのですが、山頂付近で雪煙が舞い上がるのが気になる。
左側の稜線がルートですがきつそうだな。
谷川岳って爽やかな尾根歩きってイメージだったのに、違うのね(笑)
2023年01月22日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 9:32
左側の稜線がルートですがきつそうだな。
谷川岳って爽やかな尾根歩きってイメージだったのに、違うのね(笑)
赤城山が見えますね。
2023年01月22日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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赤城山が見えますね。
武尊山をズーム。
山頂付近は吹雪いている感じ。
2023年01月22日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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武尊山をズーム。
山頂付近は吹雪いている感じ。
奥に突き出た雪山は浅間山ですね。
2023年01月22日 09:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 9:39
奥に突き出た雪山は浅間山ですね。
これから進むルートが分かり易い。
2023年01月22日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 9:42
これから進むルートが分かり易い。
谷川岳を見上げる。
2023年01月22日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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谷川岳を見上げる。
武尊山や剣が峰。右端が皇海山。
2023年01月22日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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武尊山や剣が峰。右端が皇海山。
皇海山。目立ってますね。
2023年01月22日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 10:15
皇海山。目立ってますね。
武尊山と皇海山がやっぱり見えます(笑)
2023年01月22日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 10:31
武尊山と皇海山がやっぱり見えます(笑)
浅間山。
この後、強風が吹き荒れ、気温低下・視界不良となる。寒さで指の痺れが治まらないので肩の小屋で休憩と食事。写真撮影どころではない。
2023年01月22日 10:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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浅間山。
この後、強風が吹き荒れ、気温低下・視界不良となる。寒さで指の痺れが治まらないので肩の小屋で休憩と食事。写真撮影どころではない。
トマノ耳に到着。
ホワイトアウト気味なので、すぐに次のピークに進みます。
2023年01月22日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 11:49
トマノ耳に到着。
ホワイトアウト気味なので、すぐに次のピークに進みます。
オキノ耳(谷川岳)に到着しました。
2023年01月22日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:04
オキノ耳(谷川岳)に到着しました。
振り返って先程通過したトマノ耳の山頂が見えます。強風とガスと雪煙で極寒状態です。手袋を外すと指が痺れてしまう。なので写真少な目。
2023年01月22日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:04
振り返って先程通過したトマノ耳の山頂が見えます。強風とガスと雪煙で極寒状態です。手袋を外すと指が痺れてしまう。なので写真少な目。
雪煙を舞い上げてます。テンクラAだったのですが(笑)
2023年01月22日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:05
雪煙を舞い上げてます。テンクラAだったのですが(笑)
早く帰ろう。
でも一旦あそこのピーク(トマノ耳)は通過点なので登らないといけない。
左側は、雪庇が出ていて、大きな崖です。落ちたらおそらく助からない。
2023年01月22日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:05
早く帰ろう。
でも一旦あそこのピーク(トマノ耳)は通過点なので登らないといけない。
左側は、雪庇が出ていて、大きな崖です。落ちたらおそらく助からない。
途中の写真は撮らず風が治まる場所まで来ました。
ゴールの天神平が見えました。
あと1時間ぐらい。お疲れ!俺
2023年01月22日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:23
途中の写真は撮らず風が治まる場所まで来ました。
ゴールの天神平が見えました。
あと1時間ぐらい。お疲れ!俺
標高を下げて風が穏やかに。
途中でスマホの電源が落ちてしまいました。バッテリー残量は充分なので極寒が原因でしょう。
2023年01月22日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 12:24
標高を下げて風が穏やかに。
途中でスマホの電源が落ちてしまいました。バッテリー残量は充分なので極寒が原因でしょう。
写真はベースプラザのフロア案内。
エレベーター4台が稼働してます。
2023年01月22日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 13:45
写真はベースプラザのフロア案内。
エレベーター4台が稼働してます。
チケットカウンター。
2023年01月22日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/22 13:45
チケットカウンター。
これは帰りに寄ったファミリーマート みなかみ湯原店のトイレ。扉が沢山あり充実していたので写真を撮りました。心意気が感じられるので皆さん積極的に利用してください。
2023年01月22日 15:35撮影 by  F-52A, FUJITSU
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1/22 15:35
これは帰りに寄ったファミリーマート みなかみ湯原店のトイレ。扉が沢山あり充実していたので写真を撮りました。心意気が感じられるので皆さん積極的に利用してください。

装備

MYアイテム
藤原文太
重量:5.75kg

感想

比較的安全なルートと言われている天神尾根ですが、天候が変化しやすいので危険な場合もあると言われている。今回はスタート地点と山頂付近で天候や気温が大きく異なって、身をもって厳しさを体験した。
写真を撮る為に手袋を外していると、指が寒さで痺れてしまう。手袋を付けても痺れが収まらなかった。仕方なく肩の小屋に避難して指を温めた。ついでにカップラーメンを食べて体も温めた。今回水筒にお湯を持ってきたので手短に出来た。
実は電気ポットを車に積んで、直前に車の中でお湯を沸かして水筒に移しておきました。
カップ麺を食べていると小屋にもう一組入ってきて、女性の方が私と同じく指が痺れてしばし休憩するとのこと。

体が温まったので意を決してアタック開始。すぐにトマノ耳に到着したが風が強く視界も悪いので、皆さんオキノ耳に行くかどうか悩んでいました。
私は迷わずオキノ耳に向かい登頂後速攻で下山しました。
下山途中にスマホが寒さでダウンしてしまいました。お陰でログが途切れてます。
恐らく山頂の気温は氷点下10℃以下だと思います。強風のため体感で−15℃位かな。バッテリーと有機ELが動作しなくなったのだろう。

今回は寒さと強風が良い経験となりました。サングラスよりゴーグルがいいし、目出し帽や、ネックウォーマーもあった方が良い。
スマホは体温で温めておいた方が良い?それともホカロンを当てておく?
紙とコンパスで行動できる必要性を感じました。極限状態のいざという時にスマホが使えないということになる。
服装はレイヤリングで寒さ的には問題なかったが、ニットの帽子が問題だったかも。ニットの帽子は汗を吸ってびちょびちょの状態だった。これで山頂の寒風をあびたのですが、その時は寒さは感じなかったが、影響があったらしく翌日体調不良になってしまった。仮に連泊だったら大変なことですね。
色々考えていると、装備がヒマラヤ登山隊風になっていきそうです(笑)
でも冗談抜きで、天気は良くても急にホワイトアウトして極限状態になる前提で最低限の装備は持って行かないとダメかな。次の候補の安達太良山も積雪期は同じだろうから・・・
特に顔廻りの装備とスマホの寒冷地対策が課題だな。

とにかく万が一のために今回の経験を今後に生かせればいい。

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コメント

fujiwara86 さん

おはようございます。
谷川岳は一年を通して素晴らしい山ですね。
登頂できる雪山は限られてくると思うので、いつか出会える時があるかも知れませんね。

昨日はアイゼン無しだったので、脚に羽が生えたように歩けました(笑)
2023/1/23 8:43
toshibodayoさん おはようございます。

谷川岳は春のお花が奇麗な時期に登るつもりでしたが、訳あって今回登ることになりました。
今回に限らず雪山に登るといつも体力不足を感じてしまう。目的地が遠く感じたり、距離の割に時間が掛かったり、疲れが激しかったりと。おそらくアイゼンを付けたせいで歩きにくかったり、足が重かったりが原因なのだろうと思ってますが、計画する時はそういうのを考慮しないといけませんね。

昨日は、さながら大リーグボール養成ギブスを外したような効果で足に羽が生えたのね(笑)
2023/1/23 10:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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